2014年1月1日(水)
新年あけましておめでとうございます。 昨年は消防業務に対しまして特段なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
今年は「午」年です。昔は農家であれば農作業用に必ず馬を飼っていました。私の家でも50年近く前まで飼っていましたが、耕運機を購入したために売られていくときに、走っているトラックの荷台から飛び降りて家に戻ってこようとしたとの話を、父から以前に聞いたことがあります。
「これはただ事でない」と馬が思ったのかどうかはわかりませんが、人も突然「ただ事でない」事態にあうことがあります。新年早々おめでたい話ではありませんが、お正月に多いのが餅などをのどに詰まらせたり、帰省中に環境が変わったことで、持病が悪化することがあります。このような時にはいち早く119番で救急車を要請しましょう。
また応急手当ての方法や心肺蘇生法(心臓マッサージ・人工呼吸)や、AED(自動体外式除細動器)の使い方も覚えておくと「ただ事でない」時にも落ち善いて対応することができます。
北竜消防では、定期的に消防庁舎において防火教室を開催しており、その中でAEDの使い方も合めた心肺蘇生法についてのお話もしています。また、実践的な訓練を通じて確実に心肺蘇生法をマスターしていただく普通救命講習(3時間講習)も毎年行っており今年は2月上旬頃に一般の方を対象に開催を予定しています。町内会配布文書で申込用紙を配布させていただき、防災無線でもご案内をいたしますので、皆さんのご参加をお待ちしています。
この他ご要望に応じて防火教室や普通救命講習等の出張講習を随時開催していますので、お気軽に北竜支署予防係(電話0164−34−2200)にご相談ください。
昨年は北竜町内で2件の火災が残念ながら発生しました。今年は一年間無火災で平和な年でありますよう心から願い、消防も町民の皆さんのお役に立てるようこれからも一生懸命頑張ってまいりますので、ご協力とご指導をよろしくお願いいたします。(滝本)
『広報ほくりゅう』2014年1月号(No.581)より抜粋
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