2023年10月12日(木)
北竜町在住・田中盛亮さん(86歳)所有の雨竜町渭の津・牧岡の山林で、トドマツの樹皮を剥いだ跡が発見されました。恐らく、クマ剥ぎの痕跡ではないかと、田中さんは想像を巡らしています。
北竜町、道内でクマの出没
最近、北竜町内でもあちこちの地区で、熊の出没情報が無線放送で取り上げられています。
10月9日(月)付けの北海道新聞トップに「ヒグマの知床エサ不足深刻」という記事が大きく取り上げられていることもあり、同じような樹皮のクマ剥ぎの跡が近隣の山で発見されてていることに驚愕!。
「近年、森林事情が変化し、特に森林のヤマブドウが激減しているのも餌不足のひとつの要因になっているのではないかと思われます」と推測する田中さんです。
従来、山で木の実や草を食べている熊たちが、餌不足のために、民家や畑にも出没するようになっていている状況です。十分な注意喚起が必要な今日この頃です。
雨竜町渭の津・牧岡の山林(田中盛亮さん所有)
車で現地に向かった際、山林に入るときに、車のクラクションを数回鳴らす田中さん。大きな声で話ながら、私達の存在を知らしめます。
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◇ 取材・文章:寺内郁子(撮影・編集協力:寺内昇)