黄倉良二氏が名誉町民を受章:黄倉良二氏より感謝の言葉「食べ物はいのち(生命)『命・食糧・環境・暮らしを守り育む』北竜町」【広報ほくりゅう】

2023年1月6日(金)

『広報ほくりゅう』2023年1月号(No.689)に、「黄倉良二氏が名誉町民を受章」の記事が掲載されましたのでご紹介いたします。

黄倉良二氏が名誉町民を受章

令和4年第3回定例会において議会の同意を賜り、クリーン農業の第一人者として北竜町の農業発展に努めてこられた、元きたそらち農業協同組合代表理事組合長の黄倉良二氏に名誉町民の称号が授与され、12月8日、令和4年第4回北竜町議会定例会に先立ち、黄倉氏の名誉町民推戴式が執り行われました。受章にあたり、黄倉氏から寄せられた、感謝の言葉を掲載いたします。

 
食べ物はいのち(生命)『命・食糧・環境・暮らしを守り育む』北竜町

北竜町名誉町民 黄倉良二

北竜町名誉町民を拝受し感謝申し上げます。主役は組合員であり、町民であることは忘れることはありません。私は後藤三男八翁と息子の亨さんの教えを大切に67年間百姓として努力と実践を積み重ねてきました。

後藤翁の教えは次の3つでした。

  • 働け、学べ、本を読め
  • やがて安全な食糧が不足する、それに向けて実践せよ
  • 人として、農協の役員として、地位と名誉とお金を求めるな

昭和48年、亨さんと自然農法の先駆者に会い学び、また先進地の宮崎県「綾町」、大分県「大山町」、山形県「高畠町」、佐賀県「三日月町」等に何度も学びました。

いずれも、町が一体となり取り組む難しさを知り、北竜町は町を挙げて取り組む挑戦をすることとし、各団体組織に熱意を持って呼びかけ、まず農協が平成2年5月1日「命・食糧・環境・暮らしを守り育む」を確認し、農業委員会は平成2年10月26日「人間の安全な食糧生産に努める」と憲章を制定、土地改良区は平成2年11月2日「豊かな環境稔りの農村」と総代会決議しました。

そして、北竜町と北竜町議会は平成2年12月18日に「国民の命と健康を守る安全な食糧生産の町北竜町」を決議し、全国で初めてとなる安全な食糧生産への取り組みを今日まで33年間実践してきました。

地球のこれからを守る温暖化対策、視点は「子どもの命(生命)を守る」ことにあります。北竜町は戦争と災害の無い安全な明るい社会を目指し「200万本のひまわり」を咲かせ、より安全な食糧生産に誇りを持って実践し続けます。感謝
 

北竜町ポータル

2022年12月9日(金) 12月8日(金)09:15〜、令和4年第4回北竜町議会定例会に先立ち「黄倉良二氏名誉町民推戴…