「銀鼠(ぎんねず)」
季節は、「啓蟄」を過ぎ、「春分」へと向かいます 春分は、太陽が真東から昇って、真西に沈み 昼と夜の長さがほぼ同じになる日 仏教では、悟りの世界である「彼岸」は西に 迷いの世界である「此岸(しがん)」は東にあるとされています お彼岸は、迷い悩む人間が、悟りの世界へと通じる時空であり ご先祖様の供養と感謝の念を抱いて祈りを捧げる大切な日です
銀鼠色の世界(撮影:2014年3月18日)
「暑さ寒さも彼岸まで」 暖かな日差しと水分を含んだぼたん雪が 代わりばんこに繰り返す日々 じんわりと忍び寄る春の足音・・・ 雪解けの雪野原は、ぼんやりと霧に憂い 銀鼠色に滲んでいます
弥生の三(3月の3)
◆ 銀鼠(ぎんねず)<出典:和色大辞典>
◆ 北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)
◇ いくこ&のぼる