新老人の会・北海道支部フォーラム・日野原重明先生100歳記念講演会に感動!

2011/04/20 23:46 に 寺内昇 が投稿   [ 2011/05/29 0:23 に更新しました ]
2010年9月10日(金)

新老人の会・北海道支部フォーラム・日野原重明先生100歳記念講演会が開催されました(共催:財団法人ライフプランニングセンター「新老人の会」・北海道支部、後援:札幌市・札幌市教育委員会・北海道新聞・朝日新聞北海道支社・読売新聞北海道支社・毎日新聞北海道支社)。

1,000人収容可能な札幌プリンスホテル国際館パミール(北海道札幌市)の会場は、お祝いに駆けつけた方々であふれていました。

聖路加国際病院名誉院長・日野原重明先生は、1911年(明治44年)10月4日生まれ、今年数えで百歳をお迎えになられます。100年に一回という、有り難くも貴重な「日野原重明先生100歳記念講演会」です。


記念講演会(新老人の会北海道支部フォーラム)
記念講演会(新老人の会北海道支部フォーラム)


日野原重明が会長を務められる「新老人の会」は、2001年1月に設立されました。組織は、世話人会、本部事務局、地方事務局で構成されています。

九州支部が設立されて以来、現在、北海道から沖縄まで全国35支部(海外2支部)、会員数11,500名と年々活動が広がっています。

海道支部は、2002年12月に設立。設立以来8年間、世話人をなさっていらっしゃる干場一(ほしばはじめ)さん(81歳)は、私達を北竜町に導いてくださった干場功さんのお兄様です。

今年3月に私達が北竜町に移住して以来、干場一さんにはいろいろなことでお世話になっております。優しいお言葉とあたたかなお心遣いで、私達を見守り支えてくださる素晴らしい方です。いつも尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

干場一さんは、北竜町役場の助役を務められ、また北竜町にパークゴルフを創設されました。8月に行われた第57回北竜町民体育大会では、北竜町体育協会功労賞を授賞されていらっしゃいます。

ォーラムは、新老人の会北海道支部・世話人代表・方波見康雄(かたばみやすお)さんのご挨拶で開会。お元気な現在を物語る、若き日の日野原先生のエピソードの数々をご紹介いただきました。

続いて始まった第1部は、ホルン四重奏グループ「アンサンブル・ハイスアンケル」の演奏。

元札幌交響楽団ホルン奏者の吉田充さんを中心とした、札幌在住の4人のホルンアンサンブルの演奏です。世界で一番難しい金管楽器であるとも言われているホルンの重厚な音色とともに、スイスの民族楽器であるアルプホルンの牧歌的な深い音色を混じえての演奏の数々。

はじめてお目にかかるアルプホルンは、約2m以上もありそうな長い木管楽器。先端のラッパ状開口部には、綺麗な花模様が描かれています。

自然倍音列を奏でるアルプホルンの音色は、牛を呼び集めるための牛飼いの合図のような、まるでスイスの牧場を感じさせる、のどかで牧歌的なメロディです。心和む幸せなひととき。。。


休憩を挟んで、第2部は本部事務局長・石清水由起子さんのご挨拶。3つの生きがい(愛、創造、忍耐)をモットーとして、全国各地で地域に根ざした社会活動をおこなっている「新老人の会」の活動内容についてのお話でした。


記念講演会 新老人の会北海道支部・世話人代表・方波見康雄(かたばみやすお)さん

熱心に聞き入る約1,000名の参加者 新老人の会本部事務局長・石清水由起子さん


して、お元気パワー漲る日野原先生登場です。
いつもお忙しく飛び回っていらっしゃる日野原先生は、最近、ドイツから戻られたばかりという驚きのお元気ぶり。

訪問されたその町は、ドイツ、バイエルンアルプスの山麓にある、人口5,000人の小さな町・オーバーアマガウ (Oberammergau)。その町で続けられている「キリスト受難劇」。

この劇は10年毎に上演されています。今年2010年は、町で41回目の上演にあたる貴重な年。

この劇が始まった経緯は、1633年に遡ります。近隣の街でペストが大流行したとき「もし絶滅から免れたならば、私たちの主イエス・キリストの苦難と死と復活の劇を永久に演じます」と住民は神に誓いを立てました。その時、ペストの蔓延は終焉し、住民は約束通り1634年より劇を始めました。

この劇は町の人々で上演されるもので、5月から10月までのおよそ4か月間、毎日、120回上演されます。エルサレム入城から復活までの模様を、朝9時から午後6時まで、3時間の休憩を除いて6時間上演し続けられる野外劇なのです。

「次回の2020年、110歳のときには訪問できないかもしれないので、今年、この町を訪れました」とおっしゃる日野原先生。

そのお話を伺っただけでも、驚きの連続。百歳を迎えられる日野原先生のお元気さと素晴らしい活動力に深く感動です。

そして、日野原先生が制作に至った「葉っぱのフレディ」ミュージカル。自然循環する命の尊さを物語るお話です。お医者さんになっていなければ、ピアノ奏者として、音楽家になられていたという不思議な才能についてお話等等。。。

人間の生き方についてのお話へと続きます。
生きがいに必要な要件として、希望設定、人との接触を大切にする。健康的生活をして、趣味を楽しむ。友情や恋愛を大切にし、ボランティア活動を勤しむ。そして責任のある仕事を継続していく。。。


ホルン四重奏グループ「アンサンブル・ハイスアンケル」 アップホルンの見事な装飾

アルプホルンの演奏・ホルン四重奏グループ「アンサンブル・ハイスアンケル」 3分割できるアルプホルン


野原先生のたくさんの素晴らしいお言葉は、私達の心を穏やかに平和に導いてくださいました。

・自分を織り成す環境の中で、人との出会いを大切にして、前向きに生きていく

・精一杯生きている今日という日を見つめよう

・五世紀のインドの劇作家・カーリダーサの詩「黎明への挨拶」

昨日は夢に過ぎない 明日は幻でしかない 
精一杯に生きた今日は
すべての昨日を幸せな愛に替え
すべての明日を希望の幻と化す

だから今日という日を見つめよう

黎明への挨拶とはこのことなのだ


・逆風に向かって前進する、勇気ある生き方

逆風にむかって前進するヨットの姿に似て、

人は逆風の力を利用して、

目指す船路のゴールに達することができる


・希望と愛の種を悩む友の心の中に蒔きましょう

・哲人皇帝 マルクス・アウレリウスの『自省録』神谷美恵子訳

つかの間、自然の摂理に身を委ね
静かに旅の終わりを迎えるがよい
オリーブの実が熟して落ちる時

支え続けた枝を祝し、

いのちを受けた幹に感謝をするように


干場一さん(81歳・ほしばはじめ)(新老人の会北海道支部世話人)
ここに導いてくださった干場一さん(81歳)に心より感謝いたします


人と人との交わる世界の中で、逆風に向かって前進する勇気ある心。

相手を許し、相手の幸福を願う心。

与えられた命に感謝する心。

そして、今日の幸せを感じる心。



太陽のような日野原先生の温かい御心に導かれ、

与えられた命の尊さに感謝し、

今この瞬間、心から味わうことができた喜びと幸せに

償の愛と感謝と笑顔をこめて。。。


 いくこ&のぼる

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