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平成23年度(2011年度)北竜町行政執行方針など

2011/07/29 16:17 に 寺内昇 が投稿   [ 2012/07/03 15:28 に更新しました ]

広報ほくりゅう No.548 2011年4月号より抜粋・PDF 一覧はこちら

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平成23年度 北竜町行政執行方針

 対話を重視し 明るく住みよい町づくりを推進


 本年におきましても町民皆さんとの対話を重視しながら明るく住みよい町づくりのため、より一層、行政運営に努力を惜しまない決意でありますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 我が国の経済情勢は依然として景気の低迷が続き、慢性的なデフレ傾向にあります。
 このような中、国は「円高・デフレ対策のための緊急経済対策」として地域活性化交付金を創設し、地方に対する財政支援を継続的に実施されたことにより、本町においても数多くの公共事業が発注され、地域経済にも大きな成果があったものと思われます。また、地方交付税についても、ここ数年は増額傾向にあり、本町への配分額も前年度並みが確保されるものと予想をしており、比較的安定した財政運営が見込まれるところでありますが、混迷を深める政局の動向によっては、地方重視の政策から方向転換される可能性もあります。
 このような状況下、本町にあっては行政のスリム化、効率化を更に徹底しながら財源の確保に努め、基幹産業である農業の振興、保健・福祉・医療の充実、文化スポーツの振興等々町民参加の町づくりを積極的に展開して参りたいと考えております。
 予算編成にあたりましては、平成21年度からスタートした北竜町新総合計画の基本構想に沿い、実施事業の優先度、必要性について厳しい選択を行い、限られた財源の重点的・効率的な運用を図ることを重点として編成を行いました。
 更には行財政改革の一環として特別職の給与、管理職手当の削減も継続して実施致します。
 新規事業としては碧水地区に老人向け公営住宅の新設、農産物直売所の建設、特別養護老人ホーム北竜町永楽園にスプリンクラーの設置工事を計画しております。
 限られた予算のなかで町民の負託に応えるべく最大限の努力をして参ります。

 以下、各種施策等について申し上げます。


防災・消防対策について

 災害対策に万全を期すため、本年「気象情報収集装置」を消防支署に設置し、災害の発生を未然防止する体制が確立されるものであります。
 また、国では全市町村に「全国瞬時警報システム」を配備し、有事の際の緊急情報を防災無線を通して全戸に配信できるよう整備を行っており、町民の安全確保を第一として関係機関との連携により防災対策を推進して参ります。
 消防体制については、火災発生時の消防体制に万全を期すため、消防第2分団碧水詰所に配備している小型動力ポンプの更新を行うとともに、和地区斎藤地先にある10トン級木造防火水槽を、新たに40トン級防火水槽に改修し、消防力強化に努めて参ります。
 また、平成23年5月までに既存の一般住宅に義務付けられている住宅用火災警報器についても全戸設置に向けて、各種団体の会議や講習会、防火教室を通じて設置を呼びかけて参ります。


サンフラワーパーク北竜温泉について

 入館者数は毎年、減少しており、町から管理を受託している北竜振興公社の経営は大変、厳しい状況にあります。
 また、一昨年のヒートポンプ導入により一定のコスト削減は図られたものの、高速道路の無料化やひまわりの里の入込み客数の減少に連動して売店等の売上げが大きく落ち込む結果となっております。更には開設後20年が経過し、設備の維持費用は今後増加するものと予想されますが、北竜温泉は町民の憩の場として存続することが多くの町民の願いであり、町としても積極的に支援をして参りたいと考えております。


地域おこし協力隊の活用について

 昨年7月より寺内昇さんご夫妻を地域おこし協力隊員として委嘱し、本町の魅力を全国に情報発信し、地域おこしの支援に関する業務を行っており、平成23年度も引き続き、その任務にあたって頂くこととしております。
 寺内さんご夫妻には、新たに町民参加型のウェブページ「北竜町ポータルサイト」の開設、運営をお願いしており、町内の個人や団体がこのサイトに参加して頂くことにより、北竜町の魅力をこれまで以上に広く発信されるものと期待しております。

北竜町史第3巻の発刊について

 平成24年度に開基120年を迎えるにあたり、第3巻の発刊を予定しております。すでに、昨年より町史編纂委員を委嘱し、編纂作業に取りかかっております。
 北竜町史第3巻の発刊は平成24年度を予定いたしております。

職員の資質向上と給与独自削減の廃止について

 職員研修については、中堅職員から毎年2名を市町村アカデミーに派遣し、10日間前後の専門的研修を実施して参りましたが、より高度な知識習得のため、一昨年より自治大学校に毎年1名を派遣しております。この研修は2か月間の長期研修でありますが、北竜町を担う人材育成として継続して派遣をして参ります。
 また、一般職員給与については近年の人事院勧告により、期末手当が大幅に削減され、年間給与額が年々減少していることを踏まえ、平成17年度から実施してきた職員給与の3%独自削減については、職員の生活保障の観点から継続をしないこととしました。

健康づくり対策について

 病気を未然に防ぐためにも、特定検診の結果に基づき、保健師と栄養士が一体となって、生活習慣の改善に向けた指導、支援を行い、健康づくりへの意識を高めるよう努めて参り ます。
 また、本年度も各種検診事業についても、引き続き実施いたします。
 特にがん検診については、全額町費負担にて実施し、がん検診受診率向上とがん予防の普及啓発に努めて参ります。
 なお、人間ドック事業についても、昨年同様の負担をいただいて実施して参ります。
 また、国においては、平成21年から23年までの3年間、自殺対策基金を造成し、その対策に当たることとしております。
 北竜町においても北海道とも連携を図り、自殺対策基金を利用し「心の健康」に関する講演会を開催し、町民の方に参加とご協力をいただきながら「精神の健康づくり」に努めて参ります。
 平成22年度より実施しておりますヒブワクチン予防接種及び新たに実施する小児肺炎球菌ワクチン予防接種は、町立診療所において受けた場合には全額無料で接種できるようにし、季節性インフルエンザ予防接種についても、全町民を対象に引き続き実施いたします。
 また、高齢者の肺炎球菌予防接種は、75歳以上の高齢者全員に対象を拡大し、健康寿命の延伸を図って参ります。
 歯科保健として、フッ化物洗口事業の円滑な継続実施と、この事業に参加できない幼児に対して行ってきましたフッ素塗布事業につきましては、自己負担を無くし実施して参ります。


高齢者支援対策について

 高齢者の方が生き生きと活勤し、安心して暮らせるように、社会福祉協議会に委託して実施しております「ひまわりクラブ事業」、「生活指導員派遣事業」、「配食・移送・除雪」事業、老人家庭等福祉灯油代支給事業、敬老会等は継続実施して参ります。
 「ひまわりクラブ事業」の昼食時に利用している老人福祉センターの食堂が手狭で不便なことから、食堂の改修工事を行い、事業の円滑な推進を図って参ります。
 また、新たに65歳以上の単身世帯者及び高齢者世帯者を対象に、日頃の身体状況、家族の連絡先等の個人情報を記載する「ひまわり救急カード」を配付し、救急や災害時等にカードを活用し、消防等と連携を図り、適切な救急対応等がとれるよう進めて参ります。


障がい者支援対策について

 障がい者の方が地域において可能な限り自立して生活できるよう、行政及び「北空知障がい者支援センター・あっぷる」など関係機関との連携を図り、相談者に対して細やかな対応ができるよう支援活動を推進いたします。
 障がい者自立支援法に基づき、居宅支援、施設入所支援、通所支援などに要する経費、難病患者への通院費助成、日常生活用具給付費の支給などを引き続き実施して参ります。
 また、従来、知事の委嘱により設置されていた、身体障がい者相談具及び知的障がい者相談具については、本年4月より権限委譲事務により、北竜町長が委嘱を行い設置することとなり、各1名ずつ委嘱して相談・支援業務などの充実を図って参ります。


子育て支援対策について

 安心して子供を産み育てていけるよう、出産祝金制度、乳幼児医療費助成、保育料の半額助成などを引き続き実施し、各種手当等の適正な給付に努めて参ります。
 子ども手当についても国の基準に準じて支給して参ります。
 また、昨年8月の児童扶養手当法の改正により、父子家庭も新たに含まれることとなり、対象が拡大されました。
 今回の国の法改正に合わせて、新たに父子家庭をも対象とする「北竜町ひとり親家庭支援手当支給要綱」を制定し、月額として児童・生徒一人につき、小学生以下は3,000円、中学生は4,000円を支援して参ります。
 和保育所への入所希望者は、46名となっており、保護者が安心して子どもを預け、就労や子育てができるよう保育技術の向上と、健全な保育環境を提供できるよう支援して参ります。
 また、保育所内に併設されている「地域子育て支援センター事業」、さらに「放課後児童特別対策事業」も、昨年同様継続して参ります。


環境衛生対策について

 本年4月より深川市リサイクルプラザが、北空知衛生センター組合に無償譲渡され、組合加入の1市4町で共同利用し、全てのごみがリサイクルプラザに搬入され、処理していくこととなります。
 今後、北空知衛生施設組合処分場では、リサイクルプラザで処理することのできない、残漬物(ざんさぶつ)を埋め立て処理していくこととなります。
 また、昨年2月に設立された中・北空知廃棄物処理広域連合につきましては、平成25年4月1日からの稼働に向けて、平成23年度より焼却施設建設工事が本格的に進められていくこととなります。
 今後においても町民のご協力を頂き、ごみの減量化と分別収集を徹底し、リサイクルの推進等に努めて参ります。


防犯・交通安全対策について

 防犯対策については、啓蒙活動の推進を行い、町民の防犯意識の一層の高揚と地域ぐるみの防犯体制の強化に努めて参ります。
 また、昨年、町内の各種街路灯のLED灯への取り替え工事を行い、防犯対策と住環境の改善を図って参りました。街路灯を北電柱に移設したことにより、使用しなくなりました街路灯柱の撤去工事を計画しております。
 交通安全対策については、昨年、北海道における交通事故死亡者は、215人と3年連続して減少しましたが、6年ぶりに全国ワーストワンとなりました。
 北竜町においては、町民の交通安全に対する意識の高揚並びに関係機関、団体のご協力により、交通事故死亡者ゼロ日が続いております。
 今後においても、交通安全の推進に努めて参ります。

国民年金業務について

 国民年金制度については、老後や不慮の事故などにより障がいが残ってしまった方などの生活を支える上で、なくてはならない制度でありますので、その恩恵を受けられるように制度の情報提供や保険料の納付などの啓蒙活動を、年金事務所と連携を図り推進して参ります。


医療対策について

 本町の医療の拠点となる町立診療所と歯科診療所については、地域医療に熱心な二人の医師のもと、健全な運営に努めております。
 本年度、町立診療所において、電子カルテシステムサーバーの更新、超音波式骨密度測定装置を導入し、患者の診療記録管理と的確な診断・治療に繋げ、町民に信頼と安心をいただけるよう充実を図って参ります。


国民健康保険事業について

 今年度も加入者に対して、特定健康診査及び特定保健指導を行い、生活習慣病を中心とした疾病の予防と健康の維持及び医療費の抑制を図ります。
 また、保険料未納者の解消、披保険者資格の適正把握、医療費の適正給付に努め、引き続き健全な運営を推進いたします。
 後期高齢者医療制度については、制度の周知に努めるとともに、北海道後期高齢者医療広域連合との連携を図り、安定かつ健全な運営に努めて参ります。


介護保険事業について

 介護保険制度は、平成18年度に大きな制度改正が行われ、「予防重視」への転換を図り、要支援状態になる恐れのある方に対する「地域支援事業の創設」、地域包括支援センターを中心とした総合的な相談窓口体制を確立し、介護予防を含めたケアマネジメントを行い、介護保険事業並びに高齢者施策事業についての推進を図って参ります。
 平成23年度より、新たに要介護認定3~5までの認定を受けられ、在宅サービスを利用されている方に対しまして、北竜町在宅介護サービス利用手当支給要綱を制定し、月額9,000円の利用手当を支給することとしております。


特別養護老人ホーム北竜町永楽園の運営について

 特養80床、短期入所事業12床、通所介護事業、居宅介護支援事業所の4事業で運営を行っています。
 平成22年度の1日当たりの利用状況については、1月末で特養では76.1人、短期入所事業では10.9人、通所介護事業が7.8人、居宅介護支援事業所が24名となっております。
 職員体制については、4事業所合わせて正職員42名、臨時職員14名、委託による調理職員13名の69名で、利用者の想いを犬切にし、より質の高い個別ケアサービスを提供して参ります。
 また、消防法の改正に伴い、必須となりましたスプリンクラー設置工事を予定しております。


農林業の振興について

 農業を取り巻く環境は、農業者の高齢化・担い手不足・農産物の価格低迷による農業所得の減少、更には昨年突然浮上した関税撤廃の貿易自由化を目指すTPPなどの諸問題により、非常に厳しい状況下にあります。
 国では、戸別所得補償制度の導入において農政の抜本的な見直しと併せ、食料自給率向上や農業の6次産業化などを推進しています。
 農業・農村は食料生産だけではなく、多面的機能を有しているほか、幅広い産業と結びつく重要な役割を担っており、今後においても活力ある地域の産業として振興・発展に努めなければならないと考えております。
 まず農業の振興としては、食糧自給率の向上と併せ、農業と地域を再生させ、農村に将来に向け明るい展望を持てる環境作りのため平成22年度に戸別所得補償制度が創設され、まず「米」を対象とした戸別所得補償モデル事業が実施されました。
 さらに平成23年度からは畑作物も加わり、本格実施となります。稲作を中心とする北竜町農業は、転作の実施と畑作との複合経営は避けて通れない形態にあり、戸別所得補償制度に対し、大きな期待をしております。
 平成23年度の事業としては、いもち病対策と低タンパク米の生産支援として「ケイ酸資材購入助成事業」の実施、さらに畑の地力増進に対しては、「畑地緑肥作物導入事業」を継続実施して参ります。
 中山間地域等直接支払制度は、平成22年度より第3期対策として継続実施され、制度の活用を図りながら、農地の保全と多面的機能の向上に努めて参ります。
 農地・水・環境保全向上対策については、現在3地区で取り組まれておりますが、さらなる活動の充実を目指し継続実施して参ります。
 農業の6次産業化を農村の再生と位置付けるため、国は昨年11月に6次産業化法を推進する基本方針をまとめました。
 6次産業は、第1次産業の農業者が第2次産業の製造・加工、第3次産業の流通・販売に総合的に係わることにより、加工賃、流通マージンなど自ら得ることにより、所得の向上や食糧自給率の向上に結びつけ農業を活性化しようとするのが狙いであり、本町においては平成23年度経営体育成交付金事業を活用し、農畜産物直売所の建設整備を実施いたします。
 安全・安心な農産物、特産品、加工品等々を総合的に取り扱う施設として整備し、北竜ブランドの構築と併せて地産地消を推進して参ります。
 農地の流動化対策につきましては、平成23年度より農地利用集積円滑化団体の設立及び、農業経営基盤強化促進法並びに農地法により制度の活用を図り、スムーズな農地の流動化が進められますよう努めて参ります。
 担い手対策は、ひまわりバンク基金条例に基づく後継者対策事業の実施と併せ、新規就農条例に基づく就農者や体験実習生の受け入れ、また、認定農業者制度の活用など積極的に農業に取り組む人材育成の推進に努めます。
 農業基盤整備事業は、農作物の生育に必要不可欠なものであり、高生産性農業の確立と経営安定を回るため計画的に実施していかなければなりません。
 道営中山間地域総合整備事業「三谷地区」は平成23年度事業完了しますが、現在継続して実施している事業並びに新規事業は国の農業農村整備関連予算の削減により、実施時期や事業採択に影響が出ており今後関係機関と連携を図り、スムーズな事業推進が行われますよう努めて参ります。
 本町のエゾシカの被害防止対策としましては現在、防除機やワナの貸し出しによる駆除対策を行っておりますが、平成23年度におきましても猟友会北竜支部、北竜町鳥獣被害防止対策協議会などの関係機関と協力し引き続き実施をして参ります。
 林業の振興については、森林は国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、地球温暖化の防止及び循環利用可能な資源として木材供給など、多面的な機能を有しております。この森林の機能の維持増進を図るため、引き続き水源林造成事業や公的森林整備推進事業等に取り組み、町有林や民有林の適正な施業と管理に努めて参ります。


商工業と観光の振興について

 景気の低迷が続き回復の兆しが見えない中、地元商工業者は大きな影響を受け深刻な状況が続いています。
 今後も商工会と連携し、中小企業の経営安定に向け経営指導への支援を行って参ります。
 金融対策については、中小企業保障融資制度の活用推進や同制度に対し利子補給並びに中小企業者等融資特別利子補給の継続実施、また経済対策として、購買力活性化推進事業についても引き続き支援をして参ります。
 雇用対策については、国が実施しております緊急雇用創出推進事業を活用し、平成23年度においては、町有林道などの環境整備事業の取り組みを実施いたします。
 観光の振興については、観光客はここ数年減少傾向にあり、打開策が求められています。
 本町の観光拠点であります、ひまわりの里、ひまわりパークゴルフ場、サンフラワーパーク北竜温泉、この3施設を核とした観光事業の展開を引き続き推進して参ります。
 ひまわりの里については、例年多くの町民の皆様方に協力を戴きながら「いいひまわり」を咲かせるよう努めております。
 平成23年度においても、多くの観光客に訪れていただけるよう、ひまわり観光協会や関係機関と連携を図り、ひまわりの里の造成またひまわりまつりの開催をして参ります。
 平成23年度のひまわりの里の整備事業として、「ひまわりの里景観整備工事」、「ひまわりの里客土工事」を計画しております。


道路の整備・管理について

 平成22年度において測量調査を終了しました町道端穂線は、ふるさと農道緊急整備事業の活用により、拡幅・舗装工事を実施いたします。
 また、冬季間の住民生活を守る町道除雪業務を維持するため、大型ロータリ除雪車を更新いたします。


住宅整備・管理について

 碧水地区の国道233号線・碧水駐在所横に65歳以上の方を入居対象とする老人向け公営住宅の建設を計画しております。平成23年度は1棟4戸、平成24年度には4戸増築により、1棟8戸にて完成の予定としております。
 また、単身勤労者住宅の外部塗装工事をD棟で実施いたします。併せて、屋外供用部蛍光灯照明についても、不要時には消灯する人感センサーを設置する工事も計画しております。
 また、団地周辺の環境整備としまして、和町にあります「ひまわり団地」4棟の駐車場舗装整備も実施いたします。


農業集落排水事業及び排水処理事業の整備・管理について

 農業集落排水事業については、引き続き汚水処理施設ヘの加入を勧めると共に、施設の適正な維持管理に努めて参ります。
 碧水地区については、平成9年の供用開始から14年が経過しており、浄化センターの監視コンピューター等の機器の劣化が進んでおりますので、設備更新に係る設計委託料を予算計上しております。
 また、個別排水処理事業については、農業集落排水事業区域外を対象に平成20年度から事業を再開、平成20年度から22年度までに19戸の合併浄化槽の設置がなされました。快適な生活と自然環境を保つための生活排水対策として事業の展開を図って参ります。


簡易水道事業の整備・管理について

 簡易水道の普及率は現在94.5%で安定した給水の確保を第一とし、老朽管の整備や漏水箇所の早期の発見及び修繕を行い、健全な給水事業の運営に努めて参ります。


国及び道への要望等について

 道事業については、竜西地区増毛稲田線局部改修が平成24年度完成を目指し継続されるとともに、小豆川局部改修が平成23年度に再開されますが、国の事業については、不透明な国会情勢の影響により情報を得られておりません。
 今後とも、国及び道に対しては地元が必要とする事業について、採択されるよう各種陳情、要望活動機会などを通して、強く要請をして参ります。


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平成23年度の北竜町の一般会計予算は
24億4,000万円 です

 平成23年度の北竜町の予算は、財政の健全性を保ち、現状の行政運営を維持していくための財源確保に留意し予算編成作業を行いました。
 歳入は、地方交付税が前年予算比 5.8%増で計上、臨時財政対策費は 19%減で計上しております。
 歳出は、投資的経費で農畜産物直売施設建設事業に5千万円、碧水老人向け公営住宅建設事業に6千百万円を計上、その他事業については、平成21・22年度に「臨時交付金事業」として多くの単独事業が実施できたこともあり、大きな事業は計上しておらず、スリム化された予算となっています。

一般会計

歳入

 項目  金額  割合  説明
 地方交付税  14億5,500万円  59.6%  市町村の財政格差をなくし、バランスのとれた行政運営が行えるよう、国が財源の不足する市町村に配分するお金
 道支出金  2億2,921万円  9.4%  町が行う福祉・産業・公共事業など、特定事業に対して道が支出する負担金・補助金等
 町債  2億1,830万円  8.9%  町が事業を行うときの財源不足を補うために借りるお金
 町税  1億4,077万円  5.8%  みなさんに納めていただく町民税・固定資産税等の税金
 国庫支出金  1億2,696万円  5.2%  町が行う福祉・産業・公共事業など、特定事業に対して国が支出する負担金・補助金等
 使用料・手数料  6,566万円  2.7%  公営住宅・公共施設等の使用料、ごみ処理や住民票交付等の手数料
 その他  2億0,410万円  8.4%  諸収入、地方譲与税、分担金、負担金、地方消費税交付金、繰入金など
 合計  24億4,000万円  100.0%  


歳出

 項目  金額  割合  説明
 公債費 4億5,885万円  18.8%  事業を行うために借りたお金の償還金
 職員給  4億0,012万円  16.4%  職員の人件費
 農林水産業費  3億4,451万円  14.1%  農業や林業の振興事業等の経費
 民生費  2億3,784万円  9.8%  高齢者や障がい者などの福祉、保育所・子育て支援等の経費
 土木費  2億2,598万円  9.3%  道路や河川、公営住宅などの維持管理等の経費
 衛生費  1億8,574万円  7.6%  保健・健康づくりやごみ処理などの環境対策等の経費
 商工費  1億5,247万円  6.2%  商工振興やひまわりの里・サンフラワーパーク北竜温泉などの経費
 総務費  1億3,542万円  5.6%  一般事務費、財産管理、生活交通対策等の経費
 教育費  1億2,750万円  5.2%  小・中学校や社会教育・社会体育等の経費
 その他  1億7,157万円  7.0%  消防費、議会費、予備費等
 合計  24億4,000万円  100.0%  


会計別内訳

会計名 H23年度予算 H22年度予算 増減 前年対比
 一般会計 24億4,000万円 24億3,000万円 1000万円 0.4
   特別会計  国民健康保険特別会計 3億9,700万円 3億9,400万円 300万円 0.8
 町立診療所事業特別会計 1億2,900万円 1億3,140万円 △240万円 △1.8
 老人保健特別会計 14万円 △14万円 皆減
 後期高齢者医療特別会計 2,690万円 2,760万円 △70万円 △2.5
 介護保険特別会計 2億3,700万円 2億3,900万円 △200万円 △0.8
 特別養護老人ホーム事業特別会計 5億2,600万円 4億1,600万円 1億1,000万円 26.4
 農業集落排水及び個別排水事業
 特別会計
9,500万円 9,400万円 100万円 1.1
 簡易水道事業会計 6,800万円 7,100万円 △300万円 △4.2
合  計 39億1,890万円 38億0,314万円 1億1,576万円 3.0


平成23年度の主な事業

  • 農畜産物直売施設建設事業      50,000千円
  • ひまわりの里景観整備事業      10,752千円
  • 除雪ロータリー車購入事業      35,349千円
  • 瑞穂地区ふるさと農道緊急整備事業  20,390千円
  • 碧水老人向け公営住宅建設事業    61,000千円
  • 永楽園スプリンクラー設置事業    93,324千円

平成23年度・北竜町予算


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平成23年度・北竜町職員人事機構-1 平成23年度・北竜町職員人事機構-2
平成23年度・北竜町職員人事機構(画像をクリックすると拡大できます)

以上


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