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北竜町の彩どり・神無月の三「月白(げっぱく)」

2014/10/16 14:48 に 寺内昇 が投稿   [ 2015/01/04 2:25 に更新しました ]
2014年10月17日(金)

「月白(げっぱく)」

秋の山々が霧に霞んで「月白」に染まり、
水墨画のような世界が広がっています。

「月白」は、白い月の光に青いベールがかかったような白色。

霧かすむ山々の風景は、
月の光がベールに包まれたような神秘な世界。
それは、白と黒の間を彷徨い、
混ざり合いながら存在する無限の空間。

この色彩のない風景は、
見る人の心によって明るさが異なって描かれる。。。

霧の向こうに光の輝きが見えてきそうな明るさが秘められた灰色・・・
闇に沈んでしまいそうな暗さが潜んでいるような灰色・・・

目に移る風景の色は、自分の心の色。。。

さて、今日の心の色は、
どんな色に染まっているのでしょうか。。。


月白(げっぱく) 
月白の世界(撮影:2014年10月7日)


神無月の三(10月の3)  神無月の三(10月の3)


月白(げっぱく)<出典:和色大辞典


北竜町の彩どり 2014(2014年「北竜町の彩どり」ページです)


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