2014年6月
議会だより No.276 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.586・2014年6月号
議員コラム
最近、目にする新たな農業、農村政策があります。内容は4つの改革です。
① 農地中間管理機構 ② 経営所得安定対策 ③ 水田フル活用 ④ 日本型直接支払制度。
特に興味を持ったのは水田フル活用と米政策の見直しです。
休耕するのは高齢者、排水不良田、冷害が主な理由だと言われているようだ。又、主食米を現在の状況では8万トン程度減らすとの話がある。
主食米を急に増収する時は、飼料米などの水田を主食米水田にするのが手取り早い場合があるとの思いが意図しているように聞こえる。尚、畜産農家の飼料不足が生じた場合、トウモロコシなど輸入飼料に頼るのが軽減され、畜産農家の安定が見込まれる。
水田フル活用の例で反当たり10万5千円になると書いてあるが、最大収量の上限である6俵(5万円)から8俵(8万円)を見込むのが無難だと思う。
飼料米の売り先を個人又は都道府県や地域農業再生協議会等を利用すること、最終的には農林水産省に報告書を提出すること、生産農家の心配は飼料米にも検査があり、主食米と同じで等級、水分、検査場所などはほぼ決定しており、検査手数料も納めることである。
新たな農業、農村政策等々をすべてクリアすれば所得の倍増につながるのか・・・?
もっともっと将来の見える農政を期待したい。(松永)
左:松永毅(まつなが つよし)さん 右:北竜町の田植え風景
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