2020年8月31日(月)
8月27日(木)、北竜町社会福祉協議会(竹林均 会長)が実施する「コスモスクラブ活動」における、工作レクリエーション「ひまわり飾り作り」が、社会福祉センターにて行われました。
コスモスクラブ
要支援1、要支援2の方を対象とした「生活支援」「介護予防」
コスモスクラブとは、北竜町社会福祉協議会が実施している事業。介護認定で要支援1、または要支援2と判定された方を対象に、「生活支援」「介護予防」活動が行なわれています。
具体的な活動内容としては、健康チェック、生活相談、入浴サービス(ホームヘルパー介助)、日常動作訓練(発声練習、歌、体操、歩行訓練)、町内買い物ツアー(月1回:ココワ、みのりっち北竜、土田商店、北竜温泉売店など)等を実施。
また、深川市立病院作業療法士の指導のもと、年2回の体力測定、自立生活を送るために必要なサービスなども提供されています。
毎週火・水・木・金曜日に福祉センターで活動
現在、コスモスクラブの会員は22名。4つの班に分かれて、様々な作業が行われています。毎週火・水・木・金曜日に福祉センターで開催されています。
利用料は、795円/1回(バス送迎、昼食、入浴料を含む)となっています。
ひまわり飾り作り
今回は、コスモスクラブの工作レクリエーション活動である「ひまわり飾り作り」。個性豊かな作品の数々が勢揃い!

ホームヘルパー村井恵さん(介護福祉士)のお話
「今年度は、ひまわりの里がお休みの為、楽しみにしていたひまわり畑を見学に行けず残念でした。
そこで、手作りのひまわり飾りを作成して、『世界にひとつしかないひまわりを咲かせよう!!』をテーマに、一人2つの作品を制作していただきました。
ダンボール、マスキングテープ、豆や種など身近なものを使用して、とても素敵なひまわりが完成しました。
作品のアイデアは、私の娘が夏休みの自由研究の作品の材料として、北竜段ボール(株)から抜き型の廃棄段ボールを頂いたことがきっかけです。
その余りの部分がちょうど、花びらの形をしていたので、ひまわりの花をイメージしました。
段ボールの廃材でひまわりをイメージ

マスキングテープで花びらをお化粧
花びらの部分には、様々な柄のマスキングテープを貼ってアレンジしています。


材料は段ボールを工夫して
土台の円型はダンボールでくり抜き、絨毯の芯を細く裁断し、中央に区切りの部分にしました。
ヘルパー皆さんの手作りで準備
アイデアやカッティングなどの下準備は、ヘルパーの皆さんのご協力を得て、準備しました。
豆はとら豆、黒大豆、小豆、かぼちゃの種、銀杏など
豆は、食用にできない古いもので、とら豆、黒大豆、小豆、かぼちゃの種、銀杏などを集めました。


最初は、ひまわりの種を使おうと考えていたのですが、消毒済みの種だったので、作業中に万が一、口に入ると危険なので、使うのをやめました。
細かい作業ですが、皆さん、一生懸命色々考えながら、とても楽しそうに作業を進めてらっしゃいました。それぞれ個性のあるものに仕上がっています。
今年の文化祭に向けて、準備を重ねています。もし、文化祭が開催されなければ、期間限定の館内展示なども思案中です」とお話くださった村井恵さん。
次回の工作作品も準備中!!!

ヘルパーの皆さん
「世界にひとつのひまわりなんだよね、きれいだね!」と声がけをしながら、皆さんの細かい作業のお手伝いをされていました。

利用者の皆さんと作品
「ひとつひとつ、みんな大変だったけれど、楽しかったね〜」と満足気に応えてくださいました。




コスモスクラブの皆さんの北竜町のひまわりにかける想いが宿る、世界でひとつのかけがえのない素敵なひまわりに、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。

その他の写真
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子