2012年3月
議会だより No.249 議会広報委員会 より抜粋
広報ほくりゅう・No.559・2012年3月号
議員コラム
昨年の米は、平成20年以来の豊作となりました。
我が北竜町は全道で7番目の収量602キロ、作況指数106と発表されております。品質、食味も最高のものができました。
先日の新聞で、23年の道産米食率が目標の80を越えて82になったと道からの報告がありました。
理由としては何よりも食味の向上が、道産米への評価や支持に繋がっているということでございます。
これを励みにさらなる生産への努力をしたいものです。
町の広報1月号に森島みゆきさんの「フレッシュミズ遣外研修を終えて」、と題して素晴らしい報告がなされていました。この事業は町のひまわりバンク基金の予算の中で、フレッシュミズの皆さんに色々な研修をしてもらおうというものでございます。
今回は4名が大阪のスーパー、サンプラザに行って、北竜の米を試食、販売していただきました。4名の皆さんの行動や感じた事が手に取るように分かるレポートでございましたし、北竜の米生産のこだわり、農薬節減米や、情報公表JASの取り組み、ユーザーの評価も充分理解していただきたいと思います。
一歩離れて外から自分の地域、家庭を見る、そして感じたことがさらに自分を成長させると思います。レポートの最後にこう書かれていました。
「私は、本当に農繁期のお手伝い程度の仕事しかしていないのが実情ですが、それでも自分達の手をかけたお米が選ばれて、消費者の元に買われていく所を目の当たりにすることで、何かしら自分達の仕事に対する誇りや、自覚を見出せた気がいたしました。帰宅後も主人との会話で仕事への意欲が出てきました」
イラスト提供: 子供や赤ちゃんのイラストわんパグ
何と素晴らしい体験をしていただいたのか、本当にうれしく思います。
私は、こういう女性部の皆さんの体験、研修の機会をもっと、もっと作るべきと思っています。
年が明けて、内閣の改造がなされました。野田総理は、TPP、消費税増税強行推進派の岡田副総理を選任いたしました。そして野田総理は太平洋に向かった、TPPという名の大きな水門の扉を開けようとしています。
野田さんあなた忘れていませんか、この水門を開けて太平洋の海水が流れ込んできたら、あなたは生きて行けないのですよ、なぜならあなたは、ドジョウなのですから、海水の中では死んでしまうのですよ。
ぜひ思い留まっていただいてこの日本を守っていただきたい。
そんな気持ちで一杯でございます。(小松)
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