JAきたそらち・パックご飯「ひまわりライス・うりゅうまい・ふかがわまい」新発売!産地ブランド米を使った完全無添加・ガス釜炊き・手盛りでふっくら

2019/01/16 0:35 に 寺内昇 が投稿   [ 2019/10/23 17:28 に更新しました ]
2019年1月16日(水)

この度、JAきたそらちにて、3ブランド米「深川本所・ふかがわまい(ふっくりんこ)、北竜支所・北竜ひまわりライス(きたくりん)、雨竜支所・うりゅう米(ななつぼし)」、それぞれのブランド米を使ったパックご飯が新発売となりました。


3ブランド「深川本所:ふかがわまい、北竜支所:ひまわりライス、雨竜支所:うりゅう米」パックご飯 
3ブランド「深川本所:ふかがわまい、北竜支所:ひまわりライス、雨竜支所:うりゅう米」パックご飯

ガス窯炊き・手盛りのご飯粒がわかるパックご飯 
ガス窯炊き・手盛りのご飯粒がわかるふっくらパックご飯



開発経緯

1月15日(火)、企画・開発にあたったJAきたそらち雨竜支所・高木真樹 調査役に、JAきたそらち北竜支所にてお話を伺いました。高木さんは、北竜支所に勤務中、アグリファイター・ノースドラゴンを企画実施されたアイディアマンです。 JA北竜支所・星野忠雄 支所長、同営農課・篠永雄一 課長、同営農課・渡辺拓也 主査も同席されました。


JAきたそらち北竜支所にて 
JAきたそらち北竜支所にて


「JAきたそらちにて、パックご飯を開発し、この度新販売することになりました。JAきたそらちの3つのブランド米『深川本所・ふかがわまい(ふっくりんこ)、北竜支所・北竜ひまわりライス(きたくりん)、雨竜支所・うりゅう米(ななつぼし)』それぞれのブランド米を使ったパックご飯を開発しました。

JAきたそらちにおいて、統一ブランドで、それぞれの地域産米が使われるのは初めての試みです。地域産米パックご飯シリーズとして販売を開始しました」。

開発のきっかけ

「日本全国にお米の対面販売にでかけているとき、高齢のおばあさんが『わたしぁ一人だし、もう歳なんでお米は炊かん。ご飯はいつもこれじゃ』と指を指したのが、パックご飯でした。『だけど、あんまりおいしくないんだ』とお話されたおばあちゃんの言葉がとても印象に残りました。なんとか、美味しいパックご飯を、地元のブランド米で作ることができないかと思案していました。3年間の構想を経て、今回なんとか開発にこぎつけることができました。

まず、パック詰めを依頼できる工場を見つけるのに苦労しました。散々探したあげく、JAきたそらち北竜支所の取引先から紹介された、新潟県十日町市の(株)こしじ販売さんとの出会いがありました。実際に、新潟県十日町市に出向き、(株)こしじ販売工場を訪問し、色々お話を伺ってきました」。


 パックご飯の製造は(株)こしじ販売(新潟県十日町市)

「こしじ販売さんでは、米の卸業・精米販売・パックご飯・もちの加工等を行っています。以前、お客さまからパックご飯の要望があり自社工場を建設。以後自社でパックご飯を販売しています。

こしじ販売さんでは、新潟県産コシヒカリなどを中心に扱っており、北海道産米のパックご飯の製造委託を受けるのは初めてとのこと。時間をかけて、北海道産米の試し炊きを何度も繰り返して、やっと製造までたどり着くことができました」。


ご飯パックを企画したJAきたそらち雨竜支所・高木真樹 調査役 
ご飯パックを企画されたJAきたそらち雨竜支所・高木真樹 調査役

製造におけるこだわり

「こしじ販売さんに製造依頼した大きな理由が3つあります。

1.完全無添加

3ブランド米は、生産者が手間暇かけて減農薬・化学肥料も抑えて作ったお米でなので、出来上がったお米に添加物をいれるのに疑問を持っていました。そこで、完全無添加で製造しているこしじ販売さんにたどり着くことができました。

2.高火力のガス釜炊き

2つ目のこだわりが『炊飯』。こしじ販売さんの工場では、炊飯器の中でも美味しく炊ける『ガス窯』の高火力で炊き上げています。自宅の炊飯器で炊いたご飯と同様、またはそれ以上の美味しさで、パックご飯がいただけるところが特徴です。

3.手でのパック詰め

3つ目のこだわりは『パック詰め』。通常の工場のように、機械でご飯を詰めるとご飯が潰れてしまいます。こしじ販売さんでは、機械はもちろん、しゃもじさえ使わずに、すべて手で詰めます。炊き上がったご飯のふっくら感を保って、ご飯をつぶさないようにされています。

 安全な栽培にこだわったパックご飯は初めて

取引先の店舗を回って、このパックご飯を紹介したところ『産地ブランド米の栽培方法(低農薬米、イエスクリーン)等、安全な栽培にこだわったパックご飯は今までにない』と、大変興味を持ってくださいました。

防災意識も高まっていることもあり、レンジだけでなく、電気を使わずにガスで湯煎で温めることができるパックご飯としても需要が高まると考えています」。


ご飯パックからブランド米の販売増加へつなげたい

このパックご飯をきっかけに、JAきたそらちのそれぞれの地域のブランド米を知ってもらい、本来のお米の販売が増加するように頑張りたいと思います」。


3ブランドのJAきたそらちご飯パック 
3ブランドのJAきたそらちご飯パック

賞味期限6か月・お召し上がり方

・賞味期限6か月
・電子レンジ2分(フィルムを容器の角より4cm位はがして鮮度保持剤を取り出して2分間加熱
・湯煎で15分(熱湯にフィルムをはがさずに15分以上加熱)


製造所:(株)こしじ販売(新潟県十日町市) 
製造所:(株)こしじ販売(新潟県十日町市)

販売している場所

・標準小売価格:1パック200g入り250円(税込み)
・北竜町・雨竜町では、ふるさと納税の返礼品とする方向で検討中

道の駅ライスランドふかがわ参考ページ >>

・準備でき次第、販売開始の予定

サンフラワーパーク北竜温泉・ショップ参考ページ >>


ご飯パック「ひまわりライス」サンフラワーパーク北竜温泉 
ご飯パック「ひまわりライス」サンフラワーパーク北竜温泉

サンフラワーパーク北竜温泉 
サンフラワーパーク北竜温泉(北竜町)

道の駅うりゅう・ショップホームページ >>


ご飯パック「うりゅう米」道の駅うりゅう 
ご飯パック「うりゅう米」道の駅うりゅう

道の駅うりゅう(雨竜町) 
道の駅うりゅう(雨竜町)

 お取引にご関心のある皆さま:お気軽にJAきたそらち販売部までご連絡ください

・JAきたそらち(きたそらち農業協同組合)販売部
 〒074-0022 北海道深川市北光町1丁目10番10号
 Tel:0164-22-6600(代表) ホームページ >>


真心こめて栽培した大切な地域のブランド米を、お米をつぶさないように丁寧に手作業でパック詰めしていく完全無添加のパックご飯に、大いなる尊敬と感謝と祈りをこめて。。。


北海道新聞深川支局・矢野旦 記者も取材 
北海道新聞深川支局・矢野旦 記者も取材

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◇ 撮影・編集=寺内昇 取材・文=寺内郁子