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議員コラム(佐光勉 議員)

2013/06/11 14:56 に 寺内昇 が投稿   [ 2013/06/11 16:13 に更新しました ]
2013年6月
議会だより No.264 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.574・2013年6月号

議員コラム

 新町長も2年目を迎え、前年にない積極的な政策が執行方針で述べられた。特に本年は、ソフト事業面に力がこめられている。
 定住促進(出産祝い金・持ち家奨励金)・地域おこし協力隊(2人)・集落支援員・外国語指導助手・青春エール助成金(高校生通学助成金)・医療費無料化 (中学生まで)・着ぐるみ製作・夢の教室(トップアスリート)・日本で最も美しい村連合への加盟等・・・かってないほどのソフト事業が目につく。

 中でも注目されるのが「日本で最も美しい村」への加盟申請である。現在、北海道で6町村、全国で49町村が加盟している。
 素晴らしい地域資源を持ちながら過疎にある美しい町や村が「日本で最も美しい村」を宣言し、地域の活性化と自立を推進することを目的とする。書類審査を経て委員による現地調査が行われる。
 この加盟の意義は今、与野党ともに「道州制」の動きが急速に活発化している。また、地方分権等で税金は地方で、そのかわり地方交付税はなくすか、減らすことになるであろう。ちなみに本町であれば、現在町税は約1億6千万円。仮に国税等が移管されても3億円程度だと思う。昨年の地方交付税は約17億円。税金の5.7倍。交付税なしでは町の維持は困難となり、吸収合併の道を頼らなければならないと思う。

 あくまでも私見(推測)ではあるが、小さな町でも生き延びる道は「国民の心の故郷」として、日本列島に国策で数町村を残すことになると思う。
その受け皿が「日本で最も美しい村」連合に白羽の矢が当たる時がくるかもしれない。まさに先を読んだ政策として期待される。
 7月29日、現地調査がある。是非、町上げてもてなしの心で迎えよう!(佐光)


ひまわり
(写真:北竜町ポータル



「日本で最も美い村」連合ホームページ