「竜胆色(りんどういろ)」 竜胆色(りんどういろ)は、 りんどうの花のような青みがかった薄い紫色。 西の彼方に沈みゆく太陽の光が、 大空を薄青紫に染めあげていく瞬間・・・ まるで、りんどうの花が天空いっぱいに、 花開いたような瞬間が目の前に広がっています。
竜胆色の世界(撮影:2014年1月21日)
「竜胆」の花は、根の苦さが熊の胆より苦く、 竜の肝汁にたとえて「竜胆」と名づけられたという・・・ お日様がにっこりと微笑んでいるときだけ、美しく花開き、 曇りの日や雨の日は、眠るようにその花を閉じてしまう花。。。 群れに咲き誇る花ではなく、 ひとり寂しげに佇む可憐なるりんどうの花。 花言葉は「正義」 「あなたの悲しいに寄り添う」 。 寂しくなった時、そっと寄り添って、 慰めてくれるような 竜胆色の空です。
睦月の四(1月の4)
◆ 竜胆色(りんどういろ)<出典:和色大辞典>
◆ 北竜町の彩どり 2014(2014年1月からの彩どりページです)
◇ いくこ&のぼる