『ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン』の報告・最高のひまわりすいかの栽培を目指して!

2025年2月21日(金)

2月18日(火)、北竜町役場町長室にて、ひまわりすいか生産組合・高田秋光 組合長、佐藤孝介さんによる『ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン』が、佐々木康宏町長に提出・報告されました。

『ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン』

ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン
ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン

『ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン』は、北竜町ひまわりすいか生産組合の新規就農者が生産者として自立できるようになるための体制を、北竜町・生産組合・指導農家・研修生の立場から定義し、それぞれの協力体制を構築することを目的として定めたものです。

質の高い研修、障害となる問題(免責事項)、関係者各所が負うべき責任と役割、各協力体制等が丁寧に定義されています。

ガイドラインを佐々木町長に説明・報告
ガイドラインを佐々木町長に説明・報告

佐藤孝介さんのお話

佐藤孝介さん
佐藤孝介さん

「このガイドラインは、あくまでもファーストステップであり、その先に目的があります。

まず、就職者が就職先選びの際、その不安を解消する施策と、生産組合の魅力あるアピールポイントを提示。

更に、情報発信によって、北竜町のこれまでの40年の農業実績やブランド力をアピールし、今以上に強化する必要性を感じます。

研修内容やサポート体制を充実させ、リスクとなっている部分をしっかりと定めることによって、弱点が逆に強みになります。

この強みをアピールする仕組みづくりとして、『北竜町ホームページ』や『北竜町ポータル』で町の魅了をアピールすると共に、更に詳しく充実した紙媒体のパンフレットを作成し配布したいと考えています。

結果として信用・信頼が増して更なる新規就農の応募の増加に繋げたいと思います」と、説明する佐藤さん。

高田秋光 組合長のお話

高田秋光 組合長
高田秋光 組合長

「これまで北竜町を訪れた研修生たちの目線は視野が広く、様々な視点から北竜町の魅力を感じ取っています。

私は、北竜町で研修した若者たちの繋がりを大切にしています。今でも連絡を取り合っている若者は何人もいます。その都度話を聞き、親身に相談に乗って、自分の子どものように世話をして繋がっています。

今問題点となっているのが、新規就農のスタート時点での土地の準備です。これまで、以前からずっと指摘されています。うちのファームでは新規就農者用の土地(8反)を準備しています。新規就農者が自立するための土地として借地し、1箇所確保しました。

また、新規就農者の研修期間中に、実習生が一緒に研修できるような育苗施設も準備しています。

現在、土地を探すとき、家・納屋付きとなるとかなり難しくなっています。しかし、遠隔監視装置や、ビニールハウスコントロールシステム(開閉の自動化・遠隔監視・遠隔操作システム等をスマホで操作可能システム)により、町場の住宅でも、監視や操作可能となることを前提に、受け入れ体制を構築する必要性を実感しています」と様々な提案をする高田さん。

佐々木康宏 町長のお言葉

佐々木康宏町長
佐々木康宏町長

「町としても、4月から全面的にホームページを改良していきます。とても良い時期に素晴らしい提案をしてくださいました。町としても可能な限り協力していきたいと思います。最高のひまわりすいかの栽培を期待しています!」と佐々木町長。

ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン報告
ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン報告

町全体でしっかりとした体制を構築して信頼性を深め、新規就農者研修をサポートしていく『ひまわりすいか新規就農者研修ガイドライン』に、北竜町の農業の発展を心よりご祈念申し上げます。

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◇ 取材・文章:寺内郁子(撮影・編集協力:寺内昇)

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