町長がバスガイド〜北竜町・佐野豊 町長編〜シィービーツアーズ 2019

2019/08/11 17:47 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/08/12 3:03 に更新しました ]
2019年8月12日(月)

8月3日(土)、(株)シィービーツアーズ(戎谷侑男 代表・札幌市)が主催する「町長がバスガイド~北竜町長編~佐野豊 町長」が開催されました。

今年、第33回北竜ひまわりまつりを迎えたひまわりの里。お天気続きで、雨が少ない環境の中で、ひまわりさん達は精一杯綺麗な花を咲かせています。青空が広がる真夏のお天気日和、佐野町長のガイドのもと、参加者約30人の方々が、北竜町の魅力を満喫しました。

目次

  1. 1 ▶ 北竜町・佐野豊 町長がバスガイド
    1. 1.1 ▶ 佐野町長・砂川ハイウェイオアシス館で合流
    2. 1.2 ▶ (株)シィービーツアーズ・戎谷侑男 代表取締役社長のご挨拶
  2. 2 ▶ 佐野町長より北竜町の紹介
    1. 2.1 ▶ 千葉県印旛郡本埜村からの開拓団
    2. 2.2 ▶ 町民総出でひまわりの里の草刈り
    3. 2.3 ▶ 北竜町の美味しいお米
    4. 2.4 ▶ 生産情報公表農産物JAS規格を取得
    5. 2.5 ▶ 第46回日本農業賞大賞(集団組織)を受賞
    6. 2.6 ▶ ふるさと納税の返礼品・ひまわりライス
    7. 2.7 ▶ 北竜町の人口
    8. 2.8 ▶ 小冊子『JP01北海道北竜町・太陽を味方につけた町』に基づいた説明
      1. 2.8.1 ▶ 「ひまわり」を町の花
      2. 2.8.2 ▶ 町のスローガン
      3. 2.8.3 ▶ 町のキャラクター
      4. 2.8.4 ▶ インバウンドの観光客
      5. 2.8.5 ▶ ひまわりの里が認知されるようになったきっかけ
      6. 2.8.6 ▶ 北竜町の特産品・幻の黒千石大豆
      7. 2.8.7 ▶ 黒千石大豆が第5回ディスカバー農山漁村の宝(内閣官房及び農林水産省主催)に選定!
      8. 2.8.8 ▶ 町内飲食店の紹介
      9. 2.8.9 ▶ 町の特産品
      10. 2.8.10 ▶ 全国ひまわりオイルサミット
      11. 2.8.11 ▶ ひまわりの町の説明
  3. 3 ▶ 北竜町ひまわりの里見学
    1. 3.1 ▶ ひまわり咲ちゃん&アグリファイターノースドラゴンの歓迎
    2. 3.2 ▶ みんなで記念撮影
    3. 3.3 ▶ 見学約110分自由行動
    4. 3.4 ▶ ひまわり観光センターでのお買い物
    5. 3.5 ▶ 山本紗綺さんひまわりライブ
  4. 4 ▶ 北竜町産そば・おむすびのランチ:加工センター食農工房パルム
    1. 4.1 ▶ 笹団子:北竜町ふみの会
    2. 4.2 ▶ ランチメニュー
    3. 4.3 ▶ そば食楽部北竜・中村尚一会長のご挨拶
    4. 4.4 ▶ そば食楽部北竜・高橋利昌 事務局長(副町長)のご挨拶
  5. 5 ▶ お楽しみお土産抽選会
  6. 6 ▶ 渡邊靖範ファームにてメロン収穫体験 & 試食
    1. 6.1 ▶ 北海道指導農業士である渡邊靖範さんのお話
    2. 6.2 ▶ メロン収穫体験
    3. 6.3 ▶ ひまわりメロン試食タイム
    4. 6.4 ▶ 渡邊ファミリーお見送り!
  7. 7 ▶ 農産物直売所見みのりっち北竜 にてお買い物
  8. 8 ▶ 北竜町役場・佐野町長室訪問
  9. 9 ▶ お見送り


参加者への配布資料 
参加者への配布資料


北竜町・佐野豊 町長がバスガイド

佐野町長・砂川ハイウェイオアシス館で合流

朝8時に、バスは中央バス札幌ターミナル(札幌市)を出発し、砂川ハイウェイオアシス館(砂川市)にて、(株)シィービーツアーズ・戎谷侑男 代表取締役社長と歓迎の握手で、北竜町・佐野豊 町長のお出迎えです。


砂川ハイウェイオアシス館(砂川市) 
砂川ハイウェイオアシス館(砂川市)

佐野町長、戎谷社長をお出迎え 
佐野町長、戎谷社長をお出迎え

よろしくお願いします! 
よろしくお願いします!


(株)シィービーツアーズ・戎谷侑男 代表取締役社長のご挨拶


戎谷侑男 代表取締役社長 
戎谷侑男 代表取締役社長


同乗する北竜町役場産業課・長谷牧子 係長。


役場産業課・長谷牧子 係長 
役場産業課・長谷牧子 係長


佐野町長より北竜町の紹介

砂川ハイウェイオアシス館から北竜町までの40分間、車中では、北竜町・佐野豊 町長による、北竜町の魅力についてのお話です。


北竜町・佐野豊 町長 
北竜町・佐野豊 町長


「このバスツアーは、今年で4回目になります。1回目は秋10月の新米まつりに合わせて実施しましたが、平成29年度からはひまわりまつりに合わせてのバスツアーを開催させていただいております。

今、ひまわりの里は満開を迎えております。一番いい時期に、皆さんに北竜町を見ていただけるということで、大変嬉しく思います。今年は6月に雨が少なくて、6mlの雨量で、7月は27日の時点で3mlの降水量になっています。そのような状況の中、ひまわりも背が低くて例年になく花も小さいので、心配していましたがしっかり咲いています。この日のために準備したかのように、メインのひまわり畑が満開になっています。

毎年ひまわりを見ていますが、ひまわりは、元気や勇気、幸せ、明るい気持ち等をいろんな意味で私達に与えてくれる、私達の宝ものです。今日は、ひまわりを十分楽しんでいただければと思います。

先日8月1日(木)には、ひまわりフラワーフェスタが開催され、ビールパーティ、抽選会、花火大会などが行われました。札幌から北海道医療大学のよさこいチームを招き、毎年踊っていただいています。

ひまわり畑の中で上げる花火は、人気が出てきていますので、来年は是非、ひまわり畑の素晴らし花火を見にいらしてください。

千葉県印旛郡本埜村からの開拓団

北竜町は、明治26年(1893年)、千葉県印旛郡本埜村からの開拓団によって開かれた町です。開拓当時、千葉県印旛沼周辺は低い地域にありましたので、多くの水害に見舞われ大変な苦労をしたと聞いております。国の政策により北海道に移民団を派遣したのだと思います。

現在、本埜村は合併により印西市となり、人口13万人都市として東京のベットタウンとなっています。

北竜町は開拓から127年目を迎えます。町内には「和(やわら)」という名前の地区があり、「令和」の「和」です。「和」は、響きもいいし、「なごむ、やわらぐ」という意味もあり、地域の良い名前だと思います。町民の皆さんも優しくて、ひまわりを育てながら仲良く町づくりをしています。


ガイド中の佐野町長 
ガイド中の佐野町長


町民総出でひまわりの里の草刈り

ひまわりの里では、播種が完了すると、老人ボランタリーの皆さんや町民の方々総出で『草取り十字軍』の名のもとに、草取りを行っています。草取りは本当に大変な作業です。6月20日くらいから始まり、午前午後2時間ずつ作業します。行政中心に町民一丸となって、ひまわりを大切にして、町の花として育てています。多くの観光客の皆さんに見ていただき、元気を受け取っていただきたいと思います。

北竜町の美味しいお米

近年、北海道のお米は大変美味しくなったと言われていますが、特に、北空知地区(深川市、北竜町、秩父別町、沼田町、妹背牛町)が、お米の美味しい産地だと自負しております。

生産情報公表農産物JAS規格を取得

北竜町のお米は、昭和63年(1988年)より、生産組合の全ての農家が、使用する化学合成農薬を50%以上カットしています。北海道の一般的な農薬使用成分数22成分ですが、北竜町では11成分に減農薬して栽培しています。

北竜ひまわりライス生産組合が、平成18年(2006年)には、生産情報のトレーサビリティーを確保 する生産情報公表農産物JAS規格を取得しています。お米の栽培で、水稲生産組合が生産情報公表農産物JAS規格を取得したのは 日本で北竜町が初めてであり、唯一の取得です。

第46回日本農業賞大賞(集団組織)を受賞

「安心・安全・美味しいお米」を消費者に届けることが高く評価され、平成29年(2017年)3月には、第46回日本農業賞大賞(集団組織)を受賞いたしました。

ふるさと納税の返礼品・ひまわりライス

お米はふるさと納税の返礼品として、毎年、件数で3万件超え、寄付金で3億円を超えています。継続しているのは、リピーターの方々が多いのではないかと推測されます。『北竜町のお米は実に美味しい』というメッセージも数多くいただいております。北竜町のお米は、自信をもって、美味しいお米としてお勧めできます。機会がありましたら、是非食べていただきたいと思います。

北竜町の人口

北竜町の人口は、8月1日(木)で1,826人。北海道の中でも小さい町です。近隣の町も人口が少ないのですが、まだまだ合併せずに頑張っていきたいと思います。

昭和35年(1960年)は一番人口の多い年で、6,317人。当時、離農され、札幌でマンション経営等されている方もいらっしゃいます。

現在、緩やかではありますが、間違いなく人口減少となっています。毎年生まれる子どもたちは10人前後ですが、30人前後減少が見られます。移住定住など交流人口に力を入れています。人口は少なくても、元気な町づくりに懸命に取り組んでいます。

小冊子『JP01北海道北竜町・太陽を味方につけた町』に基づいた説明

小冊子『JP01北海道北竜町・太陽を味方につけた町』 
小冊子『JP01北海道北竜町・太陽を味方につけた町』


「ひまわり」を町の花

・北竜町は、『ひまわり』を町の花とし、『イチイ』を町の木としています。

町のスローガン

町のスローガン『あかるい農法 北海道北竜町』のデザインは、有名なデザイナーの梅原誠さんに、1年間かけて北竜町に入っていただき、完成させたものです。北竜町は、農業にあかるい、空もあかるい、知識にあかるいということです。しかも、『農法』は、どこにも負けない米作りを確立している、という意味が含まれたキャッチフレーズを作っていただきました。

デザインの黄色のギンガムチャックは、ひまわりの萼を表し、また秋の水田を表しています。

町のキャラクター

ひまわり咲ちゃん&アグリファイターノースドラゴン! アグリファイターノースドラゴンは『水・太陽・土』のブルー・イエロー・ブラウンが登場! その他、悪役カメムシ男爵、イモチキング、ノビエと戦って奮闘!
メンバーは、北竜町役場職員、きたそらち農協北竜支所青年部、北竜町商工会青年部など町の若者が一丸となって活動を続けています。道内外、沖縄まで出かけ、様々なイベントに参加し、北竜町をPRして活躍しています。

インバウンドの観光客

一昨年は、インバウンドを含めた観光客が、過去最高の35万6千人訪れました。その年は、ひまわりの花も背が高く素晴らしかったです。沢山の皆さんが来町され、沢山の花をみていただきました。

ひまわりの里が認知されるようになったきっかけ

昭和54年(1979年)、ヨーロッパ視察研修に参加した農協職員が旧ユーゴスラビアのベオグラード空港上空から見た一面のひまわり畑に感動。出張の基調報告に当時の農協女性部の皆さんが刺激を受け、健康的で安心な自家消費の食用ひまわり油を栽培し、家の周りにひまわりの花を植えることで環境美化につながるという『1戸1アール運動』の取り組むが開始されました。

平成元(1989年)年に『ひまわりの里』の整備がスタート。毎年F1の種を購入し植えています。ひまわりは、連作は難しいのですが、同じ場所で31年間植えています。毎年、60cm以上の深さで畑を耕起し、緑肥としてえん麦や小麦を植えています。春先の雪解けに堆肥を播き、土づくりをしてひまわりを栽培しています。

現在23.5haの面積の畑に、200万本のひまわりを栽培しています。

北竜町の特産品・幻の黒千石大豆

北海道在来種である小粒黒大豆の黒千石大豆。播種して収穫するのが11月に入るので、かつて雪の下になったこともあり、栽培が難しいこともあり、一時栽培が途絶えたこともありました。その後、ご縁があり、北竜町で、平成17年(2005年)に黒千石事業協同組合が設立され、栽培がスタート。黒千石大豆は、栄養価も高く、健康的食品として知られています。

黒千石大豆が第5回ディスカバー農山漁村の宝(内閣官房及び農林水産省主催)に選定!


北竜町の特産品・幻の黒千石大豆のページ 
北竜町の特産品・幻の黒千石大豆のページ


昨年、平成30年(2018年)11月、応募された全国1,015団体の中から優良事例32団体が認定されました。北海道ブロックは、応募98団体中、3団体が認定され、その中で、黒千石事業協同組合(高田幸男 理事長)が最も高い評価を受けました。授賞式は、内閣総理大臣官邸にて授賞式と交流会が行われ、内閣府の錚々たるメンバーと記念写真撮影が実施されました。

町内飲食店の紹介

黒千石・黒ちゃんハンバーグ定食、粉末状にしたひまわりの種のひまわりピザ、北竜町産そば粉の手打ちそばとひまわりライスのおにぎりのセットなどなど、北竜町でしか食べれないお料理を紹介しています。

町の特産品

 ひまわりメロン、ひまわりスイカ、そばの実フレーク、乾麺・ひまわりの里そば(北竜町産そば粉・きたわせ)、特別純米酒・北竜彗星(北竜町産酒米)、田から持ち(北竜町産もち米100%使用)など。

インスタント蕎麦は人気が高く、フランス・パリから注文が入っています。そばの実フレークは、パリのマーケット食品コーナーにも提供されているほどです。

ひまわり油は、平成27年(2015年)に、地方創生事業の一環として日進オイリオとの提携が決定し、搾油用ひまわりの栽培が開始されました。黒千石大豆とひまわり油のドレッシングが開発され販売されています。さらに、ボディ、手足・顔・頭の髪に塗ると保湿効果のある、ひまわり油80%を使用した『北竜サンフラワーバーム』が発売されています。

ひまわり油は、ビタミンEの含有量がオリーブオイルの8倍です。パン、サラダ、納豆、お味噌汁にかけるなどバリエーション豊富で、どんな料理にでも合います。

全国ひまわりオイルサミット

今年6月には、香川県まんのう町にて、第3回全国ひまわりオイルサミットが開催され、北竜町(北海道)、名寄市(北海道)、佐用町(兵庫県)、まんのう町(香川県)との提携協定が結ばれました。

ひまわりの町の説明

・町の街路灯もマンホールもひまわりのデザインが描かれています
・『北竜町商業活性化施設・ココワ』は町が運営しているスーパーマーケット!
・沿道を飾るひまわりは、3ヶ月咲き続けます。一茎に100輪の花を付けます
・北竜町役場、そして、来年完成する工事中の新和保育園の敷地です。2020年東京オリンピックの新国立競技場の設計を手掛ける隈研吾氏の設計による新保育園です。

北竜町ひまわりの里見学

駐車場の整備をしているスタッフで、お揃いの黄色いシャツを着用しているのは、みな町の職員です。暑い中、みんな毎日頑張っています。

ひまわり咲ちゃん&アグリファイターノースドラゴンの歓迎


ひまわり咲ちゃんのお出迎え@ひまわりの里駐車場 
ひまわり咲ちゃんのお出迎え@ひまわりの里駐車場


みんなで記念撮影


参加者皆さんと記念撮影 
参加者皆さんと記念撮影


見学約110分自由行動

ひまわりの里を一周する(15分)トラクター遊覧車乗車と第1迷路の入場が、1回ずつ無料でお楽しみいただけます。


満開のひまわりの里 
満開のひまわりの里

バスツア−参加者は無料で乗車可 
バスツア−参加者は無料で乗車可

満開のひまわりさん 
満開のひまわりさん


ひまわり観光センターでのお買い物


ひまわり観光センター 
ひまわり観光センター

行列ができるひまわりソフトクリーム 
行列ができるひまわりソフトクリーム


山本紗綺さんひまわりライブ


山本紗綺ひまわりライブ 
山本紗綺さんひまわりライブ

バスツアー参加者と記念撮影 
バスツアー参加者と記念撮影

大勢のお客さんが散策中の令和迷路 
大勢のお客さんが散策中の令和迷路


北竜町産そば・おむすびのランチ:加工センター食農工房パルム

ひまわりの里をたっぷり満喫した後は、お待ちかねランチタイム! 加工センター食農工房パルムで、北竜そばの手打ちそばとひまわりライスのおにぎりの昼食です。


昼食:加工センター食農工房・パルム 
昼食:加工センター食農工房・パルム


北竜町産そば粉「キタワセ」で打ったそばは、北竜町の「そば食楽部北竜」のそば打ちの達人の方々による手打ちそばです。出来たてのそばが次々に提供されました。朝から準備にお忙しい「そば食楽部北竜」の皆さん。


大忙しの「そば食楽部北竜」の皆さん 
大忙しの「そば食楽部北竜」の皆さん

配膳も大忙し 
配膳も大忙し 佐野町長のお話 
佐野町長のお話


笹団子:北竜町ふみの会

毎週土曜日に「笹団子」づくりをする「北竜町ふみの会」のお母さん方。


「笹団子」づくりをする「北竜町ふみの会」のお母さん方 
「笹団子」づくりをする「北竜町ふみの会」のお母さん方


ランチメニュー

・北竜町そば粉の手打ちそば
・「ひまわりライス」でふんわりと握られた、海苔巻のおにぎり
・天麩羅(エビ、ナス、アスパラ)
・黒千石大豆の煮豆と煮汁で作った黒千石ゼリー
・ひまわりオイル掛けの「マグロの山かけ」
・北竜町のお母さん手作りの名物・笹団子
・黒千石茶


北竜町づくしのランチ 
北竜町づくしのランチ

ランチの様子 
ランチの様子


そば食楽部北竜・中村尚一会長のご挨拶


そば食楽部北竜・中村尚一会長 
そば食楽部北竜・中村尚一会長


「素人手打ちそばには、段があります。初段から5段まであり、初段・2段の認定会を北竜で14回開催させていただいております。今年10月には、4段位認定会を、北竜町で初めて開催する予定となっております。

そばにご興味のある方は、札幌市、石狩市、栗山町などで開催されていますので、足を運んでみてください。各地にあるそばの会などに参加して、楽しんでいただければと思います。

そば打ちは、中々思うように打てなくて、これでもかと一生懸命やればやるほどはまっていき、抜けられなくなります。不器用な人こそ、上達していきます。

今日は天気にも恵まれ、来ていただいて蕎麦を堪能していただきました。ソバ栽培においては、去年は大変でしたが、今年は良い出来で、美味しくそばが収穫できると思います。今日は、ひまわりライスのおにぎりと一緒に堪能していただければと思います。ありがとうございました」と中村会長。

 そば食楽部北竜・高橋利昌 事務局長(副町長)のご挨拶


そば食楽部北竜・高橋利昌 事務局長(副町長) 
そば食楽部北竜・高橋利昌 事務局長(副町長)


「皆さん、ようこそいらっしゃいました。副町長ですが、そばそば食楽部では、事務局という立場で務めさせていただいています。

ひまわりの里では、竜トピア(町おこしボランティグループ)で『ひまわり迷路』を作っています。今年は『令和』という文字を刻んでおります。これから、どんどんひまわりも咲いてくると思いますので、また訪れていただき、別の視点で様々なひまわりの花を楽しんでいただければと思います」と高橋副長町。

お楽しみお土産抽選会


役場産業課・細川直洋 課長 
役場産業課・細川直洋 課長


参加者の皆さんが一人づつ、抽選箱から品名が書かれたカードをひきます。カードには「ひまわりライス・お米」「黒千石セット」「ひまわり油」の3種類が明記されています。当たった商品が佐野町長より手渡され、皆さん大満足!


ハズレ無しの抽選会 
ハズレ無しの抽選会

北竜町特産品の数々 
北竜町特産品の数々


食後は、場所を移動し、渡邊靖範ファームメロンハウスへ。バスの中で、説明する佐野町長


渡邊さんのメロン栽培をガイド中 
渡邊さんのメロン栽培をガイド中


渡邊靖範ファームにてメロン収穫体験 & 試食

今回は、新規就農1年目の金田絵利紗さんが栽培した青肉メロンの収穫体験です。


青空の下メロン収穫の説明 
青空の下メロン収穫の説明


北海道指導農業士である渡邊靖範さんのお話

メロンハウス前で、渡邊靖範さんからメロンについて説明がありました。


北海道指導農業士・渡邊靖範さん 
北海道指導農業士・渡邊靖範さん


「暑い中、ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。町長からご紹介いただきました渡邊(56歳)です。ここへ入植し100年が経過し、私で4代目、息子で5代目です。

総面積で20町ほど作っております。その中で、ほとんどが水田で、その他にメロン栽培を行っています。1,500坪の土地に、メロンハウスは9棟あります。ハウス1棟が90mです。

2月に青肉メロンの播種を行い、3月の中旬に定植、5月の中旬には初出荷となります。この青肉メロンが終了次第、二期作を行っております。現在1~6のハウスは、赤肉メロン栽培をしており、9月中旬に収穫となります。

町長ガイドで、当農場のメロン収穫体験は今回で3回目となります。過去2年間は、このA・B・Cのハウスで栽培していた黄色のメロン『黄美香(きみか)メロン』の収穫体験を行っていました。『黄美香メロン』は果肉が北竜のひまわりを思わせるような黄色が特徴で、北竜町のPRにもなると思いました。新規就農者である金田さんに栽培の継続を考えて指導していましたが、かなり栽培が難しく技術が必要なので、今年は断念しました。

そこで今年は『青肉メロン』の収穫体験となりました。美味しく出来上がっております。以前、このメロン体験の参加された方が『黄美香メロン』を楽しみにしていらっしゃったようで、大変申し訳なく残念です。しかし、青肉メロンはとても美味しく仕上がっておりますので、是非味わってみてください。

金田絵利紗さんは、4年前に北竜町が独自に行っております『農業体験実習研修』に参加し、半年間、北竜町で農業実習をしました。


新規就農1年目の金田絵利紗さん 
新規就農1年目の金田絵利紗さん


金田さんは、農業実習に入る前は、介護福祉士として介護の仕事に従事していました。仕事の中で、『身体の弱った方が、美味しいものや好物を食べると、とても元気になる」ということを実感したそうです。人生の最後の力になる食べ物を作る仕事につきたいという考えから農業を目指し、『農業の町・北竜町』とのご縁がありました。

農業実習の半年間、スイカ、花卉、野菜などの様々な品目の栽培を体験し、最終的にメロン栽培を選択。翌年から、当農場にて、農業次世代⼈材投資事業(準備型)となる2年間の研修を実施しました。そして、今年3月より、独立・自営就農がスタートしました。

メロンの歴史を少しお話します。
昭和55年(1980年)より31戸の農家がメロン栽培を手掛け、平成3年(1991年)には172戸のメロン農家が7町を超える面積で栽培。当時、売上が5億7千万円あり、夕張に継ぐ出荷量を記録しました。農家の皆さんで、売上5億円を記念してハワイ旅行を実施しました。その時代をピークに、メロンの作付けが減少。離農農家が増加し、メロン栽培の減少に繋がったと思います。

北竜町のメロンイベントとしては、お盆に『メロンすいか祭り』が昭和59年(1984年)より開催しています。今年も8月14日(水)朝8時半から12時まで、農協駐車場で実施されます。1日に約1,000箱用意し、半日でほぼ完売となります。

現在、北竜町でのメロン栽培は、栽培開始当初と同じ農家戸数31戸で行っています。面積は10分の1ほどですが、技術をもった農家が集まって、質の高いメロンをだしています。売上は1億円をキープしております。 ふるさと納税など、多くの皆さんからのご支援のお陰で、ハウスの更新・新設等にあたり、メロン栽培に備えることができます。

8月に入ると、赤肉メロンのふるさと納税の応募が開始いたします。1万円以上のご寄付でメロン2玉送らせていただいております。機会がありましたら、宜しくお願いいたします。

今日、収穫していただくメロンは、5月6日に定植したメロンです。金田さんの息子さんのこどもの日5月5日の翌日に定植しました。着果から55日経過し、丁度食べごろの時期になっています。

メロンの楽しみ方としては、まず、目で楽しみ、次に香りを楽しみ、最後に味を楽しみます。収穫後すぐに冷蔵庫に入れてしまうと、追熟しないで固くなったままの状態となります。

今日収穫体験後に試食していただくメロンは、7月25日に収穫し、その後陽のあたる場所に8日間置いて追熟させたメロンです。今朝カットし、冷蔵庫に入れて5時間ほど冷やしました。存分に味わっていただきたいと思います」と丁寧に説明してくださった渡邊さんです。

メロン収穫体験

収穫体験は5人一組のグループで実施。ハウスの中では、渡邊さんから丁寧な説明を受けながら、メロンを収穫し、一人一個ずつ大切にお持ち帰りです。


メロンの収穫体験 
メロンの収穫体験

ひまわりメロン 
ひまわりメロン

ひまわりメロン収穫体験 
ひまわりメロン収穫体験


ひまわりメロン試食タイム


冷蔵庫で冷やされた食べごろメロン 
冷蔵庫で冷やされた食べごろメロン


就農1年目の金田さんが、愛情いっぱい、真心込めて育てた大切な青肉メロン! 収穫後8日間熟成され、冷蔵庫でひんやりと冷やされた極上メロンを、皆さんじっくり味わった感度のひとときでした。ごちそうさまでした!


青空の下で頬張るひまわりメロン 
青空の下で頬張るひまわりメロン

戎谷社長も大満足! 
戎谷社長も大満足!


渡邊ファミリーお見送り!

美味しいメロン!ありがとうございました!


渡邊ご家族のお見送り 
渡邊ご家族のお見送り

美味しいメロンをありがとうございました! 
美味しいメロンをありがとうございました!


農産物直売所見みのりっち北竜 にてお買い物


北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜 
北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜


美味しいひまわりメロンを味わった後は、北竜町農畜産物直売所みのりっち北竜にてお買い物タイムです。


みのりっち北竜店内の様子 
みのりっち北竜店内の様子


北竜町役場・佐野町長室訪問

最後に、北竜町役場・佐野町長室を訪問しました。


北竜町長室訪問 
北竜町長室訪問


皆さんで記念撮影、パチリ!!!


記念撮影 
記念撮影


お見送り

お土産に、新鮮野菜や旬の果物を購入し、バスへ乗車。佐野町長をはじめ、役場職員の方々がお見送りです。


お見お送り 
お見お送り

ありがとうございました! 
ありがとうございました!


ひまわりさんの輝きに、心明るくときめく季節。。。
素敵な北竜町の魅力をたっぷりと味わうことのできる、素晴らしい佐野町長ガイドバスツアーに、
限りない尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


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バスツアー・シィービーツアーズ

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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子