2024年1月1日(月)
年頭のご挨拶 北竜町長 佐野豊
メッセージ
町民の皆様明けましておめでとうございます。
皆様方には、令和6年の新春をご家族共々お健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が、5月より感染症法上の5類感染症に位置付けられ、私たちの生活も以前のように戻りつつあります。
しかしながら感染症そのものがなくなったわけではなく、今後とも感染拡大防止に努めて参らなければなりません。引き続き、皆様方のご協力をお願い申し上げます。
基幹産業である農業では、融雪期から順調に農作業が進み、6月、7月の異常気象と思われるほどの高温に加え、8月上旬の降雨により、各圃場で倒伏が目立ち、生産者の皆様におかれましては大変ご苦労の多い年となりました。
しかし、本年もおいしいお米が生産されましたことは、生産者の皆様の努力の賜物と深く敬意を表するところであります。米価は上昇傾向にありますが、原油・資材費等の高騰により、依然として厳しい情勢にあります。引き続き、国・道に対しまして強く対策を講じるよう働きかけて参ります。
また、町の一大イベントである「第39回ひまわりまつり」は、例年にない高温により10日ほど早い開花となり、お盆にはピークを過ぎた圃場が多く見られたましたが、一斉に咲く花は大変綺麗で見応えがあり、観光客の入り込み状況につきましては、208,000人のお客様にご来場いただきました。
全国から多くのご支援を頂いております「ふるさと応援寄付金」はひまわりライスやひまわりメロンなどの返礼品が好評を維持しており、9年連続して3億円を超える見込みとなっております。今後におきましても、魅力あるまちづくりや特産品により、多くの方に北竜町を応援していただけるよう取り組んで参ります。
本年より公共施設再配置計画に基づく施設整備がスタートします。最初に防災備蓄倉庫建設と車両センター建替工事が予定されております。
また、空知中央バス北竜線の廃線に伴う代替交通の確保をはじめとした地域公共交通確保対策、ひまわりの里の整備等、行政に課せられた課題は山積しておりますが、町民の皆様とともに今まで培ってきた「価値」や「経験」を活かし、町民おひとりお一人がこころ豊かに暮らすことができる町づくりに引き続き邁進して参ります。
結びになりますが、新しい年が皆様にとりまして明るいご多幸の年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
< 『広報ほくりゅう』2024年1月号・No.701より抜粋 >
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