2017年3月31日(金)
3月30日(木)、公益財団法人 日本財団・平成28年度福祉車両助成事業の車いす対応福祉車両が社会福祉法人 北竜町社会福祉協議会(吉尾政一 会長)に届きました。
車両は、日産キャラバンチェアキャブM仕様の車いす対応車・後部リフト式・4WDディーゼル寒冷地仕様標準(10人乗り・内車椅子2名)。電動スライドステップ(左側)、車いす固定装置(電動)の専用仕様です。
車いす対応車(車いす2名)
後部リフト式で乗降が簡単
車いすを固定して昇降
今回の福祉車両は、自力で公共交通機関等の移動が困難な方を対象に、医療期間への送迎サービス提供を目的として導入されました。今後、毎日5人以上、年間230日、延べ利用1,150人以上の移送サービス・福祉有償運送に活用される予定です。
車両価格は、3,613,340円で、内、日本財団助成金が210万円、町が1,513,340円を助成。
日本財団は、1994年より福祉車両助成事業の取り組みを開始し、これまでに全国の福祉団体等に累計約38,000台の車両を配備。車種は、車いす対応車3種と少人数の送迎車1種の計4種類のラインラップです。
※ 日本財団福祉車両助成事業・2015年度実績:申請 6,751件・採択 2,237件(採択率:33%)。
日本財団では、申請団体の活動実績・地域福祉への貢献等を審査の上、助成金の採否を決定。
2016年度より、原則として1法人(1団体)につき、最大2台までの助成。
大きなドアに補助ステップ
車両のボディには、シンボルマークである8色の「シェアマーク」シールが色鮮やかに貼付。
2014年春より、ベネトン社とのコラボレーションによる新デザインのものが採用されたもので、車両は、日産自動車「キャラバン」をベースに、特装生産を手掛ける株式会社オーテックジャパンが製造を担当しているとのことです。
ベネトン社とのコラボレーションによる新デザイン
19年間お世話になった旧車両に深く感謝し、お別れを告げました。
19年間お世話になった旧車両
待ちに待った車両が到着し、吉尾政一会長をはじめ、ヘルパーさんたちと笑顔で記念撮影!
北竜町社会福祉協議会・吉尾政一会長、介護職員、事務局職員の皆さん
利用者の皆さんの素敵な笑顔を運んでくれる、
色とりどりに輝く新車両に、
限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
日本財団 × 社会福祉法人 北竜町社会福祉協議会
▶ 写真(31枚)はこちら >>
◆ 関連記事・サイト
・北竜町社会福祉協議会・紹介ページ
・福祉車両配備 | 日本財団
◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子
|