2020年1月20日(月)
1月16日(木)、高齢者大学の「北竜町ひまわり大学」で、北竜町教育委員会職員による「フロアカーリング体験」講座が、北竜町公民館・大ホールで開催されました。
今年は、例年になく雪が少ない穏やかな年。。。地元の方も「ここで80年生きているけれど、こんなに雪が少ない年は初めてだ」と話されていました。
フロアカーリング体験・北竜町ひまわり大学
2020年1月講座は、教育委員会職員のお二人、社会教育主事・岸直樹さんと社会体育係兼社会教育係・清水野梨希さんのご指導による「フロアカーリング」体験講座です。大ホールには、40名を超えるひまわり大学生徒の皆さんが集合し、初めてのフロアカーリング体験を楽しみました。
司会進行:北竜町教育委員会 社会教育主事・岸直樹さん
教育委員会・岸さんの司会により、生徒代表の「起立! 礼!」の号令。そして北竜町民憲章、北竜町ひまわり大学学則を皆さんで朗読します。
北竜町民憲章、北竜町ひまわり大学学則を皆さんで朗読
準備運動
まずは、清水野さんのご指導による準備運動です。
腕、首、腰、足の各ストレッチをゆっくりと行い、深呼吸して完了。
フロアカーリングとは
北海道の新得町で誕生した室内競技。木製のターゲットを的にキャスター付きの木製のフロッカーを送球し、ターゲットからの距離を競うスポーツです。
用具
用具は、グリーンカラーのターゲット(4つのキャスター付き)、レッドとイエローカラーのフロッカー(3つのキャスター付き)でプレイします。ターゲットは、直進性が高く、フロッカーは投げ方によって軌跡を曲げることも可能です。
ターゲットとフロッカー
ゲーム説明
岸さんより、フロアカーリングゲーム内容についての一通りの説明がありました。
プレーヤー
今回は、体験会なので、正規のルールではなく特別ルールで行いました。プレーヤーは、1グループ10人として4チームに分かれ体験。
コート
コートは2か所に設定され、2チームが1回ずつ交互に送球。
ゲームの進め方
・体験会なので、特別ルールです。
・両チームの代表によるジャンケンで先行が決定
・先攻チームがターゲットを送球。さらに、ターゲットを送球した人が、続けてターゲットにできるだけ近くに停止するようにフロッカーを送球
・各チーム、1球ずつ交互にプレーしてきます
・各チーム4球づつ、計8球送球。ターゲットに一番近いフロッカーのチームの勝利となります
ゲーム
対戦チームをチェンジして、数ゲーム行われました。
接戦のときは、メジャーで距離を測定して勝敗を決めます
笑顔と楽しい声援と拍手
皆さん、はじめてとは思えない位、すぐにコツをつかみ、ターゲットに近づくたびに、大歓声!!! 終始、笑顔と楽しい声援と拍手が、会場いっぱいに響き渡りました。
清水野さんのお話:フロッカーの使い方のコツ
緑色のターゲットは、4つのキャスターがついているので、まっすぐ進みますが、黄色と赤色のフロッカーは、キャスターが3つなので、ターゲットに向かって真っ直ぐに投げても、途中から曲がってしまいます。この回転は、時計回りだと右にカーブし、反時計回りだと左にカーブしていくという特徴があります。その点の特性を上手に利用して送球してみてください」と清水野さん。
北竜町教育委員会 社会教育主事・岸直樹さんのお話
「今回の道具は、お隣の沼田町教育委員会からお借りしたものです。沼田町では、フロアーカーリングの同好会があり、人気のあるスポーツになっているようです。
私は、前の職場時代に、深川市でフロアーカーリングの大会を開催したことがあります。50人くらい参加しとても盛り上がりました。もし、北竜町で、やりたいという声があれば、お手伝いできればいいなと思います。
今後も、機会があれば、体験会など行っていきたいと思いますので、宜しくお願いします」と岸さんのお話でした。
ひまわり大学皆さんの感想
「大変、楽しかった!」
「大騒ぎできて、楽しかったです!」
「思ったほどには力は必要ありませんが、まっすぐ投げたつもりでもカーブしてしまうので、コツが必要だと感じました」
「またチャンスがあったら、プレーしてみたい!」
季節に関係なく、冬季でも楽しめる室内スポーツ、年齢を問わず、みんなでワイワイ笑顔が弾む、楽しいスポーツ「フロアカーリング」に、限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。
その他の写真
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子