2012年6月28日(木)
6月24日(日)、平成24年度「さっぽろ北竜祭」が、札幌サンプラザ 2階・高砂の間で行われました。
北竜町より議員の方々、役場の職員の方々など21名の参加を含め、出席者総勢99名。
12卓の円テーブルを囲んで、盛大な祝宴となりました。この度は、有り難くも、私達も参加させて戴くこととなりました。
会場の札幌サンプラザ (撮影:2012年6月24日)
さっぽろ北竜会は、50年の歴史を重ねる北竜町出身の方々の交流会。1962年(昭和37年)頃、北竜町から札幌圏に移住された方々が、情報交換や交流を深めるための会合を持ったことが原点となりスタートした会です。
司会進行は、能澤正明様です。
▶ 元会長・後藤俊 様のご冥福をお祈りして黙祷
後藤俊 様(2012年5月14日御逝去・享年84歳)は、1984年から22年間、会長を歴任。その後、顧問として、さっぽろ北竜会のシンボルの作成、記念誌の発行、北竜町のふる里農園の実施など、交流を深めるための運営・指導にあたられ、数々の功績を残されました。
後藤俊様の長年のご尽力に対し、深い敬意と感謝を申し上げるとともに、安らかなるご冥福をお祈りし、皆さん一同で黙祷いたしました。
▶ 小西会長挨拶、来賓挨拶
・さっぽろ北竜会・小西秀雄 会長の開会のご挨拶
皆様へのお礼と感謝のお言葉、後藤俊 様へのご冥福をお祈りし、そして杉本忠 様へのお祝いを述べられました。
混沌とした世の中において、一瞬だけ雑務を忘れて、この『さっぽろ北竜祭』で皆様とともに楽しいひとときを過ごして戴きたいと思います。皆様のご健勝とご発展を心よりお祈りいたしております。
と丁寧なお言葉で述べられました。
続いて、北竜町長・佐野豊様、サッポロビール北海道本社 営業部専任部長・井上和男様のお言葉を戴きました。
・北竜町・佐野豊 町長ご挨拶
さっぽろ北竜会の皆様のあたたかいご支援に対し、深い感謝の意を表します。
北竜町では、爽やかな空気の中、ひまわりすいか、ひまわりメロンの初出荷がはじまっております。農業の町、ひまわりの町である北竜町は、今まさに活気づいた季節を迎えております。
今年北竜町は、開町120年を迎えます。先人の方々のご尽力に感謝し、北竜町の発展を期して、9月1日(土)に120年記念式展を計画しております。
会長であられた後藤俊 先生のご冥福をお祈りし、「瑞宝双光章」という天皇陛下から授けられる名誉ある勲章を受賞された杉本忠 様の偉大なるご功績に対し心よりお祝い申し上げます。
さっぽろ北竜会の限りない発展と、出席の皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。
と佐野 町長の心のこもったお言葉が述べられました。
左:さっぽろ北竜会・小西秀雄 会長 右:北竜町・佐野豊 町長
▶ 杉本忠 様「瑞宝双光章」受賞の祝福と花束贈呈
この度、さっぽろ北竜会会員の杉本忠 様が「瑞宝双光章」を受賞されました。瑞宝双光章は、天皇陛下から授与される名誉ある勲章。
杉本忠様の長年にわたる消防団長として、地域の防火、防災に尽くされた偉大なるご功績に対し贈られたものです。
皆様一同で祝福し、花束贈呈がおこなわれました。
「瑞宝双光章」受賞・杉本忠 様
「さっぽろ北竜会」会場模様
・ご来賓・サッポロビール北海道本社・井上和男 営業専任部長のご挨拶:
さっぽろ北竜祭におよび戴き、誠にありがとうございます。我社サッポロビールは、創業136年を迎えます。
130年を機に6年前からお付き合いさせて戴いております。北海道で何ができるかを考え、町に根付いていくものをしっかりと築いていきたいと考えております。
今年は、北竜町の開町120年ということで、私達も微々たる力ではございますが、応援させていただきたいと思います。
毎年、7月21日(土)から8月15日(水)までさっぽろ大通り公園でビアガーデンが行われます。
今年は7月26日(木)に、佐野豊 町長にお越しいただき、北竜町のピーアールをなさるので、皆さんも8丁目の会場に足をお運び頂ければ幸いです。
私達サッポロビールは、これからもずっと、さっぽろ北竜会そして北竜町を応援させていただきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
来賓ご挨拶:
サッポロビール北海道本社・井上和男 営業専任部長
▶ 後藤俊様の娘さん・後藤諭宇子様より、皆様へのお礼のお言葉を戴き、続いて、北竜町議会議長・佐々木康宏様の「乾杯」の音頭で宴会がスタート。
豪華な中華料理が、次々に運ばれる中、北竜町から参加した人々の1分間スピーチ。
そして、ビール片手に、それぞれのテーブルを周り、懐かしい方々と楽しい会話が弾みます。
事務局・杉本功 様の「北竜町を離れて何年にもなりますが、見る夢は北竜町の夢ばかりです」とおっしゃったお言葉が、今も私達の心に残っています。
左:ご挨拶・後藤論宇子 様 右:乾杯・北竜町 佐々木康宏 議長
豪華なお料理の数々
▶ 太郎と花子の会(事務局長・沖田修さん)の歌と踊りと演奏
宴もたけなわ、和楽器による日本の歌と踊りが披露されました。出前演奏されたのは、「太郎と花子の会」のメンバーの皆さん。「太郎と花子の会」は、4年前、石狩市で結成された男性5人、女性11人による出前演奏のボランティアグループ。
この日は、三味線・尺八の和楽器伴奏で、歌と踊りの日本民謡6曲(九州炭坑節、黒田節、おてもやん、佐渡おけさ、おこさ節、安来節)をメドレーで披露してくださいました。
フィナーレは、「南京玉すだれ」。三味線のリズムや歌に合わせて、簾を軽やかに、釣竿、橋、しだれ柳、旗など様々な形に変化させていく様は、日本らしい心落ち着く風情を醸しだしています。
マジックのような鮮やかな動きに、皆さんびっくり!
和楽器による日本の唄と踊り(太郎と花子の会)
▶ 会場の皆さんで、「青い山脈」と「りんごの歌」を斉唱
参加者99名全員が、手を繋ぎ、ひとつの大きな輪になって、「ふるさと」を合唱。
北竜町を愛する皆さんの心がひとつになった瞬間でした。
左:司会の能澤正明 様 右:全員斉唱「ふるさと」
▶ 乾杯と一本締め
平林勇様による「乾杯」と「一本締め」。
最後を締めくくり、「いょぉ〜〜〜、ポン!」ありがとうございます!
今日のこの日、こうして、北竜町を愛する、素晴らしい方々に巡り会えたことに、心より感謝いたします。
左:全員斉唱「ふるさと」 右:閉会のご挨拶・平林勇 様
北竜町をこよなく愛し、故郷に想いを馳せる人々が
繋がり合い、心ひとつとなって
北竜町の発展と幸せを願うあたたかな真心に
限りない愛と感謝と笑顔をこめて。。。
左:北竜町旗 右:さっぽろ北竜会の旗
◇ いくこ&のぼる