2021年7月26日(月)
7月22日(木)午後13時より、「第24回わんぱく夏まつり」が開催されました。北竜町恵岱別河川公園にて稚魚の放流、北竜町B&G海洋センターでは、水の事故0運動啓発&ゲーム大会が行われました。
第24回わんぱく夏まつり 2021
開催趣旨等
主催者の目的
「外で遊ぶことの少ない子どもたちに、自然に親しむ機会を与え、美しい自然が、自分たちの宝ものになることを教えてあげたい。そして、魚の豊富な川は、きれいな川であり、現在、自然環境破壊が進む中、せめて自分達の身近な川から、従来の美しさを取り戻したい」ということを目的としたものです(チラシ参照)。
主催
・恵岱別川子ども水辺協議会
主管
・北竜町商工会青年部
後援
・北竜町、北竜町商工会、北竜ライオンズクラブ、空知総合振興局札幌建設管理部、(一社)北海道土木協会、北竜町教育委員会、水土里ネットほくりゅう、JAきたそらち北竜支所、北竜町活動組織、北竜B&G海洋センター
小学生を中心に30名程が参加
毎年、海の日に実施され、今年で24回を迎えます。
参加者は、高齢者と子どものふれあい事業(北竜町教育委員会)としての参加を含め、小学生(1年生〜6年生)およそ30名。保護者同伴で、小さなお子さんも参加しました。
稚魚放流後は、バスでB&G海洋センターへと移動。水着に着替えてプールへ。そして、お待ちかねの水中ゲーム大会を思う存分楽しみました。
稚魚放流
例年になく恵岱別川の水量が減少
今年は、降雨量が少なく、恵岱別川の水量が減少。水位が下がり川底が姿を表していました。
「例年、わんぱく夏まつりの実施時期は比較的雨が多く、開催の可否を心配することが多いです。しかし今年は逆で、雨が少なく川の水が少く川底が見えていて驚いています。こんな年は初めてです!」と話す、北竜町商工会青年部・藤田大輔 部長。
ヤマメの稚魚1万匹を放流
放流する稚魚は、孵化して成長した15cm~20cmくらいのヤマメ稚魚およそ1万匹。
事前に、スタッフによって9,500匹程の放流が行われ、当日は、500匹程が、子どもたちによって放流されました。
ヤマメを移動車からビニールプールへ
用意されたビニールプールに稚魚を入れ、網ですくってバケツへ。そのバケツを大切に抱えて、繰り返し川まで運び、優しくそっと放流します。
ヤマメ稚魚の入ったビニールプール

ヤマメをバケツに移す
ヤマメを川へそっと放流
放流された稚魚たちは、恵岱別川、石狩川をくだり、日本海へと旅立っていきます。海の世界で、様々な体験を積み重ね、立派な大人になって、生まれ故郷の川へ戻ってきます。
「元気に大きくなって、故郷へ戻ってきてね」という子どもたちの切なる祈りをこめて!!!
水の事故0運動啓発活動:B&G海洋センター
バスでB&G海洋センターへ移動
放流後、バスに乗車し、B&G海洋センターへ移動。
プールサイドへ集合
子どもたちは、検温・消毒をすませ、水着に着替えてプールへ。
北竜町商工会青年部・藤田大輔 部長より挨拶
「いつもは川ですが、今回はプールで皆で楽しく遊びましょう。注意点として、気分が悪くなったら、近くにいるお兄さん達にすぐに言ってください。喉が乾いたら、皆さんに配った水を飲んでください。今日は楽しく遊びましょう」。
水の事故0運動啓発活動:ライフジャケット浮遊体験 & スローバックの使用法
水の事故0運動啓発活動の一環として、元青年部長・藤信清彦さん(アクアインストラクター有資格者)がご指導。
ライフジャケット浮遊体験・背浮き、人を救助するための「スローバッグ」の使い方のお話等、わかりやすく丁寧に実施されました。
プールサイドに座って説明を聞く子どもたち
ライフジャケット使い方説明
ライフガードの使い方説明
スローバックの使い方説明
ライフジャケットの装着・浮遊体験
元気に遊んでコロナも暑さも吹き飛ばそう!
宝物探しゲーム
こどもたちは、蓋の裏に「当たりマーク」が付いたペットボトルを探しに、プールの底に沈んだボトルめがけて水中へ。
水の入ったペットボトル
ペットボトルはプールの底へ
水の入ったペットボトルが、プルーに投げ入れられ、プールの底へドボン!
当たりマーク付きペットボトルを探して!
当たりマークの付いたペットボトルをゲットすると、賞品がプレゼントされます。
浮き輪綱引きレース
色んな形をした浮き輪に乗って、水中移動。ゴール地点に到達する速さを競います。
色々な形の浮き輪
チームで力をあわせて!
1チームは、綱を引く人、浮き輪に乗る人、浮き輪を後方から押す人の3人で構成されています。ワニ、イルカ、飛行機など形をした浮き輪が使用され、形によって、乗りやすかったり、乗りにくかったり、バランス感覚が必要。
途中で、バランスを崩して水中へ転落したり、チームワークよく、スイスイと順調に水中を前進など、ワイワイ楽しくプレイ!
水上ゴザ走り
水上に浮んだ20mのゴザシートの上を走って渡り切るゲーム。
バランスを整えて!
身体バランスを調整するのが難しく、数歩で転落し、前進できない子どもたちがほとんど。。。
子忍者のようにスイスイと完走!
そんな中、小学生3年生男児が、見事ゴールまで完走! 4〜5回ほどクリアできました。凄い!!!
アクアボール(水上ウォーターボール)遊び
空気を入れた透明なビニールボールの中に入って、水上を歩くアクティビティ。
アクアボールにブロアーで空気を入れて
水上を転がして
水面の水の流れによって、左右上下にアクアボールが動き、身体がボールの動きによってコロコロと転がります。
予知不能なボールの動きを体験。水の上を浮かぶ、柔らかな感触を楽しめる遊びです。
子どもたちは、アクアボールや浮き輪で、各自自由に水中プレイを思う存分満喫しました。
飛び散る水しぶきを浴びながら「気持ちいい〜〜〜」と笑顔とともに上がる歓声!
プールでの楽しい時間もあっという間に過ぎ、終了時間となりました。
楽しかった!
最後に、
「楽しかった人!」と藤信清彦さんがみんなに声がけすると、
「ハーイ!」と響き渡るみんなの元気な声!!!
子どもたちは、ゲームの賞品、参加賞の沢山のお菓子を受け取って、大満足な笑顔で解散!
賞品・参加賞贈呈
子どもたちの元気パワーで、コロナも暑さも吹き飛ばした、貴重な体験と超楽しいひとときでした。
子どもたちのために、「わんぱく夏まつり2021」の準備をされた、北竜町商工会青年部の皆さんをはじめ関係者皆さんの、子どもたちに対する深い愛情とおもいやりに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!
その他の写真
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子
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