2020年9月1日(火)
8月27日(木)、北竜町商業活性化施設ココワ(COCOWA)多目的ホールにて、「たんぽぽクラブ」活動が実施されました(10時〜14時)。その日は、13名の方々が自由に参加。

たんぽぽクラブ
たんぽぽクラブは、自力で活動できる方が元気で在宅生活ができるように支援する事業で、町が北竜町社会福祉協議会に委託して実施されています。
毎週2回、10:00〜14:00、北竜町和地区(ココワ多目的ホール・木曜日)、碧水地区(地域支え合いセンター・水曜日)で開催。皆さん、それぞれご自分で集合されます。
活動内容は、健康体操・音楽・レクリエーション・相談などを行い、利用料は無料。年齢制限無しでどなたでも自由に参加できます。
生活総合機能改善機器「DK ELDER SYSTEM」を使用
皆さんで楽しむプログラムは、(株)第一興商の生活総合機能改善機器「DK ELDER SYSTEM」を使用。大きな液晶画面と共に、社会福祉協議会がレンタルしているものです。

プログラムには、「体操・クイズ・観光ガイド・踊り・タオル体操」などが設定されています。
プログラムのごぼう先生:うまくできなくても、大丈夫!チャレンジすることに意味があります。気持ちよく動かせる範囲で、楽しみながら身体を動かして行きましょう。

指導されている中島雅子さんのご挨拶
「皆さん、暑い中お集まりいただき、ありがとうございます。この暑さで熱中症も多く出ています。自宅でも水分補給に十分気をつけてください。コロナ対策においても、消毒、マスクの実施、さらには、栄養のあるものをとって、自己免疫アップに努め、体力をつけていきましょう。
それでは、今日は新しいプログラムも入力してありますので、楽しんでください! はじめます!」と、元気よくご挨拶!

炭坑節に合わせた体操:上半身と足の運動

みんなで頭の体操
1. 俳句の季語から季節をあてる
・季語「せみ」「稲刈り」「いなご」・・・季節は?


2. 県庁所在地をあてる

3. 童謡うさぎうさぎの歌を合唱
歌詞の空欄を埋めながら、みんなで歌います。


水分補給タイム
4. はとバスのバスガイドさんの観光地案内
・「男はつらいよコース」葛飾柴又観光案内。まるでバスツアーに参加しているかのようで楽しい!

・バスガイドさんが案内するバスツアー

・フーテンの寅さん像

・葛飾柴又帝釈天参道商店街

・名物「草だんご」

5. タオル体操
・「手を動かして痛みを感じたら、無理せずやめてください」と、ごぼう先生


6. 花笠音頭
花笠音頭を歌いながら、みんなで盆踊り!
水分補給タイム
北竜町役場住民課・大平みらい保健師のお話
「新型コロナ感染症拡大防止についてお話します。
コロナウイルスの感染経路には、くしゃみや咳による飛沫感染、そして、接触感染の2つがあります。手を口に持っていくだけでなく、手で鼻や眼をこすっただけでもウイルスは感染しますので、気をつけてください。
インフルエンザもコロナウイルスと同じで感染します。手洗いやうがいは、コロナだけでなく、インフルエンザの予防にもなるので、是非続けてください。食事の前には、石鹸でしっかりと手洗いすることが大切です。
なお、手洗いは30秒かけて洗うのが良いとされています。どんぐりころころの歌が、ほぼ30秒なので、歌いながら行うと、目安になります。
また、アルコール消毒を行う場合は、少量だと効かないので、アルコール消毒液の量を多めにたっぷりと手の平にとって行ってください。
何より、感染予防のために、3密「密閉、密集、密接」を避けることです。人との距離を保ち、マスク、手洗い、消毒、人混みをできるだけ避けてください。
水分補給についてです。水分が身体に入って、吸収されるまで20分程かかると言われています。そこで、運動中や運動後だけでなく、運動する20分前に水分補給を行ってください。運動中に身体に水分が吸収されて、脱水予防になります。
北竜町では、新型コロナウイルス感染がまだ1件もでていないので、このまま、感染者がでないで、終息に向かうよう頑張っていきたいと思います。皆さんもご協力宜しくお願いいたします」と、お話くださった大平保健師です。。
7. ダーツゲーム
皆さん、すぐにコツをつかんで、ワイワイ楽しくプレーしました。



8. 脳トレ(プリント使用)

・数字・計算・漢字読み・書き等、プリント2枚に挑戦!

・皆さん、しっかりと頭の体操!!!

・皆さん、真剣に、楽しく!!!

中島雅子さんのお話

「たんぽぽクラブは、北竜町が北竜町社会福祉協議会に委託して実施されている事業です。
毎回、プログラム内容や参加者人数などを記録し、日常生活で困った人がいるときは、役場の保健師に繋げています。日常生活における問題解決・課題に向けて、しっかりと対応しています。
また、月1回、北竜町役場住民課職員と社協の嘱託職員である私と鈴木澄子さんで打ち合わせを行っています。
人生の端境期(はざかいき)は、60歳、65歳、70歳で、今までできたことができなくなる時期が訪れます。今、できることを自覚して、自分自身としっかりと向き合っていくことが大切だと感じています。
いつも、私自身が楽しみながらやっていますので、この事業に感謝しています。運動で身体を動かし、クイズを楽しくやって頭を動かし、他人とおしゃべりすることは、認知症予防になります。
誰でも迎える老後を、みんなが楽しく過ごせる北竜町であることが何よりだと思います」と、明るく元気にお話くださった中島さんです。
お昼は、各自がCOCOWAでお弁当を購入して、一緒に楽しくランチ。午後からは、有志が集まって、ダイヤモンドゲームに夢中!
COCOWA多目的スペースにて実施される「たんぽぽクラブ」活動!!!

体操で身体を動かし、クイズで頭の体操、仲間とのおしゃべりで、楽しく過ごす、最高のリラクゼーションタイムに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子