2012年1月29日(日)
1月28日(土)、朝から柔らかな雪がふわふわと舞い落ちていましたが、次第に青空が顔を見せ始めました。
今日は、北竜町営スキー場で行われる第43回碧水地区スキー大会の開催日です。
北竜町碧水(へきすい)地区に住む、真竜小学校1年生~6年生、合わせて14名の子供達が参加。さらさらで真っ白なパウダースノー、圧雪車できれいに手入れされたゲレンデに、子どもたちの笑顔と笑い声がこだましました。
白いゲレンデが眩しい北竜町営スキー場(撮影:2012年1月28日)
◆ 第43回碧水地区スキー大会
・主催:碧水スキー同好会
・後援:碧水地区子供育成協議会、北竜町スキー連盟、碧水4町内会
碧水スキー同好会・岩倉祥隆副会長の開会宣言でスタート。そして、優勝杯返還。
左:各種優勝カップ 右:準備体操
神藤博光会長のご挨拶。
練習した成果を多いに発揮して頑張ってください。
天気も良くなって来ました。今日は、一日元気に怪我のないよう楽しく過ごしてください。
続いて来賓の皆様よりご挨拶を戴きました。
西野陽一 町長を代理されて、竹内範行 教育長のお言葉:
スキー大会を開催するにあたって、たくさんの関係者の皆さん、大変な準備ご苦労さまです。
そして管理をしてくださっている関係者の方々に対し、心から感謝申し上げます。
今年は大変雪が多く、雪下ろし等の作業時には、事故に合わぬよう十分気をつけてください。
近年は、地域での取り組み行事が、人口の減少により少なくなっています。
子供たちが家庭や学校以外で、地域の住民と触れ合うことが、挨拶や社会生活を体験する上で大変必要なことだと感じています。
今日一緒に行われる競技、一緒に食べるお昼ごはん、子供たちの記憶に長く残ってくれることだと思っております。
皆さんで冬の一日を十分楽しんでください。選手の皆さん、どうぞ、頑張ってください。
続いて、北竜町体育協会・澤田正人会長を代理されて、竹林均 さまより、
43回を迎えた碧水地区スキー大会です。スキー同好会の皆様、お手伝い戴いた皆様には、心からお礼申し上げます。
このスキー場は、私が小学校5年生の時にできたスキー場です。
当時、ここにいらっしゃる米田穣先生が碧水小学校の先生でした。皆さんのおじいちゃんやおばあちゃんたちが、ここの山の木を切ってスキー場を作りました。手作りのスキー場です。
皆さんのお父さんやお母さんも、このスキー場にいっぱい思い出があります。
そして、43回目の今日を迎えました。
スキー場での楽しい思い出を、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんに聞いてください。
そして、このスキー場でいっぱい滑って、いっぱい思い出を作ってください。
自分の力を精一杯発揮して、怪我のないよう全力で、碧水の子供らしい、元気な滑りを期待したいと思います。
頑張ってください。ありがとうございます。
北竜町営スキー場は、1968年(昭和43年)当時、碧水小学校のPTAの皆さんが協力し合って、PTA会長さんが地主であった山の木を切り倒し根を取り除いて整地された、まさに手作りのスキー場です。
現在、碧水スキー同好会普及員でいらっしゃる、米田穣先生(82歳)は、当時、北竜町・碧水小学校に赴任してきたばかりの先生で、中心となって子供たちにスキーを指導されました。
米田先生は、北極・南極、さらに中国の砂漠や冬のバイカル湖も歩破された、北竜町が誇る現役のスーパー鉄人でいらっしゃいます。
ノルディックスキーをはいて町中を滑ります
スーパー鉄人・米田穣先生(82歳)
昭和43年スタートしたスキー大会が、今年で43回目を迎えたのです。
受け継がれていく偉大さを実感しました。
そして、来賓の方々の紹介に続き、真竜小学校生徒による選手宣誓です。
西山練君(6年生)と川田真由さん(5年生)お二人の気迫に満ちた真っ直ぐな言葉が響き渡ります。
私達は、楽しく、安全に、そして美しく競い合うことをここに誓います。
碧水スキー同好会普及員・岩本忠司さんにより、審判長の注意、そして、米田穣先生による競技説明と準備体操が行われました。
お母さんもお父さんもみんなで一緒に体操します。
青空になってきたので、空に向かって手をあげます。
ヨイショ、声だして!ヨイショ!ヨイショ!ヨイショ!
天突き体操。もう一つは、ボート漕ぎ。
ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ!!!
米田先生の力強い元気な掛け声が、見渡す限り銀世界、真っ白なスキー場いっぱいに広がりました。
10:00 競技スタートです。
小学生達の滑降、大回転がそれぞれ2回。保育園児、親子スキーに続き、一般女子、男子の滑降、大回転の競技が行われました。小学生の皆さんは、しっかりと基礎を学び、ターン中の重心移動なども身につけていて、安定感やスピードがあり、感動!子供たちがスキーの技術を習得する早さに、指導員の先生も驚いていらっしゃいました。
将来は名選手!
アルペン競技の次は、ノルディック競技。丘を走ります
すべての競技が終了。お昼は、町内のお母さん達のお手製豚汁です。
愛情いっぱい、お野菜いっぱい、豚肉いっぱい、美味しさいっぱい、あったか豚汁。
凍ってしまいそうな手足が、ぽかぽかあったまる豚汁。
とってもとっても美味し~い。
いただきま~す!そして、ごちそうさま!
左:熱々の美味しい豚汁 右:お母さん達の手作り
午後からは、子供育成協議会主催の楽しいゲーム。。。
スノーフラッグ、そして町内のお兄さんが運転するスノーモービルによるバナナボート引きなど、ワクワクドキドキの連続。大人も子供も、みんな笑顔で大興奮、そしておみやげのお菓子が盛りだくさん。。。
雪の銀世界の中での、楽しい、しあわせな一日でした。
左:スノーフラッグ 右:雪上バナナボート
地域を愛する人々が協力し、家族みんなで楽しむスノースポーツ
心が繋がり、受け継がれていくスノーフェスティバルに
永遠の愛と感謝と笑顔をこめて。。。
真っ青な空に輝く眩しい太陽@北竜町営スキー場
◆ 北竜町営スキー場
・北海道雨竜郡北竜町字碧水(地図はこちら)
・Tel:0164-34-3814
・ゲレンデ:1面
・リフト:無料(ハンガー式ロープリフト(ロープ・トー)1機)
・ナイター照明あり(16:00頃〜20:00頃まで)
・ロッジあり(温水洗浄便座洋式トイレ・着替えスペース・飲料自販機)
・駐車場あり:無料 ・ゲレンデ状態により、3月末頃までオープン予定
◆ 指定管理者
・特定非営利活動法人 NPOひまわり
・北竜町字和6番地の6(北竜町商工会館内)
Tel:0164-34-2442
◇ いくこ&のぼる
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