２０１５年７月２７日（月）
平生２７年の北海道の交通安全年間スローガンは「ストップ・ザ・交通事故～めざせ安全で安心な北海道」。
交通ルールの遵守や思いやりのある交通マナーの実践が主体的に行われ、一人ひとりの交通安全意識の高揚を図ることを目的とした運動が各地で開催。７大セーフティキャンペーンを軸として、交通安全運動が展開されています。
１．高齢者事故防止、２．飲酒運転根絶、３．シートベルト全席着用、４．スピードダウン、５．自転車走行ルール・マナーアップ、６．居眠り運転防止、７．デイ・ライト実践の７つのキャンペーンです。
この度北竜町では、交通事故死ゼロ３,０００日を達成いたしました（平生２７年７月２１日現在）。
北竜町合同庁舎に掲げられた「達成 交通死亡事故ゼロ三千日」垂れ幕
▶ 交通安全町民集会
７月２１日（火）午後１時より、「交通事故死ゼロ３,０００日達成」を記念した交通安全町民集会が北竜町公民館大ホールにて開催されました。
北竜町・北竜町交通安全協会の主催、沼田警察署・沼田地区交通安全協会連合会の協賛です。
交通安全町民集会
▶ 開会宣言
北竜町役場住民課・中村道人課長の司会進行のもと、北竜町交通安全協会・大矢江利子 副会長による開会宣言です。
司会：北竜町役場住民課・中村道人課長
開会宣言：北竜町交通安全協会・大矢江利子 副会長
▶ 交通事故犠牲者に対する黙祷
続いて、交通事故犠牲者に対する黙祷が捧げられました。
交通事故犠牲者に対する黙祷
▶ 主催者挨拶：佐野豊 町長
主催者挨拶：北竜町・佐野豊 町長
今日は大勢の皆さんそして小学校の皆さんにご参加戴きましたことを心から感謝とお礼を申し上げます。
また大変お忙しい中、沼田警察署・岡田署長をはじめ、大勢のご来賓の方々にご参列戴き心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
皆さんご存知の通り、北竜町は、２７５号線と２３３号線の２本の国道が東西南北に交差しております。非常に交通量が多くて、通過車両による交通事故も多い道路です。
そんな中、本日の夜中０時をもちまして、悲願であった交通事故死ゼロ３,０００日を達成いたしました。このことは、交通安全に大変なご理解を戴いている町民の皆様のお陰であります。また交通安全運動に携わっている多くの関係者の皆様の努力のお陰だと思っています。改めて感謝と御礼を申し上げます。
今日は、交通事故死ゼロ３,０００日達成記念ということで、北海道警察音楽隊の演奏やカラーガート隊の踊りが行われます。
北竜町はひまわり祭りもオープンし、街中が黄色に染まり、一番活気づく時期となります。
一方では、交通量が益々増えて参ります。
目標であった３,０００日は達成いたしましたので、これからは４,０００日、５,０００日をめざして、粛々とその日を迎えていきたいと思います。町民の皆さんと一丸となって、交通安全の推進を心からお願い申し上げて、開会の挨拶とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。
▶ 主催者挨拶：北竜町交通安全協会・板垣義一 会長
北竜町交通安全協会・板垣義一 会長
今日は沢山の皆さんご参加戴いたことを心よりお礼申し上げます。
交通事故死とは、昨日まで元気だった方がなんの前触れも無く、亡くなってしまいます。とても悲惨な出来事です。
北竜町では、平生１９年５月以降より交通事故死ゼロが続き、今日交通事故死ゼロ３,０００日達成の日を迎えました。関係機関の皆様、町民の皆様の交通安全に対する意識の高さ故だと思います。そのためにいろんな呼びかけを行っております。今年は交通安全の旗にノースドラゴンが描かれています。これからも目先を変えながら、様々な取り組みを行っていきたいと思います。
今後共、死亡事故の無い、安心安全な町を目指して、皆様方のより一層のご協をお願い申し上げて、挨拶の言葉と致します。今日はありがとうございました。
▶ 来賓挨拶：北竜町議会・佐々木康宏 議長
北竜町議会・佐々木康宏 議長より、交通事故死ゼロ３,０００日達成を祝して、参加者の皆さん全員で「万歳一唱」が行われました。
北竜町議会・佐々木康宏 議長
交通事故死ゼロ３,０００日達成を祝して「万歳一唱」
▶ 来賓祝辞：沼田警察署・岡田勝博 署長
来賓祝辞：沼田警察署・岡田勝博 署長
本日交通事故死ゼロ３,０００日達成おめでとうございます。
この日を迎えられたのは、ひとえに北竜町の数多くの関係者の皆様の活発な各種活動の賜物です。
これからも事故死ゼロの最大の努力をして頂きたいと思っております。今後交通事故で痛ましい犠牲者がでないように、そして我々も北竜町を守るために更なる努力を続けて参りますので、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。最後に北竜町の益々のご発展とご健勝を祈念してお祝いの挨拶といたします。本日は誠におめでとうございます。
▶ 来賓祝辞：沼田地区交通安全協会連合会・山田英次 会長
沼田地区交通安全協会連合会・山田英次 会長
本日交通事故死ゼロ３,０００日達成を心よりお祝い申し上げます。
ひとえに板垣義一 会長をはじめ、行政の皆様、町民の皆様が一丸になって成し遂げた結果だと思います。
１,０００日達成から、２,０００日、そして３,０００日達成という良き日をめでたく迎えることができ、この場でお祝いをさせて頂けることを光栄に思います。
北竜町は、国道２７５号と２３３号の交差する大変交通量の多い道路が控えております。今後も事故のない町であることを願っております。
事故死ゼロ３,０００日を心よりお祝いし、皆様のご健勝、北竜町のご発展をご祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。
真竜小学校の生徒さん達が達成を祝して初参加
▶ ご来賓の紹介
祝辞に続き、ご来賓の皆様が紹介されました。
北竜町議会・佐々木康宏 議長、沼田警察署・岡田勝博 署長、沼田地区交通安全協会連合会会・山田英次 会長、きたそらち農業協同組合・北清裕邦 北竜地区代表理事、北竜土地改良区・近江博信 理事長、北竜町商工会・二上肇 副会長、北竜町建設業協会・藤岡靖士 副会長、北竜町教育委員会・本多一志 教育長、北竜町交通安全協会・前田博之 元会長 、沼田警察署地域・交通係・瀧田聡 係長、沼田警察署和駐在所・富所秀樹 所長、沼田警察署碧水駐在所・山本智寛 所長、沼田地区交通安全協会連合会・池川和行 事務局長
▶ 決意表明：北竜町青年代表・小松修 様（ＪＡきたそらち青年部北竜支部支部長）
決意表明：北竜町青年代表・小松修 様（ＪＡきたそらち青年部北竜支部支部長）
本日北竜町交通安全の日町民集会に際し、青年を代表して決意を表明いたします。
毎日のように、悲惨な交通事故のニュースが報じられております。特に飲酒運転や薬物使用による悲惨な交通事故が大きな社会問題となっており、運転者のモラルについても問われている所です。
飲酒運転や薬物を使用した運転は、重大事故に直結する極めて悪質危険な行為であり、捕まらなければ大丈夫という安易な考え方を払拭し、犯罪であるという認識をしっかり持たなければなりません。
私達は生活の中で、車はなくてはならないものです。
交通事故のない安全で快適な社会の実現は、私達の願いであり、私達若者が率先して地域における交通安全のモラルと意識を高め、広めていくことが必要だと思います。
本日交通事故死ゼロ３,０００日を迎え、今後も継続して交通事故をおこさないために、スピードと自分の心をコントロールし、人と車に優しい譲り合いの気持ちを大切にして、思いやりの心を持って運転することを決意いたします。
平生２７年７月２１日 北竜町青年代表 小松修
▶ 大会宣言：北竜町女性代表・後藤友子様（ＪＡきたそらち女性部北竜支部支部長）
大会宣言：北竜町女性代表・後藤友子様（ＪＡきたそらち女性部北竜支部支部長）
交通事故のない安全で住み良い町づくりは、私達町民の心からの願いです。
交通事故により尊い命が失われることは、その朝まで元気だった家族がもう帰ってこないという、受け入れがたい出来事です。飲酒運転や薬物使用による悲惨な事故が後を経ちません。
そのような中、本日をもって北竜町は、交通事故死ゼロ３,０００日を達成いたしました。今後も事故のない町を目指し、北竜町交通安全の日町民集会において、私達女性は、命の尊さと交通安全の大切さを改めて認識し、家庭そして地域全体で、次に掲げる目標を推進していくことを宣言します。
一、私達は車に乗る時、載せる時にシートベルト、チャイルドシートの全席着用をすすめます
一、私達は飲酒運転は絶対にしない・させない・許さないを徹底し、飲酒運転を根絶していきます
一、私達は、自転車利用者が交通事故の被害者や加害者にならないように自転車の安全な乗り方を広めていきます
一、私達は、交通事故ゼロを実現するため、交通安全は家庭からを基本として、家族で交通安全について話し合い、
家族一人ひとりが、交通安全を誓い合い実践します
以上、交通事故のない町づくりのために宣言いたします。
平成２７年７月２１日 北竜町女性代表 後藤友子
▶ 閉会宣言：北竜町交通安全協会・中島則明 副会長
閉会宣言：北竜町交通安全協会・中島則明 副会長
北竜町交通安全協会・中島則明 副会長より閉会宣言が行われ、閉会となりました。
この後、北竜町改善センター体育館に場所を移し、１３時４０分より、北海道警察音楽隊の演奏とカラーガード隊の演技が披露されました。
▶ 北海道警察音楽隊 演奏会
司会進行：北竜町住民課・細川直洋 課長補佐
北海道警察音楽隊
１９５６年（昭和３１年）に本部音楽隊が発足し、今年で５９年目を迎えます。音楽隊は、警察本部広報課に所属し、交通安全運動や防犯運動などのパレードや演奏会などの道内各地で演奏活動を行っています。
今回は、「オリーブの首飾り」「ドラエモン主題歌・夢を叶えてドラえもん」「あまちゃん」「ごちそんさん・雨のち晴れるや」「マッサンの麦の歌」等が演奏されました。
ステージドリルでは、カラーガード隊によるフラッグ演技、ポンポン演技、音楽隊員によるシンバルパフォーマンスなどなど息の合った演奏がリズミカルにかつ華麗に続き、沢山の観客を魅了しました。
音楽隊とカラーガード
そして、天使と悪魔が戦って交通事故防止を呼びかける音楽劇「飲んだら乗らない」は、小学生に大好評で笑い声が飛び交いました。
Youtube動画 北海道警察音楽隊・音楽劇「飲んだら乗らない」
北竜町役場職員による花束贈呈
▶ ジャンボ人の波運動
北竜町役場住民課の職員の皆さんが旗を配ります
北竜町交通安全協会・交通安全指導員の皆さん
町民集会参加者全員、和保育園園児、真竜小学校生徒、北竜中学校生徒らがおよそ４００人が参加しての「ジャンボ人の波運動」が展開されました。
ひまわり咲ちゃんも参加
「スピードダウン」「全席シートベルト着用」「ゆっくり走ろう」「飲酒運転根絶」などと書かれた交通安全の旗を掲げ、通過する車両に呼びかけました。
交通安全を呼びかけます
交通安全街頭啓発運動は、真竜神社前から和保育園までの国道２７５号線沿い、約４００メートルに渡り、約２０分間程続けられました。
心ひとつに、守りぬいていく交通ルール。
８年の時を越え、交通事故死ゼロ３０００日の栄光を、
皆で分かち合い、命の尊さを実感する町民集会に、
大いなる尊敬と感謝と祈りをこめて。。。
交通安全町民集会＠北竜町公民館
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・北竜町交通安全町民集会・ジャンボ人の波運動 2014 の開催（2014年7月18日）
◇ 撮影・編集＝寺内昇 取材・文＝寺内郁子
