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北竜町の彩どり・弥生の三「銀鼠(ぎんねず)」

2014/03/18 14:17 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/01/04 1:59 に更新しました ]
2014年3月19日(水)

「銀鼠(ぎんねず)


季節は、「啓蟄」を過ぎ、「春分」へと向かいます
春分は、太陽が真東から昇って、真西に沈み
昼と夜の長さがほぼ同じになる日

仏教では、悟りの世界である「彼岸」は西に
迷いの世界である「此岸(しがん)」は東にあるとされています

お彼岸は、迷い悩む人間が、悟りの世界へと通じる時空であり
ご先祖様の供養と感謝の念を抱いて祈りを捧げる大切な日です


銀鼠色の世界 
銀鼠色の世界(撮影:2014年3月18日)


「暑さ寒さも彼岸まで」
暖かな日差しと水分を含んだぼたん雪が
代わりばんこに繰り返す日々

じんわりと忍び寄る春の足音・・・
雪解けの雪野原は、ぼんやりと霧に憂い
銀鼠色に滲んでいます


弥生の三(3月の3)  弥生の三(3月の3)


銀鼠(ぎんねず)<出典:和色大辞典


北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)


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