2014年9月19日(金)
「臙脂(えんじ)」
蕎麦の白い花が終わり、
焦茶色の実が次第に膨らんで、実の黒化が進んでいます。
収穫を終えた蕎麦畑は、刈り取られた茎が臙脂色に染まっています。
「蕎麦の赤い茎」については、柳田国男「遠野物語」の伝承民話や、
会津若松の伝説などいくつかの逸話が残されています
ルチンやビタミン、ミネラルなど
たくさんの栄養を含む蕎麦の赤い茎には、
数々の伝説が残されているほど、
どんな神秘的なパワーが秘められているのでしょうか。。。
可憐な白い花、黒い実、そして赤い茎、
蕎麦が放つ「白・黒・赤」の色から、
象徴的なインパクトと底知れぬ力強さが感じられる
今日この頃の風景です。
臙脂の世界(撮影:2014年9月16日)
長月の三(9月の3)
◆ 臙脂(えんじ)<出典:和色大辞典>
◆ 北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)
◇ いくこ&のぼる
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