2015年9月
議会だより No.291 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.601・2015年9月号
議員コラム
報道や町の広報などで「地方創生」という言葉を見聞きされることがあると思います。
昨年、政府は地方創生をスローガンに地方の活性化と人口減少対策のため「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、関連法案が整備されました。
かなり簡略的ですが、地方(市町村・都道府県)は、これらの目的達成のため計画を策定し、「良いもの」、「効果がある」と認められれば国が補肋金を出すというものです。
当然ながら、地方では以前から力を入れて取り組んでいますし、現在進行形の案件であります。
今、全国の市町村は、この計画の策定の真っ只中にあります。当然やらなければならないことですから特に問題はありません。ただ、言葉の表現は良くないですが、結果的に市町村間で補助金獲得合戦、人口増を見込んだ人の奪い合い等にならないでしょうか。
そして何より、こういった取り組みが国としての見地から、真の「地方創生」と成るのでしょうか。あなたはどう思われますか。
地方重視を唱える政権は過去から多くあります。果たして今回の本気度は・・・。(小坂一行)
左:小坂一行(こさか かずゆき)さん 右:サンフラワーパーク北竜温泉
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