2016年5月
議会だより No.299 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.609・2016年5月号
議員コラム
もう5月、そう感じられる方は多いだろう。ある学者によれば、人は経験を多く積むことでより時間の経過を早く感じるらしい。よって、一般に年齢を重ねればその感覚は強くなるとのことだ。
少子高齢化も進み、北竜町はついに人口二千人を割った。昨年の今頃コラムにも書いたが、国主導で地方創生「まち・ひと・しごと創生本部」が設置され、全国の市町村では総合戦略を策定し、地域経済の活性化などの目標と共に、人口減少の鈍化等が期待されているが、なかなか難しいのが現実だ。
将来の町づくり(政策)は既存の行政サービスを確保しつつ、積極的に提供し続けるいわば拡大傾向型だが、将来間違いなく町として重要な構成要素の一つである。人口減少が確実な今、町民に希望の持てる未来を提供するために、どのような道を進むべきか再考の時だと感じる。
将来を見据えて考えを起こすか、将来を仮定して今を考えていくか。
あなたはどうお思いだろうか。(小坂一行)
左:小坂一行さん
(写真:pixabay)
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