2025年1月1日(祝)
年頭のご挨拶 北竜町長 佐々木康宏
留言。
新年明けまして、おめでとうございます。皆様方におかれましては令和7年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、38回目を迎えた「ひまわりまつり」に246,000人の国内外の観光客のご来場をいただきました。新型コロナウイルス感染前のご来場者数にはまだ及びませんが、一面に咲くひまわりの花が、小さな町を訪れていただいた人達のこころの中にそれぞれ大きな「花」を咲かせたものと感じています。ひまわりの里を大いにPR出来たことは関係された皆様のご協力のお陰であります。
今年も北竜町の「花」が咲きますように産業振興・移住定住・未来へつなぐまちづくを進めて参ります。
基幹産業である農業では良き出来秋となりました。生産コストを考慮した米価による農業がしっかりと再興し、希望あふれる産業として将来にわたり発展していくことで持続可能な地域社会の一翼を担っていただくことを期待するところです。
昨年、未来につなぐまちづくりプロジェクト町民会議を設置いたしました。北竜町の十年後、二十年後、さらにはその先まで予想出来うる将来像を描くことを町民の皆様のご意見をいただきながら政策として取り組んで参ります。北竜にとって何が大切なのか、良いところはどこか、困っていることは何かを掘り起こしています。そこからやるべき事を考え「計画」をつくり、長期的戦略と短期的戦略をつそのために今出来ること根拠のもとになる数字を拾い、我慢できること、これは必要だということを選別しながら創造的な政策づくりを行って参ります。
2010年の平成の大合併の時に2,602有った町村がいま926町村になりました。大切なふるさとが形を変えてしまったのかも知れません。誰のこころの中にも有るふるさとを支えて、しっかりとした暮らしと大きな自治体では出来ないことをしていくことが北竜町の取り組むことと思います。
「小さくともキラリと輝くまちづくり」「こころのふるさとづくり」「未来につなぐまちづくり」を進めて参ます。
「この町の良さは、人柄の良さである」と、このまちで暮らすことを決めた、北竜町出身ではない人達からよく言われます。
行政課題は山積しています。公共交通問題、老朽化する施設の更新、高齢者施策、子ども子育て支援、地域を主体とした学校づくり、農業の振興、有害鳥獣対策、商業とひまわりの里の活性化、北竜温泉の魅力向上等々。しかし、これを克服していけばそれはチャンスに置き換わります。風の中に立つこと、逆風であろうと平然と受け止め、克服すること。やがて風は止まり、陽が差します。
「北竜」の政策が国の政策を動かすこと。
「町の人」が「町に関係してくれた人」を魅了すること。「北竜」らしさを皆さんと考えて参ります。
新しい年が皆様にとりまして明るく、幸せ多き年となりますようにご祈念申し上げまして年頭のご挨拶といたします。
<『広報ほくりゅう』2025年1月号・No.713より抜粋>
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