防災と笑顔の輪！北竜町身体障害者福祉協会、避難訓練＆モルック大会で心つなぐ

2025年9月1日
特集記事
34回閲覧

2025年9月1日（月）

8月26日（火）、北竜町身体障害者福祉協会の「避難訓練＆モルック大会」が開催されました。万が一に備える真剣な避難訓練の後、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」で交流。初めての挑戦に戸惑いながらも、スキットルが倒れるたびに歓声と笑顔が広がり、参加者同士の温かい絆が深まる一日となりました。

1 防災と笑顔の輪！北竜町身体障害者福祉協会主催「避難訓練」＆「モルック大会」開催
2 Youtube動画
3 その他の写真
4 関連記事

防災と笑顔の輪！北竜町身体障害者福祉協会主催「避難訓練」＆「モルック大会」開催

8月26日（火）、北竜町社会福祉協議会（山本剛嗣会長）主催による、北竜町身体障害者福祉協会（山下好晴会長）会員の「消防避難訓練」と「モルック大会」が、北竜町老人福祉センターにて開催されました。

消防避難訓練

モルック大会を前に、まずは消防避難訓練から。給湯室からの出火を想定し、訓練がスタートしました。火災報知器のサイレンが鳴り響くとともに、参加者全員で落ち着いて玄関前へ避難。駆けつけた消防署員の方から消火器の使い方や注意点について説明を受け、真剣な表情で耳を傾けます。

その後、老人福祉センターの駐車場へ移動。社会福祉協議会の職員の皆さんと共に、消火器を使った初期消火訓練に臨みました。一人ひとり、落ち着いてゆっくりと手順を確認しながら、真剣に取り組みます。皆さん、無事に訓練を終了することができました。

モルック大会

無事に避難訓練を終え、いよいよお待ちかねのモルック大会です！

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」とは？

「モルック」とは、モルックと呼ばれる木製の棒を投げて、スキットルと呼ばれるピンを倒し点数を競う、フィンランド発祥のスポーツです。今回は、北竜町社会福祉協議会・村井恵支援体制係長が分かりやすくルールを説明してくださいました。

一般社団法人日本モルック協会

フィンランドのスポーツ「mölkky」の振興を目的とした団体です。…

モルックの道具とルール

道具：
- モルック：投げるための木製の棒です。
- スキットル：1から12までの番号が書かれた12本の木製ピン。これを倒します。
- モルッカーリ：地面に置き、モルックを投げる位置を示す道具です。
投げ方：
- スキットルを決められた順番に並べ、モルッカーリの置かれた位置からモルックを投げます。
- 投げ方は、下手投げが基本。
- モルックを水平に持ってまとめて倒したり、縦に持ってピンポイントで狙ったりと、状況に応じた工夫が楽しめます。
得点の数え方：
- スキットルが1本だけ倒れた場合は、倒れたスキットルに書かれている数字が得点になります。
- スキットルが2本以上倒れた場合は、倒れた本数がそのまま得点になります。
- 合計得点が、ピッタリ50点になったチームの勝ち！もし50点を超えてしまった場合は、半分の25点に減点され、そこからゲームが続行されます。

プレー開始！笑顔あふれる熱戦

2グループ（1グループ3名）に分かれ、3試合勝負でプレー開始！
「さて、どこを狙う？」「そこだ！」と声を掛け合いながら、狙いを定めてモルックを投げます。
最初は思いの外、投げ方の感覚を掴むのが難しい様子。しかし、みんなで力を合わせ、得点を重ねるごとに笑顔が炸裂！
「4点獲得！」「ナイス！」「やったー！50点制覇！」と、あちこちで歓声が上がります。
1本のピンを集中して狙ったり、まとめて高得点を狙ったりと、戦略も様々。会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれました。