2021年3月25日(木)
3月24日(水)10:30、北空知信用金庫が主催する「令和2年度 きたしんふるさと振興基金」の表彰式が、同信用金庫本店(深川市)2F会議室にて行われました。
表彰においては、北竜町「碧水支え合いの会」が、審査員特別賞を受賞されました。おめでとうございます!
令和2年度 きたしん「ふるさと振興基金」授賞式
ふるさと振興基金
「ふるさと振興基金」は、北空知信用金庫が設立した地域社会貢献活動のひとつ。地域の産業技術の向上、地域活性化、文化向上などに努力している団体や個人を表彰するもので、対象は、上川管内幌加内町を含む、1市6町(深川市、妹背牛町、沼田町、幌加内町、秩父別町、雨竜町、北竜町)となっています。
ふるさと振興基金は、創立60周年の記念事業として始まり、今回で11回目の表彰。今年度は、9団体の方々が受賞されました。
総合司会:事務局・平山正浩 様
ご挨拶:廣上光義 理事長
「本日は、お忙しい中、きたしんふるさと振興基金表彰式にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
この基金は、当金庫創立60周年を迎えた時に、管内で頑張っている団体等に対して、当金庫として応援できないかということを目的として始まり、今回で11回目となります。今年は産業技術部門2席、ふるさと活性化部門6席、文化部門4席の応募がありました。
その中から、產業技術部門賞には、大黒屋菓子舗 様、株式会社そばの坂本 様、ふるさと活性化奨励賞には、雨竜まち灯り実行委員会 様、JAきたそらち女性部多度志支部加工部会・こまめ会 様、沼田町産直グループ・ 愛菜ママ 様、文化部門賞には、深川市一已バトルス野球少年団 様、深川市音江イルム太鼓 様、深中学川校吹奏楽部 様、審査員特別賞には、碧水支え合いの会 様が、審査委員会及び3月22日の当金庫理事会で決定しました。
今後、より一層、地域の活性化の一助になるように頑張っていただきたいと思います。当金庫におきましても、今後共地域の皆様の頑張りに応じていけるよう、より一層頑張って参ります。今後共、ご支援ご指導宜しくお願いいたします。本日は、本当におめでとうございます」。
授賞式
大賞:沼田町産直グループ 愛菜ママ(沼田町)
25年目を迎える女性農業者グループ。農産物の加工・ 商品開発やイベント出店などで消費者と交流し、地域貢献を行う。
きたしん 產業技術部門賞
大黒屋菓子舗(妹背牛町)
従来の和菓子を中心とした商品に加え、今年東京での修行を終えUターンし後を継いだ三代目が開発した洋菓子が、地元の素材を活用したお菓子として好評を博している。
株式会社 そばの坂本(幌加内町)
そば農家の傍ら、そばの付加価値向上のため自社内に製粉工場を建設。製粉のうえ麺を熟成・冷凍させることにより食味アップを図る製法を確立させた。
きたしん ふるさと活性化部門賞
雨竜まち灯り実行委員会(雨竜町)
行事の少ない冬季を盛り上げようと企画・実行されたランタン作成・灯火行事。幻想的な雰囲気を醸し出すことで住民に明るい話題を提供している。
JAきたそらち女性部多度志支部加工部会・こまめ会(深川市)
2001年に活動を開始。北空知の農産物を使用した加工品を製造・販売し、地域農産物のPRと多度志地区の活性化に繋げる目的で活動中。
沼田町産直グループ・愛菜ママ(沼田町)
25年目を迎える女性農業者グループ。農産物の加工・商品開発やイベント出店などで消費者と交流し、地域貢献を行う。
きたしん 文化部門賞
深川市一已バトルス 野球少年団(深川市)
地域の小学生を対象とした野球少年団の活動。平日に一已小学校グラウンドで練習し、土日祝日に各連盟主催の大会に参加している。
深川市音江イルム太鼓(深川市)
発足以来40年に亘り活動中。音江地区における太鼓文化の保存・伝承を担い、地域のお祭りやイベントに参加している。
深中学川校吹奏楽部(深川市)
11月の「第26回日本管楽合奏コンテスト全国大会」中 学校A部門で、36団体中上位12チームに贈られる最優 秀賞を受賞した。
審查員特別賞:碧水支え合いの会(北竜町)
北竜町が推進する一人暮らし・高齢者対策の一環で、碧水地域において安心・安全な地域づくりを行い活動を行う。見守り・声掛け運動、囲碁の会、美化活動など。
表彰状:令和2年度 きたしんふるさと振興基金 審査員特別賞
碧水支え合いの会殿
「貴殿は、きたしんふるさと振興基金の表彰において、地域の発展と振興において多大なる貢献が認められました。よってここにその功績を讃え表彰します」
令和3年3月24日 北空知信用金庫 理事長 廣上光義
受賞者代表挨拶:愛菜ママ(沼田町)植木千鶴 代表
大賞受賞 & ふるさと活性化部門賞受賞された「沼田町産直グループ 愛菜ママ(沼田町)」植木千鶴代表のご挨拶。
「この度は、北空知信用金庫のこのような振興基金の活動に感謝し、また地域の発展にご尽力いただていますこと、心より厚くお礼申し上げます。
私達愛菜ママは、発足より25年の節目を迎える女性農業者グループです。これまでの活動を振り返り、活動内容や商品開発等、私達が目指す安心安全な農産物生産や加工開発の取り組みを、次世代の農業に繋ぎたいと決意を新たにしているところです。
この度は、私達の25年間の活動に触れていただくチャンス、そして、農業の楽しさややりがいをお伝えできる数少ない機会と思い、応募させていただきました。
これまで支えてくださった近隣の消費者の皆様、ご指導いただいた関係機関の方々、信頼できる良い仲間、そして常に理解と後押しをしてくれた家族には、感謝の気持ちでいっぱいです。
私達一同は、今回の受賞を励みに、これからも尚一層の研鑽を重ね、引き続き邁進して参りたいと思います。本日は、誠にありがとうございました」と、植木千鶴代表のご挨拶でした。
記念撮影
碧水支え合いの会・山本保雄 会長、浅野進事務 局長のお話
その後、北竜町役場にて、高橋利昌 副町長に、受賞のご報告が行われました。
碧水支え合いの会・山本保雄 会長のお言葉
「2016年4月2日のオープンから、わずか5年の年月を経ての受賞となりました。地域の方々に大変お世話になり、どれだけ地域に認められているかはわかりませんが、これを機にさらに発展して継続していければと思います」。
浅野進 事務局長のお話
「碧水支え合いの会は、36名で発足し、現在は41名の会員となっています。設立にあたり、日本赤十字社、町内の同好会・振興会・老人会など様々な集まりで、支え合い会についての説明をし、より多くの方々に会の理解と参加の協力を求めました。
道内各地の支え合いの会などの視察も重ね、活動内容などについて色々検討を重ねました。支え合いセンターの建設の際には、会員の様々な意見を取り入れながら進めていきました。
活動内容としては、週3回(月曜・水曜・金曜:10時〜15時)、カラオケクラブ、まるごと元気アップ教室、たんぽぽクラブ、囲碁などを自由に楽しんで実施しています。月1回(年10回)は、独り暮らしの高齢者の方々に対し昼食会を開催しています。この昼食会は、会員の方々がボランティアで料理するお弁当が提供されます。こうした皆さんの誠実な活動が認められた今回の受賞に、心より感謝いたします」。
碧水支え合いの会の皆様の「令和2年度 きたしんふるさと振興基金・審査員特別賞 受賞」を心よりお祝い申し上げます!
地域を愛し、地域の活性化、発展のために
人々の心と心を繋げて熱心に活動し続け、全力を尽して前進する方々の誠実なる魂に、
限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。
その他の写真
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子