2024年7月3日(水)
6月30日(日)18:00〜、令和6年度「さっぽろ北竜祭」が、札幌サンプラザ(札幌市)2階「玉葉の間」で盛大に開催されました。
令和6年度 さっぽろ北竜祭
さっぽろ北竜会
さっぽろ北竜会は、北竜町出身の方々の交流会。北竜町から札幌圏に移住された方々が、情報交換や交流を深めるための会合を持ったことが原点となりスタートした会です。
北竜町より議員の方々、役場の職員の方々など21名、本会員の方々合わせて49名が参加。
開会
総合司会は、宮脇憲二 監事。
会長挨拶:竹林孝 会長
「皆さん、こんばんは!
先程の総会で会長という役割を仰せつかりました。私はもとよりそういう器ではありませんが、小西会長や先輩の皆様から強いお勧めがありましたので、就任させていただきました。
私は、この会に参加してあまり経っていませんが、どうか皆様のご支援ご協力をいただきながら務めてまいりますので、、どうか宜しくお願いいたします。
この会の懇親会は、コロナ禍の影響で去年11月に開催したのが4年ぶりでありました。
今年は例年通り総会と懇親会を開催できました。長い間、お目にかかっていなかった会員の方もいらっしゃったと思いますが、お元気なお顔を拝見することができ、本当に感謝申し上げます。
今日は、我が故郷北竜町から20名を超える皆さんがご参加いただきました。日曜にかかわらず遠くから沢山お越しいただいた事に感謝申し上げます。そして感激しております。ありがとうございます。
皆さんもご承知の通り、今年は町長がお変わりになっておられます。
佐野前町長が今日もご出席していただいておりますけれども、3期12年に亘り、任期中には、コロナだったり、人口減少が続き、かなり厳しい中で、地元北竜町のためにご尽力いただきました。
新しい商業施設を造るという前例のない仕事をされたり、保育所建設、ひまわり油の再生事業など、沢山の業績を残されました。私どもの故郷を守って発展させてくださったことに、心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
また、新しい町長には、佐々木さんが就任されました。佐々木さんは皆さんご承知だと思いますが、実家は佐々木建業で、今は合併して北創建設という会社になっています。その経営をされていましたが、30才という若さで議員になり、平成18年から昨年まで町議会議長をされました。北竜町の実情や課題は隅から隅までご存知の方であります。
そういう方が、北竜町のリーダーシップを取られるということで、私としても心強く思っています。どうか、健康には留意されて手腕を発揮されることを願っています。
昨年11月に就任された中村議長。中村さんはそば打ちの達人でもあります。そして奥田さんが、明日付けで、副町長に就任されるということです。ご参加された北竜町の皆さんが、それぞれの立場でご活躍いただければと思います。
私どものさっぽろ北竜会は、昭和43年に設立されて以来、北竜町出身者の親睦とふるさとの応援ということで、いろいろな取組をして参りました。
年齢が上がってきておりますけれども、これからもそうした活動を続けていきたいとおもております。ただやはり、これから新しい人々にもこの会の参加していただきたいと思います。皆さんも札幌で北竜町出身の方がいらっしゃいましたら、是非お声をかけていただいたり、事務局の方にご連絡いただければご案内を申し上げたいと思います。
今日は、監事の皆さんがいろいろな思考を凝らしているので、限られた時間ではございますが、楽しんでいただき親睦を深めていただければと思います。重ねて皆様に感謝を申し上げて、開会にあたってのご挨拶といたします。今日は宜しくお願いいたします。ありがとうございます」と、竹林会長。
来賓紹介:北竜町からの参加者を紹介
来賓挨拶:北竜町・佐々木康宏 町長
「今年2月22日から7代目の町長就任となりました。前町長・佐野さんのしっかりとした政策の道を見ながら進んでいきたいと思います。
竹林会長も今日からということで、大変おめでとうございます。さすが色々なお気遣いの多い方でありますから、佐野さん、私、中村さんと微に入り細に入り、本当にお褒めの言葉をいただきありがとうございます。その想いが北竜故郷に対する想いと感じられました。
前回会長の小西さんは、開発行政、国の機関でトップをやられて、しっかりと家族全体を整えていただきました。そして竹林さんは、農政部長として国が一番大変なときにリーダーシップを発揮された方です。非常に大きなお二人が引き継がれたわけでありますが、自分としてもいろいろなご協力をさせていただきたいと思います。
この後北竜町については、農業、観光、商工会について後ほど報告させていただけることになっております。
北竜町は小さくも輝く町。かつて北竜町の人口は6,443人が、6月1日で1,612人になりました。これは北竜町に限ったことではありませんが、小さくなっても光輝くような、しっかりとした町づくりをさせていただきたいと思っています。
ここ1週間ほどお天気が良くて、北竜の日常はとても忙しいです。6月27日・28日と北竜町の全町民がひまわりの里の草取りをしてくれました。これは素晴らしい町民の心遣いだと思います。
また28日金曜日には、北竜消防演習がありまして、我らの町の青年たちが、しっかりと元気で防災に対して一生懸命な演習の姿を見せてくれました。その時の60名の青年たちが、この町を守る意気込み・力強さが伝わってくるような演習でした。
今年は今日で半分が終わります。明日から7月1日、残りの半分が始まります。いよいよ北竜町ひまわりの季節であります。今後何年に一度になるかわかりませんが、また故郷の方に是非お出で頂ければ町としても準備させていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。
人事変更が少しありまして、高橋副町長がこれまで頑張ってくれました。そして新たに奥田副町長として、しっかりと前を向いて役場の職員、町民が同じ方向を向いて、皆さんのご期待に添えるような応えるようなしっかりとした町づくりをやっていきたいと思います。
引き続きご支援を申し上げて私からのお礼と感謝の言葉とさせていただきます。今日はお招きいただき、ありがとうございます」。
乾杯:前北竜町長・佐野豊 様
「本日のさっぽろ北竜祭、おめでとうございます。
新しい会長になられた竹林会長よりご挨拶があり、お褒めの言葉をいただきありがとうございました。何と言っても、18年間、北竜会の小西会長の元で今まで故郷北竜町のために、心温かいご厚情いただきましたことを感謝と御礼を申し上げます。
私も、さっぽろ北竜会には、助役で8年、町長として12年、合わせて20年間さっぽろ北竜会の行事に参加させていただきました。コロナでちょっと休んだときもありましたが、皆さんには大変お世話になりました。今日はその感謝と御礼に参加させていただきました。
後程また、皆さんのテーブルに回ってお礼を申し上げたいと思っています。
それでは、乾杯をさせていただきます。
ご出席の皆様のご健康とさっぽろ北竜会の限りないご発展を祝して 乾杯!」と佐野様。
宴
お料理
- お刺身盛り合わせ
- 油カレイの蒸し物
- イカと野菜のオイスターソース炒め
- 柔らかポークグリル
- 帆立炊き込みご飯
- ゆずシャーベット
和気藹々と交流を重ねて!
北竜町農業・観光・商工会紹介
JAきたそらち・永井稔 北竜地区代表理事
「北竜町農作物の状況についてのお話です。
今年の3月は例年通り雪深い気候でした。気象庁では、春は温かくなるということでしたが、低温が続き農作業は難航いたしました。
田植えは5月半ばから始まり、高天に恵まれ順調に進んでおります。後半で低温となり今に至っております。平年より若干遅れ気味となっております。
畑作は比較的順調に進んでおります。特産の『ひまわりすいか』は6月7日初出荷、『ひまわりメロン』は6月16日には初出荷、初競りとなり、佐々木町長も初競りに同行されました。
今年の『ひまわりすいか』も『ひまわりメロン』も、寒暖の差が大きかったため、玉も大きく糖度も高くなっています。今年も非常に美味しいすいか・メロンとなっておりますので、機会がありましたら是非お買い上げいただければと思います」と、永井 北竜地区代表理事。
ひまわり観光協会・高田幸男 会長
「私、北竜町ひまわり観光協会の会長に就任し2年目です。
第38回北竜町ひまわりまつりが、7月20日から8月18日まで開催されます。200万本のひまわりが皆さんのことを待っております。来ていただいて、是非とも元気なひまわりを見に来ていただきたいと思います。
先ほど佐々木町長がおしゃっていたように、先日金曜日でひまわりの里の草取りも終わりました。200万本のひまわりたちが、東を向いて南を向いて皆様をお待ちしております。
ポスターの裏面には、交通関係のこと等色々書いてあります。
昨年は20万8千人の観光客が1か月で来ていただきました。皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。どうぞ、宜しくお願いいたします」と、高田会長。
北竜町議会・沖野学 議員
「私は議会議員でもあり、商工会副会長を務めさせていただいております。商工会の状況を紹介させていただきます。
以前ホクレンショップが撤退し、現在、商業施設ココワが建設され、同じ建物内にリニューアルされた商工会事務所が設置されています。施設内には、ホール、交流施設などが併設されています。
これまで営業されていた『季節料理 川甚』さん、『スナックきらら』さんが閉店されました。
ただ、川甚さんの後に、地域おこし協力隊の方々が営業する計画が進められています。商工会としても灯を絶やさずに、頑張って継続させていきたいと思います。
商工会、建設業界7社含め、元気で町のためにこれからも心を尽くしていきたいと思います。
皆様、ひまわりまつりの時期には、是非北竜町に遊びに来て、帰りには北竜町のお土産を購入していただければ幸いです。
私は、昭和49年に設立した先代の『沖野寿司』の2代目となります。私が23歳のときに北竜町に戻り、『味処 八八(やはち)』という店名で営業しております。
ひまわりまつりの時には、観光センター内の店舗で、ひまわりまつり限定でソフトクリームを販売しております。是非、一口でも二口でも食べて味わっていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と沖野 議員。
特別余興
1.カラオケ自慢:進行 平林外治 様・藤田洋一 様
2.頭の体操:進行 沖田勇 様
民謡「黒田節」の歌詞の「の」の部分で手を叩く。さらに「の」を除いて、歌う。
3.ビンゴゲーム:進行 能澤正明 様、沖田勇 様
4.特別賞に抽選:進行 西村律子 様、沖田勇 様
北竜町よりさっぽろ北竜会へプレゼント
さっぽろ北竜会より北竜町へプレゼント
乾杯:北竜町議会・中村尚一 議長
「今日はさっぽろ北竜会総会、盛会とのことでおめでとうございます。
私ども北竜町議会議員は定員8名で、昨年は定員割れで7名でした。色々テレビにも放映されたりいろいろありましたが、お陰様で1月の補欠選挙で、8人が揃いました。
女性議員が2人となり議員定数の25%が女性議員ということで全国平均を上回り、状況はマイナスからプラスへと変わりました。
また12年間、佐野さんには頑張っていただきました。そして佐々木町長へと進められて参ります。人口減少の状況の中大変ですが、いろいろな事に知恵を絞りながら頑張りたいと思いますので宜しくお願いいたします。
澤田議員もカムバックし、新人の林議員は禅林寺のご住職のお嫁さんということです。お二人とも今日は参加出来ませんでしたが、宜しくお願いいたします。
ひまわりまつりには是非お越しいただき、11月3日の次回の会合には、元気に再会出来ますことを心から祈念申し上げて乾杯をさせていただきます。乾杯!」と中村 議長。
さっぽろ北竜会設立から62年の時を経て、語り継がれていく尊い北竜町の魂。。。
北竜町をこよなく愛し、見守り応援していくさっぽろ北竜会の皆様に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
Youtube動画
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◇ 取材・文章:寺内郁子(撮影・編集協力:寺内昇)