２０２３年７月３日（月）
６月２９日（木）１３：５０〜、北竜消防団（中山成幸 団長）の創立１１０周年を記念し、北竜消防演習が北竜町役場北駐車場にて開催。その後１６：００〜、記念式典＆祝賀会が北竜町公民館第ホールにて、厳粛に行われました。
今回の事業は、北竜消防団創立１１０周年を記念して、先人の業績を讃え、栄えある伝統を受け継ぎ、総合的消防技術の演連により、消防団員の資質向上と住民の防火思想の普及を図り、さらなる近代消防の確率を期することを目的とするものです。
北竜消防団創立１１０周年記念事業・北竜消防演習
主催等
- 主催：北竜町
深川地区消防組合 北竜消防団
深川地区消防組合 深川消防署北竜支署 - 後援：北竜消防団連合後援会
- 協力：北海道警察旭川方面深川警察署
北竜町交通安全指導員会
北竜町立北竜中学校
北竜町立やわら保育園
ナレーション：３名の新女性消防団員
今回、演習のナレーションを務める、今年度６月１日に消防団員に入団された３名の女性団員の方々です。
オープニングセレモニー：やわら保育園幼年消防クラブ
「防火の歌」「防火の誓い」
可愛い園児は、お揃いの法被と鉢巻を身にまとい、「戸締まり用心！火の用心！」の歌に合わせ、小さな纏を振りかざし、元気に歌い踊ります！
「戸締まり用心、火の用心、一日一回良いことを、ニコニコにっこり日曜日！」
誓いの言葉を宣誓
さらに、園児二人で登場し「けいれい！ぼくたち、わたしたちは、ぜったいに火遊びはしません！けいれい！」と大きな声で誓いの言葉を宣誓！
アトラクション：北竜中学校吹奏楽部演奏
「RPG（Sekai no Owari）」「となりのトトロ」「ストーリー」の３曲を披露。
「練習時間が短い中、一生懸命練習してきました。北竜消防団創立１１０周年記念おめでとうございます！心をこめて演奏します！」と代表のご挨拶。
開会式
開会式準備
- 人員機械器具点検報告：各隊長 → 副指揮官 → 総指揮官
- 総指揮官指示：総指揮官・鵜飼孝志 氏
開会の言葉：副指揮官・山本光也 氏
国旗に敬礼
消防物故者に対する黙祷
人員報告：総指揮官・鵜飼孝志 氏
総監挨拶：総監・佐野豊 氏（北竜町長）
「本日ここに、歴史と伝統ある北竜消防演習が、北竜消防団創立１１０周年記念事業といて、町内外より複数のご来賓を迎え、盛大に開催されますことに心よりお喜び申し上げます。
この栄えある消防演習に対し、中山団長指揮のもと、平素より地域の予防消防業務において、昼夜を問わず、町民の生命財産の補填のため、多大なご尽力をいただいております消防団員の皆様には、深い敬意と感謝を申し上げます。
連日の訓練の成果を遺憾なく発揮されまして、本会が盛大に開催されますことをご期待申し上げます。
さて、近年の異常気象は増大化し、地震や台風をはじめ、竜巻、集中豪雨、土砂崩れなど、自然災害による被害は跡を絶たず、多くの人命や財産が失われている状況にあります。
消防機関は、日常的に発する災害はもちろんのこと、地震や水害による自然災害や車両事故、国民保護による有事への対応等、時代の背景に応じた様々な対応が求められ、その期待は増々大きくなっております。
北竜町といたしましても、昨年度は指揮広報車の更新、災害用ドローンの導入、地震に強い防火水槽２基を設置する等、消防装備と施設の強化に向け取り組んでいます。
災害が発生した際は、職団員の皆様が、新材消防装備を活用し、訓練により培われた技術をもって、迅速に対応していただき、地域住民の負託に応えていただきますよう改めてお願い申し上げます。
結びに、本演習にご協力を頂いております消防後援会並びに交通安全指導員の皆様、本日演習に華を添えていただきました、北竜中学校吹奏楽部の皆さん、やわら保育園幼年消防クラブの皆さんに心から感謝と御礼を申し上げます。
来賓各位、本日ご臨席賜りましたご来賓の皆様の益々のご健勝を心からお祈り申し上げ、演習にあたってのご挨拶とさせていただきます。終わります」と、ご挨拶された佐野総監。
観閲
- 北竜町議会 副議長・中村尚一 様
- 北海道消防協会 空知地方支部長（沼田消防団長）小西克典 様
- 北海道警察旭川方面深川警察署長・木元匡様
演習
規律訓練・小型ポンプ操法（水出し操法）・一斉放水・分列行進等を実施。
規律訓練
威風堂々、ビシッと引き締まった規律正しい動きです。
小型ポンプ操法
テキパキと連携したポンプ操法です。
一斉放水
意識を集中した力強い行動力です。
分列行進・消防車の行進
町民のために活躍する団員と車両隊の整然とした行進です。
行進は、第１分団団員、第２分団団員、そして車両隊は、大型水槽車「司竜号」、水槽付消防ポンプ自動車「真竜号」、消防ポンプ自動車CD-Ⅱ型「泉竜号」、消防ポンプ自動車CD−Ⅱ型「鍾竜号」小型動力ポンプ付積載車「幸竜号」と続きます。
閉会式
統監講評：統監・中山成幸 様
「隊員の皆様には、本業の仕事のある仲、連日の訓練の成果を十分に発揮され、北竜消団創立１１０周年の記念すべき演習が所定の成果を挙げられましたことに対し、感謝申し上げます。
また、本日の演習を通じ、災害に対して基礎的な技術の習得の向上に大きな効果があったものと考えます。
我々消防団員は、この演習を機に、住民の期待に応えるべく、更に精進を重ね、災害に立ち向かう覚悟であります。
また、６月１日付で、女性消防団員３名に入団していただきました。女性団員につきましては、啓蒙活動を中心に、町民皆様に火災予防の意識を持っていただき、災害の無い住みやすい町となることを願っております。
最後になりますが、ご来賓各位には何かとご多用のところご観覧いただき、誠にありがとうございました。また、やわら保育園幼年消防団クラブの皆さん、北竜中学校吹奏倶楽部の皆さんにお礼を申し上げ講評といたします」。
国旗に敬礼
閉会の言葉：副指揮官・山本光也 様
「以上をもちまして、北竜消防団創立１１０記念消防演習を終了いたします」。
総指揮官に敬礼：総指揮官・鵜飼孝志 様
この後、北竜町公民館２階大ホールにて、記念式典並びに祝賀会が開催されました。
日頃の訓練の絶え間ぬ努力の成果が十分に発揮された見事な消防演習に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
Ｒ５北竜消防演習計画書
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◇ 取材・文章：寺内郁子（撮影・編集協力：寺内昇）
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