2010年8月8日(日) 北竜町ひまわりの里・特設ステージにて、空知太鼓連盟創作太鼓演奏会が開催されました。空知太鼓連盟(工藤晃敬会長)の9団体、総勢110名が集い奏でます。 オープニングを飾る演奏曲は、空知太鼓連盟合同演奏による「北のにぎわい」。満開のひまわり畑を背に響き渡る和太鼓の音色は豪快です。. 合同演奏による「北のにぎわい」@空知太鼓連盟創作太鼓演奏会 そして、空知太鼓連盟・山田守副会長のご挨拶の後、3時間半に及ぶ演奏会のスタート。 トップバッターは、北竜太鼓(北竜町)。2003年の設立から、17年を迎える北竜太鼓です。 赤平火太鼓保存会(赤平市)、和太鼓会鼓春(美唄市)、躍進滝川太鼓保存会(滝川市)、ほろむい太鼓同志会(岩見沢市)、栗山みのり太鼓(栗山町)、西町茜太鼓鼓だぬき(岩見沢市)、そして、栗沢太鼓同志会&北竜有志組(岩見沢市)、南町わらべ太鼓(岩見沢市)と演奏は続きます。 和太鼓は、使用する太鼓の胴の長さや大きさ、皮の張り具合によって、音の響きが微妙に変化するという大変繊細な日本古来の和楽器です。 その音色は、人間の心臓の鼓動にも似て、息遣いのように聞こえてきます。 繰り返される一定のリズム。。。 ある時は、湖畔のさざ波、ある時は、大海原を駆け巡る大波。。。 嵐を呼び起こす雷や稲妻であったり。。。 フィナーレの合同統一曲「北海山彦」。総勢100名で叩く和太鼓の響き。 この日、曇り空の合間、一瞬にして差し込んできた太陽の光。 その光の中、胸の奥深く打ちたたかれていく鼓動に合わせて、大きな螺旋を描きながら大空高く舞い上がる龍の姿。。。 威勢のよい掛け声とともに、打ち鳴らす太鼓の響きとともに伝わってくる熱い想い。。。 躍動感溢れるエネルギーに心から感動しました。 親から子へと、日本古来の伝統音楽・和太鼓にのせて、世代を超えて受け継がれていく地域愛。 神様からの伝言でもあるかのように伝わってくる和太鼓の響きに 偉大なる尊敬と感謝と愛をこめて。。。 フィナーレの合同統一曲「北海山彦」@空知太鼓連盟創作太鼓演奏会 ◇ いくこ&のぼる |