第1回北竜けん玉クラブ碧水駐在所杯が開催!地域が一体となって大人も子供も一緒に学び楽しむ!

2023年3月20日(月)

3月18日(土)14:00〜、北竜町公民館大ホールにて「第1回北竜けん玉クラブ碧水駐在所杯」が開催されました。

クラブ会員等26名の子どもたちとそのご家族など関係者合計50人を超える人々が参加し、けん玉の技とゲームを思いっきり楽しみ、大歓声と笑顔溢れるイベントとなりました。

第1回北竜けん玉クラブ碧水駐在所杯

けん玉ゲームと深川警察署碧水駐在所・星野有紀 巡査部長の「交通安全ついて」の特別講演がコラボするニューイベント!

種目は「ユニコーン走」「手のせ灯台選手権」「できる?できない?どっちでしょうクイズ!」など盛りだくさんです。

第1回北竜けん玉クラブ碧水駐在所杯
第1回北竜けん玉クラブ碧水駐在所杯
北竜けん玉クラブ&碧水駐在所のコラボイベント
北竜けん玉クラブ&碧水駐在所のコラボイベント

北竜けん玉クラブ・岸直樹 代表ご挨拶

岸直樹代表ご挨拶
岸直樹代表ご挨拶

「皆さん、こんにちは! 今日は26人の参加者とご家族の多くの方々に集まっていただきありがとうございます。

達人の方々にも来ていただいているので、ゲームの合間合間に色んな技を聞いてほしいと思います。

今日の大会では、3つの約束があります。
1つ目は『喧嘩をしない』、2つ目は『泣かない』。どんなに失敗しても泣かないでください。皆笑顔で終わりたいので。3つ目は『他の人を応援してください』この3つを守って、楽しい一日にしたいと思います。宜しくお願いします」と岸代表。

3つの約束「喧嘩をしない」「泣かない」「人を応援する」!!!
3つの約束「喧嘩をしない」「泣かない」「人を応援する」!!!

赤松JOHN昌輝さん(asahidama けん玉チーム代表・旭川市)ご挨拶

赤松JOHN昌輝さんご挨拶
赤松JOHN昌輝さんご挨拶

「皆さん、こんにちは! 先日のNHKニュースを見た人いますか?(ハーイと大勢が手を挙げる)。皆さんのご協力のもと撮影が行われました。ありがとうございます。

取材は、北竜で30分ほど、旭川で1時間ほどの撮影がありました。最後にお店で2時間くらい撮影したのですが、ニュースに使われたのは「3分」でした。ほんとにびっくりしましたが、番組のお陰で認知度が上がったと思います。

皆さんご協力ありがとうございました。NHKの方に最後のインタビューで『お金にならないのに、なんで北竜まで行くのですか?』と聞かれました。『お金じゃなくて、皆が成長するのを見ることが楽しいし、皆が成功して喜ぶ笑顔を見るのが嬉しいです』と答えました。

2月25日(土)旭川市で開催された大きいイベントで、1分間技を見せるという「ストリートスタイル」や「ビンゴゲーム」等を実施しました。

ビギナーの部で北竜けん玉クラブのりゅうくんが優勝しました。りゅうくんに拍手してあげてください。パチパチ!!!!

大きな舞台の上で、りゅうくんだけが9つの技をクリアできました。大人でもクリアできない技を、りゅうくんは見事にクリアできました。

これまで北竜の皆の成長ぶりをずっと見てきて、成長したなと思っています。

今日は、けん玉 ✕ 交通安全という新しいテーマに取り組むことが始まろうとしています。一日楽しんでプレイしてください」と赤松JOHN昌輝さん。

皆が成功して喜ぶ笑顔を見るのが嬉しいです!
皆が成功して喜ぶ笑顔を見るのが嬉しいです!

深川警察署碧水駐在所・星野有紀 巡査部長の「交通安全ついて」の特別講演

深川警察署碧水駐在所・星野有紀 巡査部長
深川警察署碧水駐在所・星野有紀 巡査部長

「今日は、けん玉と警察のコラボイベントです。
北竜けん玉クラブには、北竜町の小学生3分の1、それ以上の生徒が参加していると聞きました。そうした集まりの中で、少しでも交通安全について考えていただければと思い開催しました。

今回のイベントは、けん玉初心者でも参加できるような競技の内容にしています。興味ある方は、今後けん玉に挑戦していただければと思います。

自己紹介

まず、自己紹介をします。私は深川警察署碧水駐在所巡査部長の星野有紀と申します。出身は、札幌市北区篠路です。平成4年(1992年)1月31日生まれの31歳。身長約180cm,体重105kgで、上野動物園の5歳のジャイアントパンダと同じくらいの体重です(会場爆笑!)。

特技は柔道。中学校からやっていて、警察の柔道大会で選手で出場し負けたことがないので、敗北を知りたいなと思っています(笑)。

趣味は、楽器を演奏することで、ギター、ベース、ウクレレなど弾いています。また、パソコンを使って、DTM(デスクトップミュージック)で音楽を作って、休みの日は遊んでいます。あと、ギターを弾きながら歌ったりすることが大好きです。

最近はダーツもやっています。家にダーツボードを買って、お酒飲みながら、バシッバシッやっています。デザインを考えることもしています。

そして北竜に来てから、そば打ちをはじめて2段資格を取得し、どこまでやれるかなぁと楽しんでいます。

一番新しい趣味がけん玉です。けん玉は、ベーシックの3級ですが、次は2級とチャレンジしてきたいと思っています。

警察官になったのは、平成22年(2010年)で13年やっています。碧水駐在所の前は、すすきの交番というめちゃくちゃ忙しいところにいました。

私は、碧水以外にも和等、北竜町全体をパトロールしているので、見かけたときは手を振ってくれたら嬉しいです。

すすきの交番
すすきの交番

自転車の安全な利用について

さて、交通安全のお話です。自転車の安全な利用についてです。

自転車は原則左側通行、歩道を走りましょう

歩道のない道路で、道路の左側を右側でどちらの自転車走行が正しいと思いますか?

正解は左側です。自転車は車の仲間なので、道路の左側を走りましょう。それは法律で決まっていますが、実際に右側を走行してしまうと、邪魔になって危険です。

次に自転車の見える範囲ですが、車の死角になって見えない部分があるので、大変危険です。歩道がある所は歩道を走りましょう。

歩道は本来走っては駄目ですが、13歳未満のお子様、70歳以上の高齢の方、身体の不自由な人は、歩道を走っても良いという例外があります。小学生は歩道を走ってください。ただし、歩道を走る時は端っこを徐行して走るようにしてください。

小学生は自転車で歩道を走ってもOK!
小学生は自転車で歩道を走ってもOK!

ヘルメットを着用しましょう

自転車のヘルメットについてです。4月1日から自転車を運転するときは、全ての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないとなっています。大人・子供・おじいちゃん・おばあちゃんの全員です。ただし、義務なので罰則はありません。『罰則がないのなら、めんどうだから被らなくてもいいじゃん』と思う人がいると思います。

何故、こういうことが決まっているかというと、自転車事故で死亡した人の7割が頭部に致命傷を追っているのです。ヘルメットをしている人としていない人では、2倍以上ヘルメットをしていない人の死亡率が高くなっています。

今後、こうした法律ができたことによって、自転車の事故においてヘルメット被っていなかったことが、過失割合や賠償額において不利益に働く可能性が考えられます。なので、皆さん、できればヘルメット着用をお願いします。最近、ヘルメットもおしゃれなものが販売されています。

自転車事死亡の7割が頭部に致命傷負う
自転車事死亡の7割が頭部に致命傷負う

けん玉競技の説明

次に、競技の説明です。

競技説明
競技説明

第1種目「ユニコーン走」安全なスピードで

第1種目は「ユニコーン走」です。けん玉をユニコーンに見立て、頭に乗せて走ります。ゲーム開始前に、きっしー代表がタイムを決め、後で発表します。皆さんはタイムを予測しながらゴールしてください。

「自転車の走行時は、ただ早いだけではだめで、安全なスピードで目的地までたどり着くように心がけてください」という意味が込められたゲームです。

第2種目「手のせ灯台選手権」信号が青になったら渡りましょう

第2種目「手のせ灯台選手権」です。「玉」の上に「剣(けん)」を乗せる競技。3列の机に乗せられた玉乗せ3つをすべてクリアしたタイムを競います。けん玉が2秒乗って審判の手が上がったら次へと進みます。

けん玉の色は「赤」「黄色」「青」と信号をイメージしています。最後の青色のけん玉が乗せられたらゴールです。「信号が青になったら渡りましょう!」という意味が込められています。

第3種目「できる?できない?どっちでしょうクイズ」危険察知能力を養おう

第3種目「できる?できない?どっちでしょうクイズ」です。大人がけん玉の技に挑戦します。それをできるか、できないかを予想してください。

「どうなるかを予測することで危険察知能力を養おう」という意味が込められています。

審査・賞品

審査方法としては、順位によってポイントがもらえます。ポイントの上位3名(男女別計6名)には賞品があります。参加賞も用意しているので、みんな頑張ってください。

今回、賞品において北竜町交通安全協会から協賛を受けました。けん玉と参加賞のお菓子を提供いただきました。優勝した男女各1名づつに贈られる優勝の盾は、北竜町の山田孝雄さんが自作された木彫りの盾です。

山田孝雄さんお手製の木彫りの優勝盾
山田孝雄さんお手製の木彫りの優勝盾
北竜町交通安全協会協賛の賞品「けん玉」
北竜町交通安全協会協賛の賞品「けん玉」

それでは、皆さん盛り上がって、元気いっぱいお願いします!!!」と星野巡査部長

競技開始

第1種目:ユニコーン走

❂ 岸直樹 代表が事前にタイムを決め、ゴールしたタイムが、決められたタイムに近い順でポイントが加算。

JHONさん

  • 「いいよ!いいよ!バランスいいね!「OK!OK!すばらしい!」
  • 「途中で止まって、タイム調整しているねぇ〜」
  • 「ユニコーンの安定具合が半端ないねぇ〜」
ゆっくり落ち着いてタイム調整!
ゆっくり落ち着いてタイム調整!
バランス良く!
バランス良く!
安定感いいねぇ〜
安定感いいねぇ〜

第2種目:手のせ灯台選手権

❂ 机3台が用意され、それぞれの机上のけん玉の「玉」に「剣」を乗せていく技。一つクリアして2秒経過した時点で審査員の手が上がり、次のけん玉に移動。

赤・黄色・青の信号カラーのけん玉技
赤・黄色・青の信号カラーのけん玉技

JHONさん

  • 「バランスって大事だからね〜」
  • 「女子は、抜群の安定感!みんな上手だね!ナイス!」
  • 「ルールを守ってゆっくり丁寧に!みんな、素晴らしいね!」

皆、最初の赤玉がすぐにクリアできず難関!「赤信号はしっかりと止まれ」を意味してるかのように。。。 

至難の赤玉、慎重にゆっくりと。。。
至難の赤玉、慎重にゆっくりと。。。
2秒間停止クリア、審査員のOK合図!
2秒間停止クリア、審査員のOK合図!

初めて参加するお子さんは、お母さんと一緒に! お母さんは必死でスマホ撮影しながら。。。

最速の16秒を記録したりゅうくんに、「おぉ〜」とみんなで拍手喝采!

皆の応援と声援を受けながら。。。
皆の応援と声援を受けながら。。。

第3種:できる?できない?どっちでしょうクイズ

❂ 大人が様々なけん玉技に挑戦。子ども達は、大人ができるかできないかを考えて決め、正解した人にポイントを加算。1個のスタンプで5点加算!

左側:できる、右側:できない、さあ〜どっち!
左側:できる、右側:できない、さあ〜どっち!

ベテランの大人たちが、様々な技に挑みます!!!
「地球まわし」「野球」「ターンテーブル」「レジェンド」「子鹿とめけん」「USA一周」「こちかめ」「日本一周」「とめけん」「ワールウインド」「大皿・リフティング・大皿」「空中ブランコ」「つるしとめけん」「もしかめ10回」「ひこうき」「小皿・大皿・中皿」「はねけん」「フライパン」「ジャグけん」などなど。。。

けん玉達人の皆さん(右から)堀田大策さん(苫小牧市)、三上隆弘さん(小樽市)、きっしー代表・ひとりでもクリアできればOK!
けん玉達人の皆さん(右から)堀田大策さん(苫小牧市在住)、三上隆弘さん(小樽市在住)、きっしー代表
ひとりでもクリアできればOK!

きっしーの調子が悪く、失敗ばかり続く中、「きっしー、信じてるよ!頑張って!」の子どもたちの熱い声援。
きっしーがしっかりと応え、初めて技をクリア!
「バンザイ!きっしー、やったぁ〜、ナイス!」と喜ぶ子どもたち!!!

正解の人にはスタンプが押印され、5点が追加されます!

当たりのスタンプを押印に並んで。。。
当たりのスタンプを押印に並んで。。。

男女別表彰:合計ポイント上位3名に豪華賞品授与

合計ポイント表
合計ポイント表
男子優勝盾授与
男子優勝盾授与

女子の優勝者が同点だったので、ジャンケンで勝負。勝ちが優勝、負けが2位。2位となった子も、会場の皆と一緒に、拍手で優勝者を称えました

女子優勝盾授与
女子優勝盾授与
男女入賞者6名の皆さん、おめでとう!!!
男女入賞者6名の皆さん、おめでとう!!!

沼田警察庁舎・田嶋亮介 副所長のお話

沼田警察庁舎 田嶋亮介副所長のお話
沼田警察庁舎 田嶋亮介副所長のお話

「今日はお招きいただきありがとうございます。とても楽しかったです。私は小さい頃はけん玉は苦手でしたが、ユニコーン走等、様々な楽しみ方があって、けん玉の色々な魅力は無限大だと感じました。個人競技なのに一体感があり、すごくいい競技だと思いました。

今回碧水駐在所のコラボですが、協賛ただきました皆様、あさひだまのJHON先生、けん玉クラブの保護者の皆様など今日は本当にありがとうございました。非常に良い経験をさせていただきました。

最後に講評なのですが、一言、みなさん、すごく輝いていて集中力もありました。イベント前の駐在所の講義では、真剣な眼差しで聞いてくれて本当にありがとうございます。

雪が溶けて道路が見えてきて、通学の時も交通事故に合わないよう十分気をつてけください。ユニコーン遊びのように、焦らずゆっくり横断歩道を渡るようにしてください。宜しくお願いします。

最後になりますが、私がすごく感動したことがあります。みんな集中して競技をしていましたが、そんな中でも、お友達や仲間の活躍をみんなで讃え拍手して盛り上げていました。そういう姿勢にとても感動し、いいなと思いました。
こうして仲間を応援してあげる気持ちがすごく大切だと思います。これからも忘れないでいてください。

今日はありがとうございました」と、田嶋所長のお言葉でした。

仲間を応援する皆さんの姿勢に感動!
仲間を応援する皆さんの姿勢に感動!

皆で集合写真

参加者全員で記念撮影!
参加者全員で記念撮影!

けん玉と碧水駐在所がコラボレーションして、交通安全の大切さを学びながら、切磋琢磨してけん玉を思う存分楽しむイベント!

地域の大人と子供たちみんなで繋がり、仲間同士で讃え合い、励まし合い、ともに喜びの感動を分かち合う、素敵な北竜けん玉クラブに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
 

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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子

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