佐々木康宏 町長の北竜町内魅力探し【2025年2月】北竜町で除排雪に頑張っていただいている町民の皆さん

２０２５年２月２５日（火）

２月２０日（木）１０：００〜、佐々木康宏 町長の２月の北竜町内魅力探しが行われました。２月の北竜町内魅力探しは、北竜町で除排雪に頑張っていただいている町民の皆さんです。

２月の北竜町内魅力探し：除排雪に頑張っていただいている町民

（株）ガレージミヤジマ・宮島康英 代表、大輪興業（株）大路英樹 代表、（株）金山若林（金山智徳 代表）・伊藤秀司さん、塩見建設（株）越田光行 代表にお話しを伺いました。

さらに午後から、北竜町除雪センターで排雪大型トラックに乗って頑張っている、山上未春さん（農業組合法人ほのか入社４年目・２４歳）を訪問。

佐々木町長は午後からの公務が重なり、激励訪問は叶いませんでしたが、「是非、山上未春さんの頑張りをお取材して発信して欲しい」と希望されていたので、除雪センターに取材に伺いました。

（株）ガレージミヤジマ・宮島康英 代表

「今までは、農家の人々が冬季のバイトがてら、トラクターで除排雪を積極的にされていたので、町内の除雪がしっかり行われ町民も助かっていました。

しかし近年では、機械等も老朽化しており、また高齢化が進み息子の代に移行し、農家による除雪は難しくなり、辞める人々も増えてきています。

こうした状況に対応して、除雪作業を業者が請け負っているのが現状です。業者では、除排雪用トラクターなどの故障への対応が必要です。壊れたから除排雪作業ができないとは言えません。そこで、当社ではリースを利用しているので、故障した時点ですぐに代車を使用することができます。こうして、町民のために頑張っています。現在は２４件請け負っています。

町のバス停やゴミステーションの除排雪についても課題があります。これからは、町全体で町内の除排雪の運営を考えていく必要があると思っています」と、しみじみと語る宮島代表。

「除排雪に関しては、捨て場の問題や料金の問題等たくさんの問題を抱えているので、要望にできる限り応えられるようにしたいと思っています」と佐々木町長。

大輪興業（株）大路英樹 代表

「除排雪に関する問題は色々出ています。町の児童公園など町所有の敷地に、黙って町民が排雪したりしているので、排雪場所の利用を登録制にするなど、町全体で管理する方法を検討する必要があると思います。

除排雪料金も業者によってバラバラな状態になっています。安価だと仕事も雑になったり、町民の不満もでてくるし、道路に投げる人も出てくるので、とても危険です」と大路代表。

「町所有の雪捨て場においても、様々な問題を抱えているので、今後しっかりと対応していきたいと思います」と佐々木町長。

（株）金山若林（金山智徳 代表）・伊藤秀司さん（夏季はひまわり遊覧車運転）

「民家をはじめ、郵便局やその他１７箇所の除排雪を担当しています。除雪の合間に排雪をしているのですが、４トン車で５００台分の排雪をしました。今年はかなりの雪量があり大変です」と伊藤さん。

塩見建設（株）越田光行 代表

「除排雪請負状況としては、

1. ＪＡきたそらち北竜支所構内除雪（除雪場所は支所構内・石油基地・農機具センター・和スタンド・和・碧水倉庫、年２回排雪を含む）
2. お寺（２軒、弘徳寺・龍泉寺）
3. 個人宅（１軒）

使用重機としては、ホイールローダーWA150、バックホウ０.７㎥級。対応人数は２名（連絡調整員１名、ホイールローダー運転手１名）としています。

除雪出勤基準として、降雪量が概ね１０ｃｍを超えた場合と地先からの要請があった場合に出動します。終日降雪が見込まれる場合は、午前１回午後１回としています。尚、吹雪等により安全が確保できない場合は出動を見合わせています。

こうした除雪業務は、冬季間の町民の安全で安心な生活を確保するための業務であり、その一部を担う作業としてやりがいを感じられます。

他除雪関係機関と連携することにより、円滑な業務を遂行することができると考えています。

今後の課題としては、若手オペレーターの育成、そして経費高騰による対策として、アイドリング時間の短縮、圧雪路面の調整、急アクセル・急ブレーキな防御など。サービス低下を招かないように安定した除雪、排雪が維持できるよう対策を図っていきたいと思います」と丁寧に説明いただいた越田代表です。

山上未春さん（農業組合法人ほのか職員４年目）排雪大型トラック乗車

「稲刈りに参加したくて、コンバインや運搬用大型トラックを運転できるように大型免許の取得を決意しました。取得したのは一昨年（２０２３年）秋です。

普通免許しか持っていないと様々な車種に乗れる可能性が少なくなるので、思い切ってチャレンジしました。

冬場の除排雪作業は昨年１２月から始めたので、まだまだ慣れてなく無茶苦茶難しいです。今は雪を運ぶ作業をしています。

皆さんとても優しく指導してくださるので、なんとか町の役に立つお仕事をして頑張ることができています。

運転はマニュアル操作でハンドルやクラッチなどの操作が重い上に、私が身長が低くてペダルに足が届きにくく、全身のパワー全開で挑んでいます。最初は仕事が終わると全身筋肉痛になっていました。

北竜町は、皆さん優しくて、あたたかくて、面白くて、本当にいい町です。これからもずっと住んでいきたいです」と素敵な笑顔でお話しくださった未春さんです。

厳冬における雪に埋もれる町の生活の安心・安全を支え、守り抜いて大変な除雪作業をして働いてくださる町民・関係者の皆々様に、心から深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます！

北竜町の積雪深 164cm（2月24日）【Windy】

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