２０１４年３月１７日（月）

チカホ（札幌駅前通地下広場）での「北のめぐみ愛食フェア２０１４」３月の開催が１０日（月）から１３日（木）まで開催されました。チカホ内の場所は、札幌駅前通地下歩行空間の北大通交差点広場（大通ビッセ地下南側）出口１３付近。出店は1４店舗。

   
北のめぐみ愛食フェア（チカホ・北 大通交差点広場）

     
黒千石事業協同組合ブース

黒千石事業協同組合では、「黒千石発芽納豆」の新発売に向け、愛食フェアでの販売を開始しました。
チカホにて、辻雅昭 副理事長（６２歳）にお話を伺いました。

▶ 黒千石大豆を発芽させて製造した納豆「黒千石発芽納豆」は、札幌市の納豆製造「株式会社 豆蔵（まめくら）」（本間照蔵社長）が開発した道内初の商品。

▶ 「黒千石発芽納豆」は、２０１３年度の札幌市の６次産業活性化推進補助事業に採択され、開発が進められました。発芽させた黒千石を納豆に加工する際、様々な菌の発生や水分量の割合における試験・研究における試行錯誤を重ね、ようやく完成した「黒千石発芽納豆」です。

▶ 現在、「黒千石発芽納豆」の成分については、、 北海道大学大学院農学研究院教授（応用生命科学部門食品科学分野食品機能化学研究室）の川端潤 教授に研究を依頼。さらに、倉敷芸術科学大学生命科学部生命科学科・須見洋行 教授（全国納豆協同組合 元顧問）に成分評価（納豆キナーゼ、ビタミンＫ２、ポリアミン等）を依頼中とのことです。

▶ 使用される「黒千石」は、黒千石事業協同組合（北竜町）の黒千石大豆。
黒千石は、免疫機能を保つポリフェノールやアントシアニンの栄養価も高く、さらに発芽することによって、栄養成分、旨味もアップし、ダブル効果を発揮します。

▶ パッケージは、黒色を基調にした斬新なデザイン。商品名「なんとみごとな黒千石なっとう」

▶ 黒千石発芽納豆の販売場所
３月上旬より４月末まで、札幌市内のイベントなどで１万パックの試験販売予定。
北竜町では、道の駅「サンフラワー北竜・ショップ」で発売中！

   
黒千石大豆について説明される 黒千石事業協同組合・辻正昭 副理事長

黒千石納豆が、更に進化し、変身して登場です！！！

黒千石の新しい味わいをお楽しみください！！！

帰路に、サンフラワーパーク北竜温泉のショップで、「なんとみごとな黒千石なっとう」を購入。
ユニークなパッケージを開くと、裏蓋には納豆の説明文。「まぼろしから、北海道ブランドの新定番へ。」と書かれた文字が目に入ります。

    
   
黒千石発芽納豆「なんとみごとな黒千石なっとう」
２８０円／１箱、名称／黒千石納豆、内容量／４５ｇ☓２、
原材料名／黒千石大豆＜北海道産（遺伝子組み換えでない）＞・納豆菌、
保存方法／要冷蔵（１℃〜１０℃）、製造者／株式会社 豆蔵。賞味期限は、１週間ほど後の日付

炊き立てのおぼろづきのご飯に乗せて、いただきます ♬
粘り気が強く、納豆独特の匂いや発芽独特の苦味がありません。
旨味がより一層増して、豆本来の美味しさが感じられます。

北の大地で育まれた黒千石大豆。
発芽して、美味しくて栄養満点の納豆になりました。

     
かき混ぜると凄い粘り

 
おぼろづきでいただく「黒千石発芽納豆」

▶ 黒千石発芽納豆「なんとみごとな黒千石なっとう」のちらし（豆蔵）

   
黒千石事業協同組合☓豆蔵　＜画像引用：ちらし（株）豆蔵（札幌市東区東雁来５条１丁目４−２６）＞

▶ チカホ（札幌駅前通地下広場）での「北のめぐみ愛食フェア２０１４」出店者（１４店舗）

１．札幌山本養蜂園・札幌市（はちみつ）
２．長命庵・札幌市（ダッタンそば）
３．ジュリエ・ファーム・伊達市（ジャム）
４．大畑さんちの野菜畑・当別市（野菜）
５．北起屋・苫小内市（ほっきご飯）
６．練屋銀八・札幌市（コーンスープ）
７．坂口農園・函館市（赤かぶ千枚漬け）
８．味噌らんまん・洞爺村（熊笹味噌）
９．ワークセンター栗の木・栗山町（全粒粉パン）
１０．エゾシカ食肉事業協同組合・斜里町（エゾシカ肉）
１１．黒千石事業協同組合・北竜町（黒千石大豆）
１２．田中絃姫のキムチ店・札幌市（キムチ）
１３．小澤農林・富良野市（ハスカップジュース）
１４．風花くだもの工房・札幌市（くだもの）

 
愛食フェア出店者

◆ 関連記事・ページ

・黒千石大豆紹介ページ

・黒千石事業協同組合
・株式会社 豆蔵（まめくら）紹介ページ
・北のめぐみ愛食フェア

◇ 撮影・取材＝寺内昇　　取材・文＝寺内郁子