北竜町身体障害者福祉協会総会 & 新年会 2025・障がいをあるがままに受け止めて、みんなで手を取り合い支え合う

2025年1月21日(火)

令和7年1月16日(木)午前11時より、「北竜町身体障害者福祉協会・総会」&「新年会」が、北竜町老人福祉センターにて開催されました。

北竜町身体障害者福祉協会総会 & 新年会 2025

北竜町老人福祉センター
北竜町老人福祉センター
北竜町身体障害者福祉協会・総会&新年会
北竜町身体障害者福祉協会・総会&新年会

北竜町身体障害者福祉協会・山下好晴 会長、本部巌 副会長をはじめ、事務局、会員の方々合計8名が参加して行なわれました。

また、新年会には、佐々木康宏 町長、細川直洋 住民課長が出席され、ご挨拶されました。

総合司会:(福)北竜町社会福祉協議会・中村道人 事務局長

総合司会は、中村道人事務局長
総合司会は、中村道人事務局長

総会開会挨拶:山下好晴 会長

総会開会挨拶:山下好晴会長
総会開会挨拶:山下好晴会長

「おはようございます。昨年私は、親戚や身内の不幸が続き、喪中となり出て歩きたくても出歩くことができなくなりました。

新年になっても『おめでとう』とご挨拶ができないこと、出歩けないことなど、大変寂しい思いをしました。

身体障害者も同じで、自分たちが置かれている立場を理解して、出て歩いて楽しんで人生を送ることがいいことなのではないかと思います。

北竜町では、身体障害者の手帳を受けている方は99名います。その中には、動けない方やお年寄りの方もいらっしゃいます。人口が1,600名を切る町で、99名が身体障害者、さらに身体でない障がい者も合わせると100人以上いらっしゃいます。

機械も車も同じで、壊れたら直します。人間も壊れることがあります。身体障がい者は、何も恥じることではなく、健全な身体とは違う状態なのです。みんなと同じことができないかというと、できることはできるんです。どこかにできない部分があるだけなのです。

皆さんもご存知のように、この町も人口減少に伴い、こうした団体も減ってきました.

『二人いれば、何でもできるという言葉』がありますが、そんな中、小さな町の小さな団体であっても、皆で一緒に喜んで楽しい生活をしていくという気持ちでやっていきたいと思います。

皆さん、総会の中で色々ご意見があればだしていただきたいと思います」と山下会長。

総会議長:山下好晴 会長・議案説明:中村道人 事務局長

総会議長:山下好晴 会長
総会議長:山下好晴 会長
議案説明:中村道人 事務局長
議案説明:中村道人 事務局長
  • 令和6年度事業報告及び収支決算について・監査報告
  • 令和7年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
  • その他
監査報告:伊藤誠一氏
監査報告:伊藤誠一氏

新年会

開会挨拶:山下好晴 会長

新年会挨拶:山下好晴 会長
新年会挨拶:山下好晴 会長

「新しい年は、目的・希望にそって、何をやろうか、何をしようかという考えます。希望に満ちた考えです。

今毎日の報道では、世界では大変なことがあちこちで発生しています。私達は郷土で楽しく過ごしていても、人間は動物です。『人間は動物なので、動物本来のことをやる』ということを以前何度も偉い人から聞かされました。故に、戦いが治らないようです。

国内、町内、自分の町でいろんな希望を持ちながら計画をして楽しい生活をしているのですが、全く考えてもいないことがおきるんだなと思います。

考えてみると、人間同士だから解決することができるんだと思います。一方、アメリカの山林火災など、全く別なことが起きていて、そのことにも関心を持たなければならないような気がします。地球上で環境が変われば色々なことが起きる。そうして目を向けると、わが町も様々な変化していることに気が付きます。

最近そのひとつに、役場の裏側に、今まで存在しなかった防災関係の倉庫が建設されています。

各地で起きている地震などもそうですが、北竜町は良いいところだという人が多くいます。しかし、近隣町村からみると、『私達の町より北竜町は災害のある町』と言われました。何故なら、過去の北竜町の歴史の中では、水害、地震、竜巻、などほとんどの災害を経験しています。そして今一番大変なのはコロナ関係です。そして、将来における人口減少です。

人口減少に伴って、物が無くなっていく現象です。隣町の雨竜町では、スーパーが無くなったために、北竜町のスーパー『ココア』に高齢者の方々がバス2台で買い物に来ています。

こうして今の世の中は、町の在り方が変化していきます。こうした現状に対しての対応の仕方がこれからの課題になっていくと思います。一番大切なことは、いろいろなことが減っていっても、続けていくことが非常に大事だということです。

物は壊すことはいとも簡単に壊せます。しかし壊したものはなかなか元に戻れません。そこで大切なことはそれをいかに継いでいくかということです。

みなさんもご存知かと思いますが、北竜町の『ダチョウ倶楽部』というグループの活動です。ひまわり畑の一角に、訪れた人々に喜んでもらおうという考えから、色々と活動してきましたが、一旦解散という状況に至りました。そこで浮き彫りにとなったが後継者問題。苦労してやっと後継者が見つかり継続していただくことになりました。

北竜町の良いものをずっと継続してまちづくりをしていただきたいなと思います。

一番大切なことは、ここに住む町民が住みやすい町づくりです。

その中でも、身体障がい者としては『身体障がい者だけど、通常人と変わらぬことをやっていこう』という考え方でみんな頑張っています。

今後ともに、皆さん、楽しく過ごしていきましょう!ありがとうございました」と山下会長のご挨拶でした。

佐々木康宏 町長ご挨拶

佐々木康宏町長ご挨拶
佐々木康宏町長ご挨拶

「今年もどうぞ宜しくお願いいたします!

身体障がい者の活動を通して健やかな一年を過ごされることを心から願っているところです。

山下さんは、議員時代の大先輩であるので、いろんな部分を十分お知りおきされる中で、いろんなことを進められているとお聞きしております。

今日、こういう形で新年会になってしまったことが少し残念です。皆さんと一緒にお話ができる機会ができるのかなと思っていました。その中で『こういうことはどうだろう、町が何を考えているのだろうか』というようなお話のやり取りをしたかったのですが、今日は叶わないという状況です。

山下 会長、本部 副会長、中村 局長を通じていろんなお話をさせてください。そしてそれを必ず伝えるようにお願いいたします。

今丁度、町の予算作成をやっております。こちらの会の予算も改めて確認しましたら考えさせられています。

山下さんがいつも言われているように、空知の会でひとつの課題を提案すると聞いております。その時、私が一緒に行けば、一緒に車でお話しができますし、色々な懸案事項のひとつでも解決できるかもしれません。そういうところに参加させてください。そうすると少しずつ一歩ずついろいろなことができるかなと思います。

本当に遠慮なさらずにいろいろなお話を頂戴したいと思います。

1年がはじまり、1,593人になりました。私は、お一人お一人のお顔をしっかりと覚えています。しっかりと心の中で覚えております。一緒にいろんな部分、新しい笑顔に向かって進んでいきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

お声がけをしていただくことをどうかお願い申し上げて、私からの新年・総会にあたるご挨拶とさせていただきます。本年もどうか宜しくお願い申し上げます」。

北竜町住民課・細川直洋 課長ご紹介

北竜町住民課・細川直洋 課長
北竜町住民課・細川直洋 課長

「今年もどうぞ宜しくお願いいたします」。

お持ち帰りお弁当・ドリンク・お菓子・トイレットペーパー

新年会恒例の会食 & ゲームは諸事情により中止となり、お持ち帰りとなりました。お弁当は、北竜町の「味処八八(やはち)」さんの手作りです。

お持ち帰りお弁当・お菓子・ドリンク・みかん
お持ち帰りお弁当・お菓子・ドリンク・みかん
人生を明るく元気に生きていく「北竜町身体障害者福祉協会」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて
人生を明るく元気に生きていく「北竜町身体障害者福祉協会」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて

世界革命の時代のなかで、障がいをあるがままに受け止めて、みんなで手を取り合い支え合って、人生を明るく元気に生きていく「北竜町身体障害者福祉協会」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。

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◇ 取材・文章:寺内郁子(撮影・編集協力:寺内昇)

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