2026年4月20日(月)
心がウキウキ!ゴミ拾いは「宝もの探し」
4月18日(土)午前10時、みんなの広場「おむすび」主催のゴミ拾い&遊びの日がスタートしました。
朝のうちは小雨がぱらつき、お天気が心配されましたが、いざ実施の時間になると、時折、太陽が顔をのぞかせる穏やかな春の空。20名を超える大人と子どもたちが元気に集合しました。
受付のテーブルには、ひまわりの花が描かれた「受付」の看板。くじ引きでチームが決まります。青・赤・紫・ピンクの4チームに色分けされ、それぞれのチームカラーのルートマップと、ゴミ拾いビンゴカードが手渡されました。
ビンゴカードには「ガラス片・紙くず・ビニールひも・タバコ・木くず・空き缶・ビニール袋・小枝」が並び、真ん中はフリー。各チームリーダーがカードを首から提げ、拾ったゴミにしっかり丸をつけていきます。
AIアプリで「ゴミの地図」を作ろう!〜ハイラボ・まっつんの挑戦〜
出発前に紹介されたのが、一般社団法人ハイラボ(合同会社G-experience)の松浦真さん。子どもたちには「まっつん」の愛称で親しまれています。
まっつんさんが今回のために開発したのは、AIを活用したゴミ拾い専用アプリ。スマートフォンのカメラで拾ったゴミを撮影すると、AIが種類を自動判定し、GPSで落ちていた場所を地図に記録してくれる仕組みです。
「子どもたちがゴミを拾うとき、どこで拾ったかを頭の中で記憶するのは難しい。だからGPSで場所を特定できるアプリをAIで作りました。みんなで今日まとめていって、仕組みにしていきたいと思います」。
モニターに映し出されたアプリの画面を見ながら、子どもたちの目がキラリと輝きます。「写真を撮ったら、AIが何のゴミか教えてくれるの?」——そんなわくわく感が、会場いっぱいに広がりました。
いざ出発!「宝もの探し」、はじまり、はじまり
「ゴミ拾いは宝もの探し!」——そんな合言葉とともに、4チームが色とりどりのルートへと飛び出しました。
手袋をはめトングを持ち、ビンゴカードを片手に、みんな真剣そのもの。でも、その表情は、どこかわくわく、どこかうきうき。
「あったーーー!」
「これは何?」
「アプリの写真判定は?」
「ちゃんと判定した!え!この判定、間違ってるよ!」
「こんなゴミが落ちてるよ!」
「ゴミのビンゴ揃ったよ!ダブルビンゴだよ!」
小さなゴミから木の枝のような大きなものまで、子どもも大人も夢中になって拾い集めます。
そして、次々と飛び出す「変わり種ゴミ」たち。大きな鉄板、カニの殻、卵の殻、スポンジ素材の棒、くるみ、ダンゴムシ(生き物!)まで登場し、会場は大笑い。北竜の大地は、ゴミも個性的です。
40分間という短い時間で、写真記録だけで70点以上のゴミが収集されました。プラスチックが最多で、タバコ7個、缶・金属4個、紙3個、食品2個、ガラス1個。データで見えてくる「町のゴミの地図」が、モニターに映し出されました。
ゴミの重さを予想せよ!チーム対抗・重さ対決
施設に戻ったみんなを待っていたのは、重さ対決。各チームが集めたゴミが何キロあるかを予想して、実際に計測します。
「1.5キロくらいかな?」「いや、2キロはあるよ!」「5キロ!絶対5キロ!」——チームで頭を寄せ合って、ダンベルや2リットルのペットボトルと比べながら必死に予想。保険をかけて「1.5〜2キロ」と幅広く答えるチームも現れ、笑いが起こります。
結果発表!
- 紫チーム:予想 2kg → 実測 2.5kg(誤差 -0.5kg)
- 青チーム:予想 1.5kg → 実測 1.6kg(誤差 -100g)
- ピンクチーム:予想 1.5kg → 実測 800g(誤差 700g)
- 赤チーム:予想 5kg → 実測 2.4kg(誤差 2.6kg)
最も多くゴミを集めたのは紫チーム(2.5kg)!
予想が最も正確だったのは青チーム(誤差100g)!
数字で見えてくる達成感。みんなで大きな拍手が沸き起こりました。
ゴミを正しく分けよう!分別タイム
次は、拾ったゴミを正しく分別する学びの時間です。
まっつんさんがAIアプリを使い、謎のゴミをモニターに映し出します。「北竜町ならではかもしれない」と言われたゴミの分別方法を、会場にいた役場の方が教えてくれました。
「プラスチックでできているから燃えないゴミです」
瓶の蓋のようなものも登場。AIはペットボトルキャップと判定しましたが、実際は缶のキャップ。「惜しい!」と笑いが起きながらも、正しい分別方法をみんなで確認しました。
その後、手袋をはめ直したみんなが一致団結。燃えるゴミ・燃えないゴミ・空き缶・空き瓶・ペットボトルと、あっという間に見事に分別完了!大人も子どもも本気で取り組む姿が、とても頼もしく輝いていました。
ひまリエ体験〜3Dプリンターと未来の学びの場〜
ゴミ拾いの後は、「ひまリエ」の見学・体験タイム。
ひまリエとは、テクノロジーを使って遊んだり、いろんなことを探求する学びの場です。
現在、社協の中に誕生しつつある新しいスペースで、3Dプリンターやプログラミングを活用した遊びと学びができる場所を目指しています。
子どもたちが目を輝かせたのは、3Dプリンター。ひまわりの形をしたキーホルダーが、みんなへのサプライズプレゼントとして用意されていました。
「今日のイベントは、おむすびのみんなに初めて会う機会なので、3Dプリンターで作った『ひまわりの形のキーホルダー』を皆さんにプレゼントしようと思っています」(まっつんさん)
小さなひまわりのキーホルダーを手に取る子どもたちの笑顔が、会場いっぱいに広がりました。
北竜町とハイラボの出会い〜田中佳樹 教育長からの縁〜
まっつんさんと北竜町のご縁について、こんなエピソードが語られました。
「北竜町との縁は、田中佳樹 教育長らが去年12月に秋田県五城目町に来てくださったことから始まりました。ハイラボの説明をしたところ、『子どもが仕事を作って遊びながら学ぶ』という考え方にとても関心を持ってくださいました。今回ご一緒できることを大変楽しみにしています」。
穏やかな笑顔で話してくださったまっつんさんの言葉の中に、北竜町の子どもたちへの温かい思いが、しっかりと込められていました。
笑顔でお土産、そして来月へ!
イベントの最後には、参加賞のお菓子やカップ麺が手渡され、さらにひまりえさんからひまわりのキーホルダーのプレゼント。子どもたちは嬉しそうに黄色い袋を大切に抱えて帰宅しました。
「みんなで町を綺麗に」という呼びかけから生まれた「おむすび」のゴミ拾いイベント。それはまるで、町の隅々に眠る「宝もの」を探す冒険でした。
大人も子どもも、笑いながら、学びながら、汗をかきながら、心をひとつにした春の一日。
ゴミ拾いを通じて、北竜町の未来を担う子どもたちが、自分たちの町への愛着と誇りを静かに育てていく、楽しい笑顔輝くイベント「みんなの広場・おむすび」に、限りない愛と感謝と祈りを込めて。。。
次回は5月9日(土)には改善センターでピンボールのイベント、そして5月17日(日)「みんなで歩こう」が予定されています。ぜひご参加ください!





