「黄朽葉色(きくちばいろ)」 まわりの山々が紅葉・黄葉し、 さらさらと散りゆく落ち葉が大地を覆い始める頃、 野の草々も秋の装いで草紅葉。。。 そんな紅葉真っ盛りの中、初雪がちらちらと舞い降りて、 葉っぱたちは、太陽の光を透かして、ますます色鮮やかに輝きを放つ。。。 朽ちて散りゆく枯葉の、儚くも、物悲しい様には、 何故か温かさえ感じられるような、静かに佇む永遠の美しさが宿る。。。 老いていく美しさの中に、 土に帰り、再び蘇る命の輝きが感じられる季節です。
「黄朽葉色(きくちばいろ)」(撮影:2014年10月30日)
神無月の五(10月の5)
◆ 黄朽葉色(きくちばいろ)<出典:和色大辞典>
◆ 北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)
◇ いくこ&のぼる