2014年2月
議会だより No.272 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.582・2014年2月号
議員コラム
日本は超高齢化社会を迎えている。我が町もついに高齢化率40%を超えた。高齢化が進むと医療費や介護費が増え、保険料の増加となる、そのためにも健康な高齢者対策が重要である。
現在、日本人の平均寿命は男79.94歳、女86.41歳で、健康寿命は男70.42歳、女73.62歳と言われている。今後は疾病の発生を防ぐ1次予防政策が大きくクローズアップされてくる。
幸い、我が町にもそれなりの施設として、温泉・パークゴルフ場・トレーニングルーム・・・ソフト面でも10年以上続くウォーキング教室、ラジオ体操、保健及び料理教室・・・等。
生活習慣と運動が健康寿命に大きく関係があり、特に運動習慣がある人は20〜80%認知症の発症が抑えられるそうだ。また、歩行の一歩が秒速lm以下になれば介護や認知症に近づくとも言われている。このように筋力の低下や外出が減れば人との交わりが薄れ、脳への刺激が減少するだけに、健康は自らどう守るかが問われる。
私は、ここ1年間振り返ると夏季は還暦野球、パークゴルフが中心で、特にラジオ体操(我が家から歩いて会場まで)、冬季はウォーキング教室(ハードでなく多くのヒントを得て自宅でも継続出来る)、ゲートボール(室内で集中力と切瑳の判断、ボケ防止に最適)、除雪(雪は健康の素と思えば気も楽)他に毎朝野球バットで素振り・夜寝る前に腕立て伏せ30回以上継続し、筋肉を低下させないように努めている。
新たにトレーニングルームが出来たのでどう組み入れるか楽しみである。幸いに今のところ一切、薬は服用していない。
どんなことでも自分なりに出来る運動であれば、声がかかると素直に受け入れ意欲的に取り組み、継続することが健康寿命を延ばす秘訣かも知れない。
今後の町づくりに経験豊かな高齢者パワーをどう生かすかが大きな課題ではなかろうか・・・(佐光)
左:佐光勉さん (イラスト:freepik)
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