2022年11月7日(月)
11月2日(水)、3日(木)の2日間、第45回北竜町町民文化祭が、公民館大ホール & 北竜町農村環境改善センターにて開催されました。
第45回北竜町町民文化祭 2022
今年は、コロナ禍の影響で、各種バサーは中止となり、作品展示においては展示場所が変更され公民館大ホールに設置されました。
- 主催:北竜町文化祭実行委員会
- 共催:北竜町文化連盟、北竜町教育振興会、北竜町教育委員会
作品展示発表
公民館2階の大ホールでは、各サークルによる素敵な作品が展示されました(11月2日・3日の2日間展示)。
作品展示は、サークル(書道、水墨画、押し花、手芸、絵画、写真、俳句、パッチワーク、コスモスクラブ、ぼんさい、小・中学生作品等)、個人作品として、書道(瀬戸龍門・公民館講座参加者)、和紙人形(川本富美子さん)。
公民館1階の講堂では、農産物加工品(ふみの会・笹だんご、商工会女性部・大福、赤飯、あかるい農法・パン)を販売。
芸能発表
北竜町農村環境改善センター・体育館では、3日(木)10時より12時半頃まで、芸能発表が熱く繰り広げられました。
総合司会:岸直樹 氏(北竜町教育委員会)
北竜町文化連盟表彰:吉尾広子 氏
北海道俳句協会・第42回鮫島賞を受賞された吉尾広子氏に北竜町文化連盟表彰が授与されました。
吉尾広子 氏ご紹介
「吉尾広子さんは、吉尾政一さんの結婚後、農業に従事する傍ら、子どもたちが通っていた小学校の教員に、『子どもたちは親の背中を見て育ちます。なんでもいいので、お母さんなりに学ぶ姿勢を示してみてはいかがですか?』と言われ、その先生から俳句を教えていただきました。
その後、道俳句会に入会。平成14年、母に感謝の気持ちを伝えたいと第一句集「母の声」を出版。そして令和3年に第二句集『花筏』を出版。これが北海道俳句会第42回鮫島賞を受賞されました。
鮫島賞は、道俳句協会の初代会長 鮫島交魚子氏の功績を讃えて設立された権威ある賞で、今回、文化連盟表彰の規定に基づき表彰するものです」と、司会進行の岸さん。
2022年1月24日(月) この度、北竜町美葉牛在住、「道俳句会・北竜支部」の会員である吉尾広子さん(74歳)の句集『花…
開会式
山下好晴 実行委員長によるご挨拶
「日頃より文化活動にご理解ご協力いただき、厚くお礼申し上げます。
早いもので、今年も残す処約2か月となり、雪の季節となってきました。農産物は豊穣の秋を迎え、3年ぶりで文化祭を開催することとなりました。皆さんとともに喜びたいと思います。
しかし、この2年間は、各サークルにおいては中止・開催と追い込まれておりました。しかし最近では、ワクチン接種の期待もあり、各地では行事の再開が見受けられ、私達も文化祭開催にあたり、各団体・サークルにアンケートを取り、その結果をふまえて開催の決意をいたしました。
皆さんには周知しておりますが、ウィルス感染防止のため、一部中止・規模縮小等、従来とは異なるスタイルですので、ご理解をお願いいたします。
文化祭は、この日のために作品を作り、練習をしてきた発表の場でもあります。皆さんともどもに、作る・聞く・見る・食べる文化に親しみ楽しい一日になるように期待をしております。
また、コロナ感染防止のため、数日かけて除菌等で会場を準備していただいたことに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
これからの季節、益々寒くなります。コロナ・インフルエンザ等に対応して、毎日を元気に過ごしていただきますよう祈念申し上げ開会の挨拶といたします」と、山下実行委員長のご挨拶。
剣詩舞:桜心流剣詩舞会
- 代表者:川田日出子
- 演目 :『丹後なみだ駅』『黒田節』『青葉の笛』『眦(まなじり)』
西山和子さん・川田日出子さん
佐光勉さん
干場功さん
西山和子さん・川田日出子さん
コーラス:北竜町ひまわりコーラス
- 代表者:土井ひで
- 指揮者:山本徹浄
- 伴奏者:鹿野友代
- 演目 :『地球へ』『カラー オブ ザ ウインドウ』『川の流れのように』
大正琴:和大正琴同好会
- 代表者:吉田順子
- 指導者:小林千加子
- 演目 :『小さな世界』『昴』『好きになった人』
大正琴:みどり琴の会
- 代表者:浅野久美子
- 指導者:小林千加子
- 演目 :『喝采』『木綿のハンカチーフ』『きよしのズンドコ節』
詩吟:(社)日本詩吟学院岳風会 深川支部碧水道場
- 代表者:干場功
- 演目 :『合吟 本能寺』『独吟 静御前』
干場功さん、木村和雄さん、黄倉良二さん
金山幸岳さん
カラオケ:碧水カラオケ同好会
- 代表者:浅野久美子
- 演目 :『津軽の花』『あんたの大阪』『あいつ』
川島富美子さん
中村裕世さん
木村和雄さん
カラオケ:ひまわり大学クラブ活動
- 演目:『おはん』
黄倉良二さん
北竜太鼓
- 代表者:中村裕世
- 演目 :『龍昇』『山彦』『川籟(せんらい)の宴』
閉会式
中村裕世 副実行委員長によるご挨拶
「皆さん、お疲れさまでした。3年ぶりの文化祭、いかがでしたでしょうか? この3年間、皆様にとっていろいろなことがあったかと思います。
本日の芸能ステージにつきましても、作品点数が少ないかなと思われた方もいらっしゃると思います。
このコロナの間に、解散された団体があります。非常に残念なことですが、致し方ないことだと思います。作品に関しても、後継者不足もあり、作品の数も少なく、小中学校においても中々沢山手掛けることができないと伺っております。
そんな中、でき得る限りのことをさせていただきました。今日ご協力いただきました教育委員会の皆様方、ご来場の皆様方、本当にありがとうございました。
この後、いつもでしたら『パン撒き』をしておりますが、さすがにコロナの関係で、今回は中止です。
講堂での物販の販売もまだ若干残っているとのことなので、よろしければ、足を運んでいただけると嬉しいです。作品展示も15時半頃まで展示されているということなので、皆様方とこの1年の成果をご覧いただきたいと思います。
今、若いお母さん方も、パッチワークとか稲藁といろいろ頑張って活動されています。年齢は関係ないので、皆さんいつまでも元気で居る限り、やるたびに、いつまでも元気でいようと心掛けで、また1年後の文化祭に足を運んでいただけるよう、また開催できるよう祈念したいと思います。
今年、この文化祭に『そば食楽部北竜』が参加されておりませんが、今日そば道場で『そばを楽しむ会』を開催しております。
聞く処によりますと、町民文化祭のプログラムを持参すると、かき揚げをプレゼントしてくれるそうなので、是非ともプログラムを持参し、そば食楽部北竜の美味しい手打ちそばをご賞味くださいませ。
こうして文化祭の会場、あるいは会場外でもこのように文化祭を支えてくださる皆様方のお陰で、来年も開催できることを祈念したいと思います。
本日は本当にありがとうございました」と、中村副実行委員長の閉会のご挨拶でした。
北竜町民が集い合い、1年間積み重ねた偉大なる努力の結晶が大きな感動と喜びの輪となって響き合う、素敵なハーモニー「北竜町町民文化祭」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
その他の写真
Youtube動画
作品展示発表
芸能発表
町民文化祭「作品展示発表」「芸能発表」の写真
第45回北竜町町民文化祭・芸能発表 2022(201枚)
【中止】第44回北竜町町民文化祭 2021
【中止】第43回北竜町町民文化祭 2020
第42回北竜町町民文化祭・全展示作品 2019(296枚)
第41回北竜町町民文化祭・全展示作品 2018(328枚)
第41回北竜町町民文化祭・芸能発表 2018(277枚)
第40回北竜町町民文化祭・全展示作品 2017(333枚)
第39回北竜町町民文化祭・全展示作品 2016(396枚)
第38回北竜町町民文化祭・全展示作品 2015(364枚)
第37回北竜町町民文化祭・全展示作品 2014(328枚)
第36回北竜町町民文化祭・全展示作品 2013(230枚)
第35回北竜町町民文化祭・全展示作品 2012(133枚)
第34回北竜町町民文化祭・全展示作品 2011(43枚)
第33回北竜町町民文化祭・Youtube 2010(2:42)
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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子