2026年3月12日(木)
多世代の「架け橋」が創る持続可能な社会教育のカタチ〜北竜町が世界へ届ける「和の心」
地域生涯学習活動実践交流セミナーでの実践発表
2月26日(木)・27日(金)の2日間にわたり、札幌市の道民活動センタービル「かでる2・7」にて、北海道立生涯学習推進センターおよび北海道社会教育主事会協議会が主催する「地域生涯学習活動実践交流セミナー」が開催されました。
全道から集まった約200名の教育関係者や地域づくりを担う人々を前に、空知管内の代表として登壇したのが、北竜町教育委員会の岸直樹 社会教育主事です。
岸さんの講演タイトルは「多世代の『架け橋』が創る持続可能な社会教育のカタチ」。北竜町という小さな町が、日々の暮らしの中でどのように多世代の交流を育み、未来へと繋がる持続可能な社会を築いているのか。
多世代の『架け橋』が創る持続可能な社会教育のカタチ:プレゼンPDF(一部抜粋)
この発表で語られている「北竜未来ユース」は、子供たちからの要望を聞いて、岸さんが自ら発案された事業。
令和4年度から中学生以上を対象の登録制。既存事業へ中学生以上の学生の参加を図り、地域や異世代との繋がりから参加者の自己肯定感を高めるとともに、地域に関心を持ち、町を好きになるきっかけ作りの場を提供することを目指しています。
他の地域とは異なる北竜町ならではの特徴
全国各地で「地域活性化」や「生涯学習」の取り組みが行われていますが、岸さんの発表から見えてきた北竜町の特徴は、他地域に見られるような「システムの効率化」や「経済的な合理性」を追求するものではありませんでした。
北竜町の社会教育の根底に流れているのは、町民一人ひとりが無意識のうちに大切にしている和の心と思いやりの心です。
世界が共感する持続可能な社会への希望
岸さんの講演は、単なる地方自治体の成功事例の報告にとどまりません。
世界が自由や合理性を追求するあまり孤独に陥っている現代において、北竜町の実践は一つの明確な答えを提示しています。それは、人と人との温かい結びつきの中にこそ本当の豊かさがあるという事実です。
- 成果や効率ではなく仲間と共に過ごす時間の豊かさを宝物とする姿勢
- 特別なイベントではなく日常の些細な瞬間に感謝し互いを思いやる心
- 世代の垣根を越えて一つのものを創り上げる共創の喜び
これらはすべて、北竜町の人々が長い歴史の中で培ってきた百姓魂や自然への畏敬の念から生まれたものです。
北竜町から世界へ。和の心と思いやりの心は、これからも人々の心を優しく照らす灯台として、平和で温かい未来への架け橋となっていきます。
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