2016年11月
議会だより No.305 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.615・2016年11月号
議員コラム
農産物の収穫期も終わり、日に日に寒さが身に染みる時節となりました。
6年連続の豊作が期待された水稲は、収穫当初、作況指数102のやや良でしたが、作業終盤には100へと下方修正され平年並みとなりました。しかし、全国的な過剰作付けの減少と北海道米の需要拡大により米価は昨年より1割程良いようです。
メロン・スイカ等の果菜類についても、九州での大地震や全国的な異常気象の影響により市場価格が高めに推移し、被災された方々には心からお見舞い申し上げるところではありますが、幸い順調に収穫期を終える事ができた本町の生産者にとっては良い出来秋になった事と思います。
また、本年より始まった「ひまわり油再生プロジェクト」による6haの擁油用ひまわりの収穫も9月中に対取・乾燥を終え、順調にいけば名寄での搾油を経て日清オイリオでの精油・製品化へ進む事と拡大・普及には、採算性に於ける町負担の発生や固定施設の必要性など、生産者側や各作業受託者側から数々の問題点が出てきています。
本年度のデータを基に、より継続性の高い生産工程を確立する為に、受託者を含め関係機関との更なる討議・検討が必要だと思います。私達も年度末には提出されるであろうより詳細な試算と次年度計画、そして農業者や町民からの幅広い意見を頂きながら「ひまわりの町北竜町」に反映していきたいと思います。(北島勝美)
(写真:北竜町ポータル)
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