2011年5月24日(火) 今春は、天候が不順で雨が多いこともあり、作物の栽培がかなり困難を極めています。 そんな中、ファームトゥモロウでは、3年目を迎える露地栽培のアスパラガスの収穫がはじまりました。
アスバラの苗は、1~2年は収穫を控えて株を充実させ、3年目から本格的な収穫に入ります。 一度植えると、10年くらいは収穫を続けられるそうです。 ファームトゥモロウでは、土居さんが考案された独自の方法を取り入れていらっしゃいます。アスパラの露地栽培時、手作りのコの字型の支柱を立てて、ビニールのトンネルで覆う方法です。このビニール被覆は、保温効果と霜予防に大きな効果を示します。 支柱は、廃材となったハウスの支柱を、露地の幅に合わせて曲げてあります。出来上がった支柱を等間隔に立て、2~3年使用して不要になったビニールハウスのビニールを切って、それで覆います。 支柱のところで、クリップでビニールを止めます。収穫時は、片側のビニールを持ち上げて、開口部を作り、そこから収穫します。 このビニールで覆う方法は、ビニールハウス栽培と露地栽培の中間のような栽培方法で、土居さんオリジナル。 アスバラガスの収穫は、長さが26cmに達したものから切り取ります。長さを確認しながら、26cmの長さの針金の付いたハサミで根元からチョッキン。太さの大小によっても分別していきます。 毎日朝晩、6月末まで収穫が続きます。その後、翌年に備え、根に充分に栄養をいき渡らせて大きく成長させていきます。 アスバラガスは、ビタミン、カリウム、鉄分などが豊富で栄養満点な野菜。 太陽の恵みをいっぱいに浴びて、 力強く、エネルギッシュに成長するアスパラガス、 取れたての極上の美味しさに 、 限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。 ◆ 参考・特集記事 ・有機栽培トマトの小さな実が膨らみました@ファームトゥモロウ(2011年5月12日) ◇ いくこ&のぼる ◆(有)ファームトゥモロウ(代表取締役社長・土居健一) 〒078-2516 北海道雨竜郡北竜町字西川31の3 Tel: 0164-34-2618 |