2026年3月11日(水)
見上げれば、吸い込まれるような冬の蒼い空。その一点の曇りもない青を映し出し、軒下で静かに、けれど力強く光を放つ「氷柱(つらら)」たちがいます。
それは、北竜町の厳しい寒さと、春を待ちわびる柔らかな日差しが、長い時間をかけて語り合い、結実させたクリスタルの輝き。
日中の陽だまりに誘われ、ゆっくりと、愛おしむように溶け落ちる一滴の雫。その雫が再び氷点下の空気に抱かれ、 幾重にも氷の層を重ねてゆく。
重なる節(ふし)は、まるで時を刻む氷の輪。
一刻一刻と表情を変え、二度と同じ形には戻らない、自然がこの場所だけに贈ってくれた「氷のオブジェ」のよう。
氷点下の世界だからこそ、太陽のぬくもりが、まるで「命」の温度のように感じられる瞬間。。。
冬の温かな光が、氷柱さんたちを優しく見守るその情景は、凍てついた心を解きほぐし、静かな平安を運んできてくれます。
自然が織り成す一瞬のアートに、心からの敬意を。 そして、この輝きを分かち合える日常の奇跡に、 限りない愛と感謝と祈りを込めて!
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