2012年3月12日(月)
3月11日(日)、東日本大震災発生から一周忌を迎えたこの日、全国各地で追悼イベントが開催されました。
「みどり琴の会(代表・浅野久美子さん)」は、北竜町碧水地区にある生きがいセンターで、月4回・毎週木曜日(冬期:14時45分~、夏期:19時~)、大正琴の練習を行なっています。 現在の会員数は12名。ベテラン揃いのメンバーは、明るくて活動的な方々。新年度から、若い新メンバー入会という嬉しいニュースも舞い込んでいるそうです。フレッシュパワーが加わって、さらにパワフルな楽しいサークルになりそうですね。 今回の発表会「欣燁会(きんようかい)」は、深川市に在住する小林千加子先生がご指導する5つのグループが集まり開催されたもの。 会場は深川市中央公民館。2階の受付には、用意されたパンフレットと共にカラフルなたくさんのキャンディーが添えられていました。舞台に飾られて華麗なるフラワーアレンジメントが、会場全体を色鮮やかに包み込んでいます。
小林先生は、深川市を中心に大正琴のご指導をされていて、平成元年から練習をスタート。
まずはじめに、小林先生のご挨拶。
お稽古を始めて、24年目、四半世紀。 いい年を重ねながら、皆さん、本当に一生懸命お稽古をしてきました。 何年続けても、毎年新しい曲をもらった時は、皆さん「一年生」の気持ちになって、 新しい曲に真剣に取り組んでいきます。 難しい曲に懸命に取り組みながら、1年に一回の発表会に向けて練習を続け、 皆で一緒にやり抜いていく達成感が得られることを目標に頑張っています。 集合した時は、楽しそうにお喋りしながら、おやつを戴きながら、 和気あいあいと練習に励んでいらっしゃる皆さん。 私は、皆さんと一緒にこうして楽しい雰囲気の中でお稽古できることを、 いつも感謝し、幸せに感じています。 今日は、東日本大震災の1周忌を迎えます。 テレビから流れてくる映像を目にするたびに、心が苦しくなります。 たくさんの人々が、辛い想いを胸に抱いて生活していらっしゃることでしょう。 人々はそれぞれに、日々の生活の中で苦しいこと、悲しいこと、 たくさんのことを感じながら過ごしています。 そうしたさまざまな困難を乗り越え、少しでも楽しく、明るく生きていこうと努力するのです。 今日一日が楽しく、明日も頑張っていこうという気持ちになれるような、 そんな一日にしたいと思っております。 小林先生は、音楽仲間のグループの方々とバンドを組んで、ベースを担当されているミュージシャン。 若くて素敵な小林先生の明るさが、みなさんを楽しい、素晴らしい琴の音に導いているように感じられました。
エレキギターのような迫力に満ちた大正琴の演奏のスタートです。
全員演奏のメロディに合わせ、会場の皆さん全員で合唱。弦の音色と歌声とが響き合い、大きな和音となって広がっていきました。
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100年の時を超えて奏でられる大正琴の音色
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