２０２４年８月１６日（金）
８月１２日（月）、「北海道北竜町 まちのインターン 2024〜北海道で２週間暮らして働く〜」のオリエンテーションが、サンフラワーパークホテル多目的ホール（２階）にて開催されました。
北海道北竜町 まちのインターン 2024
ＳＮＳを使った公募に応募したインターン大学生の応募者数は６０名超。最終的に選ばれたインターンの大学生は１０名（居住地：東京都、京都府、埼玉県、神奈川県、兵庫県、宮城県、愛媛県等）。
学生が就業体験を通して、働くイメージを実感し、地域住民との交流や生活体験を通じて、町の魅力に気づき地域への就職などに繋がっていくことを目的としています。
８月１２日（月）より２４日（土）までの２週間、北竜町内で、農業・建設業・行政（９団体）に分かれて就業を体験することとなりました。
- 主催：北竜町役場
○ 担当：北竜町企画振興課・川本弥生 課長、森千晶 参事 - みなさんのサポーター：
○ 一般社団法人 つながる地域づくり研究所（岡山県岡山市）
林和弘 様、一井暁子 様
○ 株式会社 はたらこらぼ（岡山県岡山市）
日下章子 様、長内涼 様
オリエンテーション
オリエンテーションでは、佐々木康宏 町長の歓迎のご挨拶、参加者の自己紹介、インターン概要説明、北竜町の紹介が行われました。
佐々木康宏 町長より歓迎のご挨拶
「ようこそ北竜町へ！ 今年の北竜町は、過去一番暑いかもしれません。今日はそんな暑い日でした。
１０名の皆さんが、この１,６００名の小さな町に来ていただき感謝しています。子どもたちからお年寄りまで、できるだけいろんな町民と巡り合っていただきたいと思います。
ひまわりは、シーズン終わりかけの状態ですが、ひまわりの里は、甲子園球場の５.９個分になる２３haに、２００万本のひまわりの畑が広がっています。
ひまわり栽培は、昭和５４年から始まっています。北竜町は、稲作中心の農業の町です。国の農業政策により、お米の栽培を半分にし、転作の作物としてひまわり栽培をはじめたのが始まりです。
今から４５年前、当時青年達が立ち上がり、ひまわり栽培がスタート。栽培開始５年後に『産業農業まつり』から『ひまわりまつり』に名前を変更しました。『ひまわりまつり』がスタートして、今年で３８回目を迎えています。
毎年ひまわりは開花時期を計算して植えていますが、年々開花が早まっています。どうぞ、ひまわりの里一面に広がるひまわりを見てください。
ひまわりの花言葉は『あなたは素晴らしい』という他人を褒める、他人を想いやるという意味を持つものです。
１０人の皆さん、これから２週間、自分を高めるための研修ではありますが、隣の人、いろんな人を見て、他の人を褒めてあげるような、優しい心持ちの中で研修を行っていただければ、本当に嬉しいと思っています。
２週間ずっと見ていますので、何かあったら必ず言ってください。
とても楽しみにしています。もし、ご縁があれば、北竜町のことも考えていただければ、さらに幸せに思います。ありがとうございます。宜しくお願いいたします」と、佐々木町長。
ひまわりのまちづくり・北竜町の紹介
北竜町企画振興課・森千晶 参事
北竜町の概要、ひまわりとの出会い、町民一丸となったまちづくり、サンフラワーパーク構想、ひまわり油製品開発、北竜町の特産品、北竜町ひまわりライス（第４６回日本農業賞集団の部大賞受賞）、北竜町立やわら保育園などについて丁寧な説明がありました。

北竜町内の受け入れ先（グループ全員で順番に就業）
農業編：４名
- 株式会社 高田：スイカの収穫、スイカの出荷業務、すいかまつりでの販売
- 株式会社 北竜振興公社：直売所での農産物の販売
- 農事組合法人 ほのか：ハウスの片付け、ハウスの解体、草取り
- 農業組合法人 豊竜農場：除草剤の散布、米の乾燥施設の清掃、草取り
- 加藤亮さん：花卉の収穫、選花作業
建設業：４名
- NPO法人 ひまわり：安全講習の受講、施工管理業務、安全パトロール、作業補助（道具の運搬、修繕作業）
- 株式会社 北興建設：測量、書類作成、写真の整理、作業補助（写真撮影、道具の運搬）
- 株式会社 北創：現場の後片付け・清掃
行政編：２名
- 北竜町役場：ホームページの分析・改善提案等
交流イベント
- 町長等との夕食会
- 盆踊り・花火大会（ひまわりの里）：各自自由参加
- そば食楽部北竜さんによる蕎麦打ち体験：任意参加
- 竜トピア（北竜町のまちづくり団体）との懇親会
- 関係者とのおつかれさま会（サンフラワーパークホテル宴会場）
８月２４日（土）最終日の修了式
- サンフラワーパークホテル多目的ホール（2F）にて修了式
- アンケート記入、参加証授与、感想共有後解散
宿泊先
- 農業体験宿泊施設 うえる・かる（女性）
- サンフラワーパークホテル（男性）
人口2,100人・高齢化率40%の元気に輝く町の「今」をお届けします。ひまわりのように明るく家族が 和（やわら）ぐ北竜町…
「北海道北竜町 まちのインターン」に参加した理由
- 去年大学卒業後、教職課程で取り終えていない課程があったので、別の大学で残った単位を修了しました。
北竜町のインターンに参加した切っ掛けは、兄が先日函館で結婚いたしまして、その影響で北海道に魅力を感じSNSを見て応募しました。趣味は小学校１年生からずっと剣道をやってます。よろしくお願いします
- 今回参加した理由は、大学の間に何か仕事を経験したいという想いと、北海道にも興味があったので応募させていただきました
- 出身は神奈川県です。来年春から働くにあたって、地方に関心があり、またエネルギーを専攻していて地方創生に関係するので、地方の方々と触れ合って、様々なことを確かめられればいいなと思い参加しました
- 出身は東京です。建築学科に所属しているので、建築以外の土木などを経験してみたかったので応募しました
- 文学部４年で、建築農機具メーカーへの就職がすでに決まっている状態です。就職前に、農業の知識や建築などの知識を増やした上で就職できるようにと思い、今回応募させていただきました
- 東京出身で、今は京都に住んでいます。サークルで毎年北海道に来ていたり、友人が休学して北海道でYOUTUBEを始めたりと、何かしら北海道と縁があります。北海道には魅力があり、興味があります。また、将来的に町づくり系の仕事に就きたいと思っています。そうした仕事に活かす為に、実際に地方で滞在して、その町についてじっくり観察して経験したいと思いました
- もともと工学部にいましたが、今年から農学部に入ったところ、農業実験が多く、実際に農業を通して、生産者の方々との触れ合う機会が少ないと感じていました。自分でどこかに行かなきゃと探していたところ、SNSでまちのインターンサイトを見つけて、参加させていただくことになりました。いっぱい勉強したいと思っています。宜しくお願いいたします
オリエンテーション終了後は、サンフラワーホテル内の施設・整備案内を実施。
その後、車で移動し町内ツアー（ひまわりまつり、和地区、セイコーマート、眺望の丘などを周りました。
北竜町の魅力発見で、たくさんの町民の方々と繋がり、若者たちの未来がより一層輝く「北海道北竜町 まちづくりインターン 2024」に限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ 取材・文章：寺内郁子（撮影・編集協力：寺内昇）
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