2022年10月17日(月)
10月15日(土)、16日(日)の2日間に亘り、北海道情報大学 情報メディア学部と北竜太鼓によるコラボレーションパフォーマンス「プロジェクションマッピング」が、サンフラワーパーク北竜温泉にて実施されました。
北海道情報大学(情報メディア学部)と北竜太鼓による「プロジェクションマッピング」
主催等
- 主催:サンフラワーパーク北竜温泉
- 企画:北竜町地域おこし協力隊員:村上信行、佐々木唯
- 協力:北海道情報大学・北竜太鼓
- 後援:北竜町ひまわり観光協会
北海道情報大学情報メディア学部:大島ゼミ・河原ゼミ
- 大島慶太郎 准教授(映像制作担当)
- 河原大 講師
- 北海道情報大学情報メディア学部3年生:9名(敬称略)
・落合七菜花・河村勇輝・澁川正煕・筒井暉翔・鳥居聖士・内藤由基・新井田翼・山嵜結生・森敬登
北海道情報大学プロジェクションマッピングとの出会い
今回の北海道情報大学プロジェクションマッピングは、北竜町地域おこし協力隊員・村上信行さん(69歳)、佐々木唯さん(22歳)お二人の企画により、北海道情報大学との連携が可能となり実現しました。
北竜町地域おこし協力隊員・村上信行さんのお話
「北竜町にこれまでにないイベントを考える中で、北海道情報大学の学生さんによる雪まつりでのプロジェクションマッピングの実施を知りました。
だめもとで声をかけてみたら、了解が得られ実現しました。情報大学としては、コロナ禍の影響で、2年ほど実施が中止されていたこともあり、タイミングよく話が進みました」と村上さん。
北竜町地域おこし協力隊員・佐々木唯さんのお話
「映像には、北竜町らしいイメージを希望し、さらに北竜太鼓の存在を伝えると、太鼓とのコラボはこれまでにないので面白いかもしれないとすぐに決定。7月頃から話が進み、8月のひまわりの里にも関係者の方々が来町され、満開の向日葵を見てイメージを膨らませました。
作品は、北竜町らしさもありつつ、プロジェクションマッピングの面白さを伝わるような作品になっていると思います。
今回の上映により、名前は知っていてもみたことのがないという人々に、プロジェクションマッピングがどんなものかをを知っていただくと同時に、北竜町のイメージを高め、ワクワクドキドキな経験をしていただければと思います」と佐々木さん。
映像確認と音合わせテストに来町:10月10日(祝・月)
本番に先立って、10月10日(祝・月)に、北海道情報大学・大島准教授とゼミ学生9名が打ち合わせに来町。北竜町ひまわり観光センター内のシャッターに投影し、実演による北竜太鼓との音合わせを行いました。
プロジェクションマッピング本番投影:10月15日(土)
15日当日、サンフラワーパーク北竜温泉内の会場には、地元を中心に100名以上の人々が集まり、北竜太鼓の響きとコラボした幻想的な映像に拍手と歓声をあげて感動を分かち合いました。
サンフラワーパークホテルの壁(幅40m、高さ10m)に投影
プロジェクションマッピングは、プロジェクタなどの映写機器を用いて、立体的な映像を建物に投影する技術。
今回投影する建物は、サンフラワーパークホテルで、宿泊等の建物の壁全体(幅40m,高さ10m)に立体的な映像が投影されました。
北竜町らしいキャラクター
投影する映像は、北海道情報大学のゼミ活動の一貫として、 大島慶太郎 准教授と河原大 講師のご指導の元、学生さん9名が、北竜町をイメージしたアニメーション映像を組み合わせて制作。
その場で実演する北竜太鼓の音にあわせて太鼓を叩く女子のアニメーション映像、ひまわり畑の映像、「アグリファイターノースドラゴン」のテーマソングとともに登場する北竜町ご当地戦隊ヒーロー達、サンフラワーパークホテルの窓から顔を出す可愛い北竜町キャラクター「ひまわり咲ちゃん」等など、北竜町らしさが表現された見事な映像が繰り広げられていきます。
ひまわりの里の映像
アグリファイターノースドラゴン
ひまわり咲ちゃん
北竜太鼓の演奏「龍昇」と映像との神秘なるコラボレーション
映像とあわせて演奏されるのが北竜太鼓の曲「龍昇」!
勇壮に響き渡る北竜太鼓の音色に合わせて、鼓動するかのように乱射する光映像!!!
その場だからこそ感じ得る生演奏の太鼓の音が、心に同調し響き渡り、全身を揺し、更に立体的な光映像と交わり織り成されていく感動の瞬間!
北海道情報大学情報メディア学部・大島 慶太郎 准教授(映像制作担当)のお話
「北竜太鼓さんとのコラボは、これまでにほぼなく、珍しい取り組みで、なかなか面白いものになっていると思います。
今回の作品は、アニメーションと太鼓演奏をあわせたもので、お借りした過去の太鼓演奏の映像に合わせて、アニメの映像を作成しました。実際の演奏は、その都度変化するので、その演奏音に合わせて映像の速さを調整していきます。
当日初日は、開始直前の想わぬトラブルで焦りましたが、学生たちにとっても、イベント特有の修羅場を経験して少し成長したように思います。
ご来場いただいたお客様にはお待たせしてしまったことをお詫び申し上げます。そして沢山の方々に見ていただけたことを心より感謝いたします」とお話くださった大島先生です。
神秘なる異空間・パラレルワールドへと誘う偉大なるプロジェクションマッピングに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
その他の写真
Youtube動画
通常版(3:02)
フルバージョン(11:50)
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子