2024年12月3日(月)
11月30日(土)14時、「ひまわりコーラスメモリアルコンサート Part10」が、北竜町公民館大ホールにて開催されました。
およそ100人の聴衆が駆けつける中、会場には素晴らしいハーモニーが会場全体に響き渡り、大きな感動の渦に包まれました。
10回を迎えるメモリアルコンサートでは、スペシャルゲストに「岩崎雄一 & 岩崎塾ウクレレ部」をお迎えし、楽しい明るい音色に心癒される素晴らしい演奏が繰り広げられました。
ひまわりコーラスメモリアルコンサート Part10
ひまわりコーラス・女声合唱団
ひまわりコーラス(藤井光子 団長)は、北竜町内外から参加する団員22人の女声合唱団。
合唱団は1989(平成元年)に結成し今年35年目。2011年(平成23年)からスタートした定期演奏会は、今年で10回目を迎えます。
2011年に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)における生命の大切さを忘れることなく、心に刻んでいこうという気持ちをこめて「メモリアルコンサート」と名付けられました。
指揮・テノール・山本徹淨 氏
秩父別在住、北海道教育大学札幌校卒業。秩父別町「常楽寺」住職の傍ら道内の教育機関や生涯学習団体の講師として活躍。2006年(平成18年)からひまわりコーラスの指導を担う。
ピアノ:鹿野友代 氏
深川市在住、北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース卒業。深川市を中心に演奏活動の他、深川市イルムの丘セントマーガレット教会及び旭川市ブルーミントンヒル教会の挙式オルガニストを担う。2014年(平成26年)からひまわりコーラスのピアニストとして活躍中。
岩崎塾ウクレレ部との共演
岩崎雄一氏、1997年(平成9年)より深川市に在住。山本徹淨氏とは、北海道深川西高等学校時代の同級生。
ライブバー「メルティングポット」(Facebook)を経営しながら、作詞・作曲、チャリティーライブの主催等で活躍中。
1974年(昭和49年)上京後、ピンキー&キラーズのパンチョ加賀美氏に師事。その後、八神純子のバックバンド参加などを経て、シンガーソングライターとしてデビュー。
1981年(昭和56年)にビクターオリジナルソングコンテストにて最優秀ヴォーカル賞受賞、2014年(平成26年)に楽曲提供したアルバムがレコード大賞企画賞受賞。
2017年(平成29年)頃より、岩崎氏の叔父が作成したウクレレに魅了され演奏を始め、現在は初心者向けワークショップ「岩崎塾ウクレレ部」を主宰。
岩崎雄一さん。昭和30年(1955年)生まれの69歳。剣淵町生まれの、お母様の故郷である深川市育ち。
佐々木康宏 町長と岩崎さんは深川西高校時代の先輩後輩の仲。佐々木町長が日本大学在学中は、上京されていた岩崎さんがご馳走されるなど、面倒見の良い親しい間柄だったとのこと。
「埼玉県飯能市の教員だった叔父が、クラッシクギターを作成していて、15年前からウクレレを作るようになりました。その頃連絡を取る中で、ウクレレ演奏を進められました。
小学校の頃、ウクレレが流行っていて母が弾いていました。「南国の夜」「幸せはここに」等、ハワイアン歌手である大橋節夫さんの時代です。
ギターは小学校の頃からライフワークのように弾いていました。ウクレレは10年くらい前から弾くようになり、多くの人々にウクレレの楽しさを広めようと活動開始。7〜8年前からギター&ウクレレを教え始めました。
音楽生活が長かったので、地元の人々に経験を伝えることをライフワークにしてきました。
現在のメンバーは10人くらいです。弾きながら歌うフォークソングやソロウクレレなど月2回程のレッスンを実施。初心者を中心に指導しています。生の演奏の楽しさを伝え、ウクレレ人口を増やしたいと思っています」と優しい笑顔でお話くださった岩崎雄一さんです。
MC(マスターオブセレモニー)を務める杉本育子さん
受付にて笑顔でお出迎え
Mọi người tại địa điểm
第一部:〜ひまわりコーラスの一年〜
- 女声合唱とピアノのための「あなたへのうた」より:
栗原寛 作詞・大藤史 作曲・高橋直誠 編曲
- MC 杉本育子さん:
「皆様、こんにちは!今日は、お足元の悪い中、私達のメモリアルコンサートにお越しいただき、誠にありがとうございます。今回は、私達の歌はもちろんですが、ウクレレの演奏もありますので、いつもよりさらに楽しんでいただけるかと思います。
指揮は山本徹淨 先生。ミニ情報として、先生の好きな食べ物はカレーライス、好きな作曲家はベートーベンだそうです。
そしてピアノは鹿野友代さん。好きな食べ物はチョコレート、好きなピアノ曲は、ラヴェルの ピアノ協奏曲ト長調 だそうです。
音響は、『深川コンサート・フォーラム』のお二人です。この方々無しでは、私達の演奏会はできないのではないかといっても過言ではないかと思います。本日は宜しくお願いします」
- hoa anh đào
- 星のゆめ
- あなたへのうた
- コーラスバックには、ステージスクリーンに「桜」の優美なる映像が映し出されています
- MC:次の曲は、中島みゆきさん曲で合唱曲としても人気のある「鶺鴒(せきれい)」と「ほうせんか」です。2曲続けて歌います
- 鶺鴒(せきれい):中島みゆき 作詞・作曲
- ほうせんか:中島みゆき 作詞・作曲
- ステージスクリーン「夕陽に染まる草原の風景」が哀愁をそそる
第二部:〜岩崎塾ウクレレ部の皆さんと一緒に〜
- MC:第二部は、岩崎塾ウクレレ部の皆さんと代表の岩崎雄一さん、山本先生、ひまわりコーラスでお送りいたします。観客の皆様も、身体を動かしたり、歌を口ずさんでいただいたりしてご参加ください
岩崎雄一さん
「深川からやってきました岩崎塾ウクレレ部です。私達は7年生・8年生、最近では3年生が参加してやっています。ウクレレを広めようとウクレレ練習をはじめました。
皆さんが知っているウクレレは、牧伸二の『あゝやんなっちゃった』くらいですよね。小さい頃(昭和30年代・40年代)に母がウクレレを弾いていました。『大橋節夫さん』のウクレレは知ってます? 知らないですよね。
今日は、ハワイアン以外に『枯葉』と『ユー・アー・マイ・サンシャイン』の2曲をお送りいたします。ウクレレで、ジャズ・スタンダード、シャンソン、アメリカン・ポップスなどにも対応できることを皆さんに聞いていただきたいと思います」と岩崎さん。
- 枯葉(ステージスクリーン:秋の葉画像)
- ユー・アー・マイ・サンシャイン(ステージスクリーン:ハート雲画集)
山本徹淨さんが登場し、岩崎雄一さんとの楽しい会話で盛り上がりました。
- 山本徹淨さん:
「岩崎さんとは、深川西高の同窓会のときに、何十年ぶりかにお会いし、一緒に何かやってみないという話になり、今回の共演が実現しました。私はコーラスを教えていますし、彼はウクレレの指導をしています。市民や町民に馴染む世界を作られているということで意気投合しました。
私が音楽を始めたのは高校3年生の夏からです。彼は、昔の市民会館の食堂で最新のエレクトーンを見事に弾きこなしていました。足と手を別々に動かして演奏していることに大変感動しました。
彼の演奏が『憧れ』となり、音楽への道を歩み始めました。失敗したり浪人したりして色々回り道をしながら現在に至っています。
今回は、『真夏の果実』の共演を考えました。そして『昭和の歌っていいよね』という話になって、もう2曲を加えることになりました」。
- 岩崎雄一さん:
「昭和のお父さんたちが知っている歌『ガラスのジョニー』『フィ−リング』の2曲をリラックスして聞いて下さい」。
- ガラスのジョニー(ステージスクリーン:レコードプレーヤー)
- フィーリング(ステージスクリーン:レコードプレーヤー)
- 真夏の果実(ステージスクリーン:浜辺画像)
ひまわりコーラス入場
- MC:ウクレレ部の皆さんとひまわりコーラスと一緒に共演してみたいと思います。「上を向いて歩こう」と「バラが咲いた」です。
- 上を向いて歩こう:ウクレレ部 & ひまわりコーラス(ステージスクリーン:星空画像)
- バラが咲いた:事前に配布された歌詞カードを見ながら聴衆の皆さんと一緒に合唱して盛り上がる(ステージスクリーン:赤いバラ画像)
花束贈呈:岩崎雄一さん
- MC:私達もウクレレの皆さんと共演するのが初めてで、とっても楽しかったです。
何回か練習を繰り返しましたが、今日は絶好調でしたね(笑)。
岩崎さんの素晴らしいおしゃべりは勉強になります(笑)。
岩崎塾代表・岩崎雄一さんにひまわりコーラス・深瀬アユミ 副団長より花束贈呈です。本日はありがとうございました!
第三部:〜ひまわりコーラスより感謝を込めて〜
- Đêm tối Tô Châu:西条八十 作詞・服部良一 作曲・山室紘一 編曲
(ステージスクリーン:水辺の街並み画像) - hoa anh đào:御木白日 作詞・大熊崇子 作曲
(ステージスクリーン:さくら画像動画)
- MC:次は山本先生の歌をお送りします。メキシコの曲で「インティマ」日本語に訳すると「いとしいひと」、スペイン語での歌唱となります
- 山本先生:この曲はメキシコの曲です。メキシコの9割の方はスペイン語を話すということで、スペイン語で歌わせていただきます。スクリーンに訳詞が出ますので、それを見ながら聞いていただければと思います
- いとしいひと(インティマ)Tata Nacho 作詞・作曲、山本徹淨氏 テノールソロ
(ステージスクリーン:薔薇の和訳付き画像)
- MC:そろそろ演奏会の終わりの時間が近づいてまいりました。次の2曲は、とてもメッセージ性の高い曲となっています。
「青葉の歌」は、作詞をされた方が、陽光にきらめく青葉に世界平和への想いを重ねて詩を書かれたと言われております。
そして「いのちの歌」は、私達が歌ってみたい曲ということで団員にアンケートを取ったところ、この「いのちの歌」が第一位となりました。
私達にとっても、とっても大切な曲です。この曲は、今から16年前のNHKの朝ドラ「だんだん」というドラマの中で、双子の茉奈佳奈ちゃん達が、劇中歌として歌っていました。作詞は竹内まりやさんです。「だんだん」とは、島根の方言で「ありがとう」を意味するそうです。
「青葉の歌」「いのちの歌」2曲続けてお聞きください
- 青葉の歌:小森香子 作詞・熊谷賢一 作曲
(ステージスクリーン:若葉画像) - bài hát của cuộc sống:Miyabi 作詞・村松崇継 作曲・横山潤子 編曲
(ステージスクリーン:ひまわりイラスト画像)
花束贈呈:山本徹淨 先生 & 鹿野友代さん
寺垣和子 副団長あいさつ
「本日は、お忙しい中、また足元の悪い中、私達の演奏会にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
2011年(平成23年)から始めた定期演奏会は今年で10回目を迎えることとなりました。
2011年に東北の震災があり、被災された方々より生命の尊さを学び、平穏な日常の生活が送れるありがたさを感じながら、気持ちを込めて歌ったのを思い出します。
その後、毎年恒例の演奏会になったにもかかわらず、毎回メモリアルコンサートと名付けているのは、このときの気持ちを忘れず、大切に思い、一年一年を心に刻んでいこうという気持ちがあるからです。
私達の演奏を楽しみにしてくださっている方々のために、これからもこのコンサートで、持てる力を存分に発揮できるように私達は歌い続けます。今後ともひまわりコーラスを宜しくお願いいたします。
ひとつだけお知らせです。プログラムの裏面に記載されている通り、現在団員を大募集しています。毎週木曜日夜7時より、こちらの大ホールで練習をしています。12月1月はお休みとなりますが、2月より活動予定となっています。まずは練習の様子を見にいらして、合唱のハーモニーの楽しさを経験していただければなぁと思います。団員一同心よりお待ちしています。
最後になりましたが、アンコールの声をいただきましたので、もう一曲、私達が歌い続けてきた大切な歌『カントリーロード』を、今日はゲストの皆さんと一緒に特別バージョンでお送りいたします。皆様もご一緒に歌ってください。本日は本当にありがとうございました」と寺垣和子 副団長。
アンコール曲:カントリー・ロード
ウクレレ部 & ひまわりコーラスと合同合唱
美しい歌声とハーモニーが響き渡り、鳴り止まぬ拍手と「ブラボー!!!」声援で、会場は感動の嵐!
- MC:今日は皆さんにお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
どうぞくれぐれもお忘れ物のございませんように、道中お気をつけておかえりください。
皆様のご健康と御多幸を心よりお祈りし、お別れをさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
この後、ひまわりコーラスの団員が皆様をお送りさせていただきます。どうぞ、ゆっくりとおかえりください
皆様をお見送り
結成後35年の時を超え、尊き魂の歌声を響かせ、生命の尊さを大切に歌い続ける、素敵な女声合唱団「ひまわりコーラス」に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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◇ Phỏng vấn và viết bài: Ikuko Terauchi (Hợp tác chụp ảnh và biên tập: Noboru Terauchi)