2025年1月1日(祝)
年頭のご挨拶 北竜町議会議長 中村尚一
メッセージ
町民の皆様には、令和7年の新春をご家族共々ご壮健で迎えられましたことと拝察し、心よりお慶び申し上げます。
昨年は元日から、能登地方では大規模地震が発生し、9月には豪雨災害が発生しました。また、全国的にも地震や暴風、線状降水帯による豪雨など数多くの被害が報告されました。被災地の皆様には、改めてお悔やみとお見舞いを申し上げます。本町においては、大きな自然災害もなく経過しました。11月には、防災備蓄倉庫が完成し、万が一の有事の際に対応するための準備が整いました。
農業におきましては米の在庫不足により、ふるさと納税の要望に応えることが難しくなり、夏には米売り場から米がなくなるという事態となりました。昨年の作況は「やや良」という結果でしたが、品薄感から米の単価は高騰しました。しかし、生産者にとって再生産のためには必要ですし、永年の低価格は農業後継者不足の一因であったものと思われます。さらには、安価な単粒種の輸入という情報も流れており自給率の向上が叫ばれている中、現況に逆行しているものと思われます。本町においては、貴重なふるさと納税のメイン産品となる米の確保のためJAと協議していく必要があります。
4月には、空知中央バス運行の深川北竜線が廃止となり、2年間、滝川方面対応のため追分停留所への連絡運行を行っていた路線を、妹背牛への運行に変更しました。滝川方面・深川方面へ中央バス及びJRへの連絡としましたが、まだ課題はあるようです。スクールバスを含めた町内路線乗り合いタクシーなど地域公共交通を総合的に構築していく必要があります。
議会においては「欠員議会」といわれましたが、年明け早々の補選において、二人の新人及び元職の立候補によ定数を満たすことができました。様々な形でご尽力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。議員のなり手不足が全国的に課題となっています。報酬を上げるべきとも指摘されておりますが、それだけが要因ではないと思います。今後、誰もがなりたいと思える、議会活動を進めていく所存です。議会に対するご意見や要望、ご指導を賜りますようお願いいたします。本町には更に様々な問題・課題が山積しています。町民の皆様一人一人が住んでいて良かったと思える町づくりのため、議員一同十分議論を重ね鋭意努力してまいります。
結びに、町民各位のご健勝ご繁栄を心より念願し年頭のご挨拶といたします。
議員の皆さんから一言
- 尾崎圭子 副議長:新たな年、皆様豊かな一年を過ごされますように
- 沖野学 議員 :議員二年目になります。更に頑張っていきます
- 林佳子 議員 :今後も、日々精進してまいります
- 寺垣信晃 議員 :両人対酌山花開 一杯一杯復一杯
- 佐藤稔 議員 :町の発展のため議員活動に頑張ります
- 木村和雄 議員 :北竜町の立地条件を伸ばす町づくりを進めます
- 澤田正人 議員 :議会は楽しい。若い力を待っています
議会事務局から一言
- 髙橋淳 事務局長:議会へのご意見をお寄せください。今年もよろしくお願いします
- 藤田奈都希 書記:今年もよろしくご指導をお願いします
<『広報ほくりゅう』2025年1月号・No.713より抜粋>
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