2011年6月17日(金)
抜けるような青空が広がる中、北竜町ひまわりすいか部会で、毎週行われる巡回糖度検査の初回が行われました。
巡回糖度検査とは、北竜町のひまわりすいか生産者自らが、自分達に課している徹底した品質管理の仕組みです。北竜町産のひまわりすいかが、いつでも、どの生産者のすいかでも、消費者の皆さんに美味しく食べていただけるように検査が行われます。
巡回糖度検査@ひまわりすいか部会(北竜町)
ひまわりすいかの初出荷が始まると、毎週金曜日の朝7時に、生産者15戸の農家全員が、瑞穂営農集団多目的研修集会施設に集合。
まず、一人の生産者のところへ、全員が参加して試し切り。すいかの着果日、重さ(規格)、糖度、熟度などの検査を行います。
その後、農家15戸が3班に分かれ、各班が割り振られた農家を巡回しました。
糖度や熟度の数値によって、収穫の適切な時期を判断。糖度が数値に達しない場合は、収穫時期を数日後に遅らせます。それでも糖度が足りないものは、廃棄処分にするとのこと。徹底した厳しい検査と管理が繰り返されるのです。
巡回検査が終了後は、集会施設に集合し、出来具合、肥料、病害などについての意見交換が活発に取り交わされます。
こうした集まりでの話し合いは、すいかの品質向上に繋がる大切な情報交換の場であり、研鑽の場になっています。
ひまわりすいかの統一された甘さや美味しさは、生産者が自ら品質を確保する努力によって育まれているのです。
左:着花日を示す着花棒を目印に採取 右;重さ(規格)測定
左:糖度の測定器 右:すいかの汁を測定器に垂らします
尽きることのない、美味しさへの追求、
たくさんの飽くなき努力と忍耐力が結び合い、ひとつの偉大なるパワーを生み出す、
命の神秘に輝く、幸せのひまわりすいかさんに、
限りない尊敬と感動と感謝をこめて。。。
全戸(15戸)が集合。 3班に分かれて自分以外のひまわりすいかを検査します
◇ いくこ&のぼる
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